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2019年3月 5日 (火)

3/3山田朗さん講演会報告

山田朗さんの三郷での講演録です。
拙いメモですがアップします。
講演レジュメ全文は下でダウンロードできます。
映像も見れます。
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日本は過去とどう向き合ってきたか 未来のために今何が必要か
日時:2919年3月3日
場所:三郷市文化会館
講師:山田朗 明治大学教授
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憲法問題は歴史問題と絡む
マッカーサー三原則1.天皇制保持 2,戦争放棄 3,方向性
戦争放棄は天皇制保持とセットでの幣原総理の進言
歴史認識のギャップはなぜ生まれてくるのか?
立脚点が違うと異なった歴史認識が生まれる
日米の原爆の評価に違いがある。
原爆を使った側と使われた側の違いがある。

はじめにー報告の目的

①靖国問題
②従軍慰安婦
⑶徴用工問題

Ⅰ首相の靖国神社参拝がなぜ問題になるのか
①靖国問題
天皇の軍隊と郷土部隊の二重構造
「国事殉難者」旧幕府側の人は含まれてない。(西郷隆盛は祀られてない)
310万の内100万は除かれている
240万の人が祀られている。
1978年にA級戦犯祀られてから国際問題になった。

Ⅱ従軍慰安婦問題
歴史認識 宮澤 河野談話 村山談話

Ⅲ徴用工問題の根深さ
徴用工問題
1,戦中における朝鮮人労働力移入・「強制連行」
→兵力動員と軍需生産の拡大に伴う労働力不足
⑴日中戦争勃発
(2),労務動員計画に基づく労働力移入
第一段階1939-募集
第二段階1942-官斡旋
朝鮮総督府朝鮮労務協会による官主導の労務者斡旋募集開始
第三段階1944-
2,労働現場の実態
国民徴用令に基づく徴用 (2と3は朝鮮ではあまり区別していない)
(1 ),鉱山・炭鉱
タコ部屋労働
(2),松代大本営工事
(3),逃亡・抵抗
筑豊炭鉱 4割逃亡
3,強制労働・「強制連行」問題の本質
(1)法的根拠なき自由を奪われた強い拘束性
⑵参政権なし
(3)労働者募集のエスカレート

Ⅳ歴史認識はなぜ大切か
過去は現代を相対化する鏡
知恵の宝庫である歴史から未来を構想する
歴史認識の共通の土台を作る
戦後世代も戦争責任を受け止め歴史の掘り起こしに参加すべし

終りに
⑴自虐と反省は違う
→対話こそ平和創造の出発点
⑵欧米列強のアジア分断戦略を見据え近隣諸国との賢い付き合い方を考える
→近現代日本の歴史は、中国、朝鮮との付き合い方をを間違えてきた歴史

勝海舟は日清戦争最中に戦争に反対した。
中国には「卑下せず争わず」と
そういう気骨ある政治家が欲しい。
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Q&A
Q戦後世代の<戦争責任>論とは
A戦後責任と言った方が明確感がある。
Q1億総懺悔とならないか?どういう人が戦争を起こしたかを考える必要あるのでは
A全ての人に同じように責任があるとは言えないが「戦後責任」はある。
改憲案が通って戦争する国になって我々に責任がないとは言えない。
Q韓国に行った時に韓国の学生は勉強をしていると痛感した。
あなた達が悪いのではないと言われたが、まだ終わってない戦争を考えたい。
A戦争責任者を処罰すればいいのではない。歴史の掘り起こしが必要。被害者の声を大事にして活かして行かねばならない。
Q靖国神社の設計に関わった事がある。外国人が見れる施設を作りたいという問題意識を持って作った施設が「遊就館」。学者が関わらなかったので正しい歴史に基づいてない。慰霊の施設であって議論の結果の展示ではない。
A明治大学の生田校舎に人体実験施設あったので平和教育登戸研究所資料館を作っている。中野は中野学校の跡地。軍事施設の跡地しか 戦後大学用地が無かった為。
日本人が加害の歴史を残している事に来館する中国人は皆評価してくれる。
昭和館の学芸員が教え子。博物館は新しい時代を作る為に大事。
Qドイツでは親が何をやったかを聞く事から戦争責任追及が始まった。
共通教科書は作らないのか?
A日本でも60年代にドイツのような動きあった。
日中韓共通教科書は私の知る限り3種類ある。
以上です。


山田先生のご厚意により講演レジュメをダウンロード出来る事になりましたのでご希望の方はこちらからダウンロード下さい。

「2019.pdf」をダウンロード

こちらで映像も見れます。
https://www.youtube.com/watch?v=AzbKoFVz0eo&t=53s

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(私も書いています)


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2017年の大津留公彦の俳句
白木槿
「歌碑のある風景」を紹介します。
私も三郷市の万葉歌碑を紹介しています。