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おは!twitter俳句(若葉)と啄木祭

               

東京の啄木祭が終わりました。

佐藤勝さんが国際啄木学会東京支部長に就任されたこともあり国際啄木学会の関係者の方が多く見えていました。

詳細はこの前の記事をごらんください。

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2019年05月13日(月)

@twryossy 盛り上がる若葉の下に俳句的人間 公彦
2011年05月13日(金)
水滴を溜めし若葉の膨らみぬ 公彦

 

【今日の季語3423<501】若葉(わかば):初夏の植物季語。この時季の木々の葉は、いっせいにみずみずしい緑に染まる。「柿若葉」「藤若葉」などの個別名を添えた傍題も多い。◆不二ひとつうづみ残してわかばかな(蕪村)

 

【今日の季語3423:別記①】蕪村句「うづみ残して」の「うづみ」は「うづめ」の誤りではない。ウヅミは四段、ウヅメは下二段で、前者が先行する活用形式。ウヅメは中世に生まれたのが後に主流を占め、ウヅミは文語として使用されるようになった。

@twryossy 母の日や曽孫に会えぬ母なりし 公彦
2011年05月08日(日)
母の日やカーネーションうの鉢二つ 公彦

【今日の季語3422<496】母の日(ははのひ):初夏の生活季語。五月第二日曜日がこれにあたる。1908年にアメリカで母の愛に感謝を捧げる日として始まったのが、1913年に日本に導入され、戦後急速に一般化した。◆母の日のふはりと削る鰹節(北見さとる)

【今日の季語3422:別記】現在では鰹節といえば、パック詰めにされた製品に席巻(せっけん)され、木箱に鉋を仕込んだ削り器を使う家庭は稀少になったが、かつてはこれで鰹節を削り味噌汁の出汁などにするのが主婦の毎朝の仕事であった。

2019年05月11日(土)

@twryossy 宇佐神宮レースの日傘と白ハット 公彦
2011年05月11日(水)
風やわしレースのカーテン捲るかな 公彦

【今日の季語3421<499】レース:三夏の生活季語。編み糸で透かし模様を作った布地や編み地。衣類だけでなく日傘やカーテンなどにも用いられる。年中あるものだが視覚的な清涼感は夏にふさわしい。◆レース着て水の匂いをひるがえす(出口善子)

 

2019年05月10日(金)

@twryossy 草笛や父在りし日の土手浮かぶ 公彦
2011年05月10日(火)
草笛や「ひまわり」の地に哭く如し公彦
その音色をYouTubeでお楽しみいただけます。次をクリックなさってみて下さい。jp.youtube.com/watch?v=XZzRTe

【今日の季語3420<498】草笛(くさぶえ):三夏の生活季語。巻いた草木の葉を唇に当てて笛のような音を出す自然玩具。息の強さやあて方で音色を変えながら一曲が吹けるようになるにはかなりの練習が必要。◆からたちに来て草笛の曲変る(中戸川朝人)

【今日の季語3420:別記①】それまで吹いていたのから変わったという例句の「曲」が「からたちの花」であることは言を俟(ま)たないが、「花」まで含めると晩春の季となって「草笛」の季語としての出番はなくなる。「からたちに来て」としたのは巧妙な運辞。

【今日の季語3420:別記②】カラタチは中国原産のミカン科の植物で、万葉集歌にはこれに「枳」字をあてた例などがあり、古くから生垣や生薬用として栽植されていたことが知られる。

2019年05月09日(木)

@twryossy 平然と一所懸命みづすまし 公彦
2011年05月12日(木)
あめんぼや水に浮くにも涙あり 公彦

【今日の季語3418<500】水馬(あめんぼ):三夏の生類季語で「あめんぼう」とも。この水生昆虫の長い中脚と後脚の先には油性を帯びた剛毛が生えているので、水面に浮かんだり滑走したりできる。◆よき風を得て水馬のひと走り(岡澤康司)

【今日の季語3418:別記①】この虫名は、捕らえると飴の焦げたような匂いを発するところから出たもので《飴棒》の意に解されることが多いが、サクランボ(桜坊)やウリンボ(瓜坊)などと同じく、アメンボウ(飴坊)から出た擬人名語と見るのが妥当であろう。

【今日の季語3418:別記②】江戸の誹諧では「水馬」を「みづすまし」と読んでアメンボを指す呼称とするのが通例で両語に混乱があったことを示している。現行の歳時記でも「水澄し」を傍題とするが、生物学では別の甲虫を指すので誤解されやすい。

@twryossy 音もなくデクレシェンド松落葉 公彦
2011年05月09日(月)
人も葉も木っ端微塵や松落葉 公彦

【今日の季語3419<497】松落葉(まつおちば):初夏の植物季語で「散松葉」「松葉散る」などの傍題も。マツは常緑樹であるが、晩春に「松の芯」と呼ばれる新芽を伸ばし、それと入れ換えるように古い葉を少しずつ落とす。◆松落葉踏んで旧道なつかしむ(小野寺麦秋)

【今日の季語3419:別記①】単独では冬の季語として扱われる「落葉」が、「松」と組んで夏のものとなるところには、本題の対蹠的なおもしろさもある。

【今日の季語3419:別記②】芭蕉最期の吟「清瀧や波に散込む青松葉」は、夏の嵯峨で興行された付合の発句が心残りであったのを改めたものとされる。本句は「青松葉」に「散り込む」を併せたことによって、本題と同格の季語としてのはたらきが生まれた。

2019年05月08日(水)

【今日の季語3417:別記①】今日の例句には、「かくし味」とはさて何だろうと考えた後に、はたと膝を打つ仕掛けも隠されており、山門に入るを許されぬそのものもまた隠し物であったことに気付く。

【今日の季語3417:別記②】タケノコは古くはタカンナと呼ばれた。地表に頭を出した姿が巻貝を思わせるところから、それに擬えてタカ(竹)ニナ(蜷)と呼ばれたのが原形で、その後部要素語頭「ニ」の母音脱落によって撥音形タカンナに転じたものと見られる。

【今日の季語3417:別記③】この語には「たかうな」「たかむな」などの形もあるが、その「う」や「む」は、撥音を表すために後に生まれた「ん」の仮名がまだ普及していなかった時代に、その代理表記として選ばれたものであろう。

【今日の季語3417:別記④】これにあてる「筍」字は、意符「竹」に声符「旬」を併せた形声文字。「旬」には「上旬」などに見るように《十日間》の意があり、ジュンの音を常用とするが、これは日本の慣用音で、「旬の物」などに用いるシュンが本来の字音。

2019年05月07日(火)

@twryossy 筍飯たけのこは自分で採りしもの 公彦
2011年05月07日(土)
温かき筍飯被災者に届けたし 公彦

【今日の季語3417<495】筍飯(たけのこめし):初夏の生活季語。筍に油揚げや鶏肉などの具を加えて出汁で炊き込んだ飯には、その佳味と併せておかずを一緒に食べる利点ある。旬にあたるこの時季に欠かせない家庭料理の一つ。◆御僧達筍飯にかくし味(河野静雲)

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