青春の歌88(1980年の歌)(急性伝染性肝炎)
2019年5月6日(月)
青春の歌88(1980年の歌)(急性伝染性肝炎)
大津留公彦
ひげ面の医者をしばらく見続けり採られ行く血液あまりに多く
へパタイティスと聞きて辞書に見つけたる 予想もせざる肝炎の文字
伝染病なるが故に入院と即座に決めし医者はいさぎよし
寝る琴が唯一の治療と言われては朝・昼・夜といさぎよく寝る
「パパ早くよくなってね」と言い残す三歳半の娘は妻に似る
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