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おは!twitter俳句(水鉄砲)と「マクロ経済スライド」

老後資金2000万円必要という金融庁の報告書に続いて「マクロ経済スライド」は国民年金を25兆円から18兆円に7兆円も減らすものであることが党首討論で明らかになった。

「マクロ経済スライド」は廃止し富裕層への適正課税をすべきである。

この一週間の俳句と短歌である。

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2019年06月24日(月)

@twryossy 水鉄砲狙いを定め君を撃つ 公彦
2011年06月24日(金)
水鉄砲一人遊びで舟進め 公彦

【今日の季語3465<543】水鉄砲(みずでっぽう):三夏の生活季語。圧縮した空気の力で水を飛ばして遊ぶ子供用玩具。昔は竹筒に穴を開けて自作したのが、当今はピストルや機関銃をかたどったプラスチック製品に変容した。◆手を挙げて水鉄砲で撃たれけり(山田美代子)

【今日の季語3465:別記①】この玩具名が文献に出るのは思いの外古く、西鶴の『一日独吟千句』<1675>の付合に「力紙あて所涼しき風落(おち)て/水鉄炮や打よする波」とあるのが早い例にあたる。

【今日の季語3465:別記②】この武器の呼び名はすでに鎌倉期の文献に登場する。古くは「砲」に「鉋」や「炮」の字を用いるのが通例で、現行の表記はヘボン編『和英語林集成』(1867初版)の見出しに「鐵砲」とあるのが早く、幕末頃に始まるものと見られる。

【今日の季語3465:別記③】この語を用いた「鉄砲玉」や「豆鉄砲」などの呼称もすでに江戸期に使用例があり、生活に浸透していたことを示している。《当たれば最期となる》意から生まれた河豚汁の異名「鉄砲(汁)」もその一類。

この一周の花

 

2019年06月23日(日)

@twryossy 立葵笑顔の君の遥か上 公彦
2011年06月23日(木)
大雨に打たれて葵咲き上る 公彦

【今日の季語3464<542】花葵(はなあおい):仲夏の植物季語「葵」の傍題。アオイは植物学上は秋季の「木槿」や「芙蓉」も広く含む分類名にあたるが、季語としては本題や「立葵」「銭葵」などの個別種名を用いることが多い。◆こころ足る日は遠出せず花葵(福永耕二)

【今日の季語3464:別記①】アオイは、種子を食薬用として栽培されたフユアオイの古名で、後に葵祭や紋所に使用されるフタバアオイの呼称に転じた。これが現在のように鑑賞用のタチアオイの通称となるのは江戸期以降のこと。

【今日の季語3464:別記②】アオイは万葉集歌をはじめ、平安期の和歌にも「逢ふ日」の掛詞に用いられた例があることから、古くはアフヒと呼ばれたことが知られる。これが平安中期にアウヰを経てアヲヰに転じ、さらにアオイに変化して現在の語形が生まれた。

2019年06月22日(土)

@twryossy 夏至迎う田端の文士村を行く 公彦

【今日の季語3463<541】夏至(げし):二十四節気季語の一つ。「至」は《いたり》ではなく《きわみ》の字義にあたる。一年でもっとも昼が長く夜が短い。暦は今日から仲夏の後半に入る。◆鹿島槍夏至残光をかかげたり(小澤實)

2019年06月21日(金)

【今日の季語3462<540】花菖蒲(はなしょうぶ):仲夏の植物季語。「野花菖蒲」を園芸用に改良したもので水辺に栽培され大柄の多彩な花を咲かせる。観賞用の「菖蒲園」「菖蒲池」や「菖蒲見」などの生活季語も傍題に。◆花菖蒲風を捉へていよよ濃し(石川風女)

【今日の季語3462:別記①】例句の用いた「いよよ」は、物事が加速的に進展する意を表す古代の副詞で、同じ働きをするイヤの母音交替形イヨを重ねて強調したイヨイヨの縮約によって生まれたもの。

【今日の季語3462:別記②】この語は万葉集歌などの古代文献に見られるが、平安期以降には使用されなくなり、かえって原形のイヨイヨが通用の座を占めて現代に及んでいる。

【今日の季語3462:別記③】これは、古代日本語では、前項イヨの語末母音に後項イヨの語頭母音が重なる母音連続を回避する力が働いてイヨヨの形が生まれたものと見られる。

【今日の季語3462:別記④】ところが平安期にはその規制力が弱まった結果、同語反復による強調効果が優先されて原形のイヨイヨが再登場したものと解される。

【今日の季語3462:別記⑤】このような強調意識が働いて新たに生まれた語形として、最近若い世代を中心に通用度を高めている、副詞ホボの反復形ホボホボを挙げることができる。

2019年06月20日(木)

@twryossy Sの字に曲げられ岩魚焼かれけり 公彦
2011年06月20日(月)
二次句会岩魚の骨酒舐めながら 公彦

【今日の季語3461<539】岩魚(いわな):三夏の生類季語。山間部最上流の冷水域に生息するサケ科の淡水魚。水棲昆虫をはじめ、カエルなどの小動物、時には蛇までも食するほどの貪欲な肉食性を備えている。◆戸隠の神の炉に焼く岩魚かな(宮下翠舟)

【今日の季語3461:別記①】イハナの古称は《岩の間に棲む魚》の意から出たとされる。そのナは、ウヲ(魚)の通用形サカナの原義が「サカ(酒)ナ(肴)」の意であるのと同じく、副食物を表す《肴》から食用魚の意に転じたもの

【今日の季語3461:別記②】ナには一方に《菜》の意もあり、単独でそれぞれの意を表した例が万葉集歌などに見られる。中世には、これに接頭語を冠したマナ(真魚)に「御」を添えて《魚》の意を表す、オマナという女房詞も生まれた。

【今日の季語3461:別記③】マナイタ(俎)のマナにもこの語形が残存している。《魚や野菜の調理用具》を意味する「真魚(菜)板」が原義で、これに同義の漢語「俎」があてられて通用表記となった。

2019年06月19日(水)

@twryossy 清滝の滴りの夜の明けやらず 公彦
2011年06月16日(木)
滴りを聴きつつ二人の夜なりし 公彦

【今日の季語3460<535】滴(したた)り:湧き出た水がしずくとなってこぼれ落ちるさまをいう三夏の地理季語。同季別題「清水」と同様の清冽な印象が本意なので、雨垂や漏れ落ちる水道水などに用いるのは似合わしくない。◆したゝりの音の夕べとなりしかな(安住 敦)

【今日の季語3460:別記①】シタタリは動詞シタタルの名詞形にあたる。この動詞は江戸中期ごろまでは、第三拍が濁音のシタダルの形であった。『日葡辞書』本編<1603>の「Xitadari,u,atta(シタダリ,ル,ッタ)」のローマ字表記見出しはそのことを示す一例。

【今日の季語3460:別記②】芭蕉自筆本『おくの細道』<1693-94頃>に「谷道はるかに松杉くろく苔したゝりて」とある仮名表記には清濁の別が示されていないが、同時代の日本側の文献例に照らしても、当時はまだ濁音形シタダリを用いていたと見なされる。

2019年06月18日(火)

 

@twryossy 流れたり安里屋ユンタと夏の鴨 公彦
軽鴨の親子の列に突如雨 公彦

 

【今日の季語3459<537】夏鴨(なつがも):三夏の生類季語で「鴨涼し」とも。汎称の「鴨」は三冬の季語とされるが、渡りをせずに夏も姿を見せるところから「軽鴨(かるがも)」は本題としてこの別名を用いる。◆夏鴨を追はじと棹を取りなほす(上川井梨葉)

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