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2019年6月10日 (月)

おは!twitter 俳句(蝙蝠)と文団連総会

文団連の総会が終わった。

今年も共同議長を務めた。

いろんなジャンルの文化団体が集まり意見を交わすこの集まりは貴重である。

例年のごとく最後は俳句会となった総会交流会でも俳人が短歌を作ったり、歌人が俳句を作ったり、詩を連歌のようにつないで行ったり、音楽とコラボしたらどうかとか芸術分野をクロスオーバーする取り組みのアイデアが出された。

名古屋では短歌と生け花のコラボも行われている。

嘗てなかった斬新なコラボの取り組みをしてみたい。

総会記事

http://ootsuru.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-a91fad.html

ーー

この一週間の俳句と短歌です。

2019年06月10日(月)

 蝙蝠や銅山の過去伝え来る 公彦
2011年06月13日(月)

蝙蝠の飛んで義母には偽痛風 公彦

21分前

@twryossy

【今日の季語3451<532】蝙蝠(こうもり):三夏の生類季語で「かはほり」の古名や「蚊食い鳥」の別名も。飛翔の可能な唯一の哺乳類で、夏の夕方などに餌を求めて空を舞う姿が目に付くようになるところから当季の季語に。◆蝙蝠やひるも灯ともす楽屋口(永井荷風) 

【今日の季語3451:別記①】古名「かはほり」は現在ではカワホリと読まれるが、平安末期頃に編まれた観智院本『類聚名義抄』には「蝙蝠」に「カハボリ」の付訓があり、古くは第三拍が濁音であったこと示している。

【今日の季語3451:別記②】これに基づけば、古形カハボリがカワボリに転呼した後、第三拍のボがモに交替してカワモリに変化し、それがさらにカウモリを経て現代語のコウモりに至ったものであろう。

2019年06月09日(日)

額の花我が家にもあり他にもあり 公彦
2011年06月14日(火)
額の花関わりもなく咲きにけり 公彦

【今日の季語3450<533】額の花(がくのはな):仲夏の植物季語で「額紫陽花」あるいは単に「額」とも。淡青色の花の周囲を小さな装飾花が平たく縁取るさまが額縁を思わせるところからこの名が出た。◆数々のものに離れて額の花(赤尾兜子)

【今日の季語3450:別記①】古名アヂサヰはすでに万葉集歌に登場するが、本題の呼称は幕末期までの古辞書には姿を見せず、大槻文彦編『言海』<1884>に「がく」「がくあぢさゐ」の両項を掲げるのが早い例にあたる。

【今日の季語3450:別記②】上記の前項には「草ノ名。がくあぢさゐノ略」とあり、後項には漢字表記を示さず[花形、額面ノ如キニイフカ]とあるところから、語頭に「額」字をあてたのはこの辞書が最初と見られる。 包む植物器官名「ガク(萼)」を想定したためか。この呼称はすでに幕末期の『植学啓源』<1833>などの学術書に使用されており、その可能性もあり得る。

【今日の季語3450:別記③】大槻文彦が「額」字に疑いを残したのは、これとは別に、花弁を包む植物器官名「ガク(萼)」を想定したためか。この呼称はすでに幕末期の『植学啓源』<1833>などの学術書に使用されており、その可能性もあり得る。

2019年06月08日(土)

2018年06月20日(水)五月雨や娘が人を連れてくる 公彦
2017年06月26日(月)
五月雨や点検用紙庇いつつ 公彦
2011年06月11日(土)
五月雨も上がり原発に反対す 公彦
2010年06月20日(日)
さみだれの中呼びあえる猫二匹 公彦

さみだるる子規に恋句を見つけたり 公彦
子規には五月雨を詠んだ句が196句ある。
明治29年にこういう句があった。
五月雨やしとゞ濡れたる恋衣
今日も亦君返さじとさみだるゝ
子規には恋句が少ないと言われるがこれは恋句ではないだろうか。

【今日の季語3449<530】五月雨(さみだれ):仲夏の天文季語で「さつきあめ」の読みや「さみだる」の動詞形傍題も。旧暦五月頃に降り続く長雨を表すところから生まれた熟字表記に従う季題で古来名句が多い。◆さみだれのかくて暮れ行く月日かな(蕪村)

【今日の季語3449:別記①】サミダレは上代の文献には姿を見せないところから、この呼称が生まれたのは平安期以降のこととされる。古くは梅雨期に限らず、三日以上降る雨にはナガアメの総称を用いた。

【今日の季語3449:別記②】サミダレのサは、サツキ(五月)やサナヘ(早苗)・サヲトメ(五月少女・早乙女)などのサと同源で、サに「早」字をあてるようになったのは後代のこと。ミダレについては《乱れ》や《ミ(水)タレ(垂)》の意と説かれるが定かではない。

【今日の季語3449:別記③】ここでは数多い例句の中から、さほどは知られていない蕪村句を選んだ。梅雨の長雨に降り籠められて徒然と日を過ごす晴れやらぬ思いが、さらに過ぎ行く月日への思念に及ぶ、そのさまを「かくて」によって言外に潜めた。

2019年06月07日(金)

還暦を遥かに過ぎて鴫(しぎ)焼茄子 公彦
2011年06月07日(火) 焼き茄子を 吹きて食べたる 父なりき

【今日の季語3448<526】鴫焼茄子(しぎやきなす):三夏の生活季語で単に「鴫焼」とも。縦割りの皮付き茄子に山椒味噌を塗って軽く炙った江戸の庶民料理から出た呼び名で「焼茄子」あるいは「茄子焼く」の動詞形傍題も。◆たいていの皺これにあり焼茄子(岡井省二)

【今日の季語3448:別記①】「鴫焼」の名については、調理された茄子の形を鴫に見立てたことや、蔕(へた)の付いた茄子の形が鴫の頭部に似ているところに由来を求めたり、鴫肉を使った「鴫壷焼」に似せて作られた精進料理から出たと見るなどの諸説がある。

【今日の季語3448:別記②】例句の「焼茄子」は古形ナスビを用いて五拍語としたもの。ナスビをナスと呼んだのは室町期の『御湯殿上日記』に早い例があり、女房詞から出たものと見られるが、現在でも日本の東と西ではナスとナスビの地域的対立がある。

【今日の季語3448:別記③】例句の「焼茄子」はこれを味覚ではなく視覚面から捉えた。そこを「たいていの皺これにあり」と大胆に言い切ったところが絶妙。

2019年06月06日(木)

2014年06月06日(金)
孫植えし種既に吹き芒種かな 公彦
2013年06月05日(水)
芒種かな発言記録に「いいね」来る 公彦
2012年06月05日(火)
年金の計算しるき芒種かな 公彦
2011年06月06日(月)芒種なり父の靴下今日も履く 公彦
2010年06月06日(日)
田を無くし季節遅れて芒種かな 公彦

@twryossy 芒種の句十句並べて獺祭す 公彦
2018年06月06日(水)
芒種なり空に嬉しきこと一つ 公彦
2017年06月05日(月)顔を見て力む犬あり芒種かな 公彦
2016年06月05日(日)
歯痒さを噛み締めており芒種かな 公彦
2015年06月06日(土)
この会は成功させる芒種かな 公彦

【今日の季語3447<525】芒種(ぼうしゅ):二十四節気の一つ。「芒(のぎ)」は稲などの籾(もみ)の先にある針状の細毛のことで、そのような穀物を「種(うえ)る」意を表す。季節は今日から仲夏に入る。◆大灘を前に芒種の雨しとど(宇多喜代子)

2019年06月05日(水)

すんなりと竹皮を脱ぎおのこかな 公彦
2011年06月05日(日) 竹の皮脱ぎ捨てる如き孫笑う公彦

【今日の季語3446<524】竹の皮脱ぐ(たけのかわぬぐ):初夏の植物季語で「竹の皮散る」とも。筍の生長につれてその皮が自然に剥がれ落ちるのを人間の脱衣のさまに擬えて「脱ぐ」と捉えた。その「竹の皮」も傍題に。◆脱ぎ捨ててひとふし見せよ竹の皮(蕪村)

【今日の季語3446:別記①】かつては竹の皮で食物を包んだり、細く裂いて笠や草履などを編んだりした。剥がした筍の皮で梅干を三角形に包んでもらい、その隙間から酸っぱい汁を吸った思い出も。

【今日の季語3446:別記②】本題は「竹の皮ヲ脱ぐ」の文形に従うが、これを「竹皮を脱ぐ物書きて暮れしなり(大野林火)」のように「竹ガ皮を脱ぐ」の形に用いることもできる。

2019年06月04日(火)

 車への蜘蛛の糸切る夕間暮れ 公彦
2011年06月04日(土)
水滴を溜めて切れたり蜘蛛の糸 公彦

【今日の季語3445<523】蜘蛛の糸(くものいと):三夏の生類季語。「蜘蛛の網(い)」の傍題で「蜘蛛の網(あみ)」とも。網主の「蜘蛛」も同季別題にあたるが、その巣や糸にはそれとは異なる趣がある。◆天界とこの世を結ぶ蜘蛛の糸(星野 椿)

【今日の季語3445:別記①】多くの歳時記では、本題「くものい」の「い」に「囲(圍)」の漢字を用いるが、これは「囲」の字音イを借用した宛字表記にあたる。

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