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2019年9月24日 (火)

おは!twitter俳句(秋分)

台風15号の千葉の被害は大きなものとなった。

台風の右側だった千葉県は大きな被害が出たが左側だった我が埼玉県は被害は小さかった。

映像によると木造の電柱が多く見られたがこれは鉄柱にすべきだと思う。

かなり秋めいてきたので、また朝散歩を始めようかと思います。

ーー

この一週間の俳句と短歌です。

2019年09月23日(月)

秋彼岸両手合わせる墓の無く 公彦

2019年09月23日(月)秋分の日に資本論紐解きぬ 公彦
2018年09月23日(日)秋彼岸犬の水飲む音優し 公彦
2017年09月23日(土)秋分や勤しむことの大儀かな 公彦
2016年09月23日(金)電車空き乗り換え気付く秋分の日 公彦
2015年09月23日(水)秋分や鐘の音鈍く響きけり 公彦
2014年09月23日(火)寝汗かな秋分の日の朝にして 公彦
2013年09月23日(月)秋分やアロハのシャツを風通る 公彦
2012年09月22日(土)秋分や冷やした腹にて出勤す 公彦
2011年09月23日(金)秋分や ぎっくり腰の 朝昼夜 公彦

【今日の季語3556<634】秋分(しゅうぶん):二十四節気の一つ。太陽が秋分点を通過する時刻の名で別題「秋彼岸」の中日にあたる。今日から仲秋後半に入り、夜の長さが昼よりも長くなる「夜長」の時季を迎える。
◆秋分や雨にくぐもる人の声(金子つとむ)

2019年09月22日(日)

鰯雲流れ流れて行くばかり 公彦
会議終え鰯雲既に消え去りぬ 公彦
2011年09月09日(金)
鰯雲 人の命のごと 細し

【今日の季語3555<620】鰯雲(いわしぐも):三秋の天文季語で「鱗雲(うろこぐも)」とも。気象学でいう巻積雲の別名で、整然と配列する雲片の姿が鰯の群や魚鱗に似るところからこの名が生まれた。◆ひしめきて地に人住めり鰯雲(宇都木水晶花)

2019年09月21日(土)

 初鴨や刈られぬ田んぼの上を舞う 公彦
2011年9月21日(水)
鴨の来てぎっくり腰の痛さかな 公彦

【今日の季語3554<632】初鴨(はつかも):三秋の生類季語で「鴨渡る」「鴨来(きた)る」などの傍題も。単独の「鴨」は三冬の季語にあたるが、「初」を冠して渡りが始まる仲秋の季語とする。◆初鴨のしぶき大きく水に着く(佐藤和枝)


【今日の季語3554:別記①】「しぶき」は例句にも見るように、現代では《細かく飛び散る水》の意を表し「飛沫・繁吹」などの漢字をあてることもあるが、その語義も表記も後世に生まれたものである。


【今日の季語3554:別記②】シブキは動詞シブクから出た名詞で、動詞としての用法が先行する。『日葡辞書』補遺<1604>の見出しに「シブキ、(シブ)ク、(シブ)イタ」の活用形式を掲げ、葡語訳に「同時に雨が降り、風が吹く、または、同時に風が吹き、雪が降る」とある。


【今日の季語3554:別記③】室町中期に成立した『文明本節用集』「加(カ)」の部には、『春秋左氏伝』に出る「帆風」を引用し、その傍訓に「カゼをシブク」とある。「帆」字に動詞形シブクの読みをあてたこの例は、本語が風と関わる要素のあったことを示すものである。


【今日の季語3554:別記④】ヘボンの『和英語林集成』<1867初版>には「SHIBUKI,シブキ」の見出しに「斜雨」の漢字表記を添え、《吹き降りの雨》の意を表す "A driving"rain." の英訳が施され、こちらは雨に重きが置かれている。


【今日の季語3554:別記⑤】『大言海』にはシブキを「シゲク(繁)フク(吹)」の意として「繁吹」の表記をあてている。その主体が風から水に移行して「飛沫」の表記が用いられるようになるのは1900年代以降のことと見られる。


【今日の季語3554:別記⑥】これらの事例を勘案すれば、シブクのフクは《吹く》が本義と解される。なお上部要素のシについても、アラシ(嵐)における「アラ(荒)シ(風)」と同じく《風》の意とする語源解がある。

2019年09月20日(金)

われからの終の住処や大和見ゆ 公彦
2011年09月20日(火)
三井楽の藻に住む虫の鳴くを聞く 公彦

【今日の季語3553<631】われから:三秋の生類季語。海藻類に棲む小甲殻類で外皮が割れやすいところから《割れ殻》の名が出たという。「海人の刈る藻に棲む虫のわれからとねをこそ鳴かめ世をば恨みじ」に典拠を持つ季語。◆すぢりもぢりてわれからになりたき日(大木孝子)

【今日の季語3553:別記①】『枕草子』「虫は」の章段にも、「鈴虫・ひぐらし・蝶・松虫・きりぎりす・はたおり」に続いて「われから」が登場するので、当時の宮仕え女房たちには耳馴染みの虫名であったことが知られる。

【今日の季語3553:別記②】このような微細な海中生物名が広く知れわたったのは、これに《他人ではなく自らのせいで》の意を表す「我から」を掛詞に用いて恋の詞とした本歌に負う所が多い。実体ではなくその名だけが知られた事例の一つにあたる。

【今日の季語3553:別記③】例句の用いた「すぢりもぢり」は、《ねじる・よじる》意の類義語を重ねて《体をくねらせる》意を表した複合動詞で、季題に取り合わせるに相応しい古語。恋の思いに置き場のない身をこの表現に托したものか。

2019年09月19日(木)

 鳥威に守られ種無し届きけり 公彦
2011年09月19日(月)
骨当たる如く寂しき鳴子かな 公彦


【今日の季語3552<630】鳥威(とりおどし):三秋の生活季語で、同季別題の「鳴子」「威銃(おどしづつ)」のように音を立てるものや、光を反射させたり風船に大目玉を描いたりして作物を荒らす鳥を脅すものの総称。◆老人の村となりゆく鳥威し(栗山妙子)


【今日の季語3552:別記①】オドシ(威)は《相手に恐怖を抱かせる》意の動詞オドスから出た名詞形で、《恐怖を抱く》意の自動詞オヅ(怖)に対する他動詞。その頭拍オは本来ア行音で、これを「をどし・をどす」と書くのは後世の混乱によって生まれた表記。


【今日の季語3552:別記②】鎧について用いるヲドシにも「威」字をあてることがある。この武具名は中世武家時代に生まれた別語と見られるが、当時はすでにオ・ヲの音韻的区別が失われており、この呼称を《敵をおどす》の意に解して本字をあてたものであろう。意符として「糸」を添えて造られた和製漢字であることも、上記の裏付けとして注目される。

2019年09月18日(水)



2011年09月18日(日)
菊の花 覆い尽くすや 義母の墓 公彦
2010年10月30日(土)
残菊や雨に打たれてたじろがず 公彦
2010年09月13日(月)
曇天に猫の尾揺れる野菊かな 公彦
2010年08月02日(月)夏菊や虫の日陰にやや小し 公彦


【今日の季語3551<629】菊(きく):三秋の植物季語。色や形状をいう「白菊」「一重菊」など多くの傍題がある。中国大陸原産で、日本には奈良時代にその名とともに渡来した。◆白菊に遠い空から雨が来る(飯田龍太)


【今日の季語3551:別記①】日本の代表花として桜と比肩する菊が中国伝来の植物であることは、その呼称が漢字音に由来するものであるところからも知られる。「鞠・掬」の字音キクは、その声符「菊(キク)」によるもので、これが本来は中国語であったことを示している。


【今日の季語3551:別記②】『和名類聚抄』<934頃>の草木部に収める「菊」の項には、その和名として「カハラヨモギ」「カハラオハギ」を掲げ、「俗(=一般)」では「菊」の「本音」を用いる旨の指摘がある。


【今日の季語3551:別記③】これは当時すでに字音語キクが和語のように用いられていたことを示すもので、上の二つの和語は「蝶」に対するカハヒラコと同じく「菊」に対する和訓として新たに造られた翻訳語であったと見ることができる。


【今日の季語3551:別記④】その新造和語は、後に菊とは別の植物名として辛くも生き残ることになるが、中国渡来の語が歴とした和語のように受容されて今日に至っているところには「蝶」と同様のことばの歴程が見られる。

2019年09月17日(火)

に言われ我も肥ゆるか馬肥ゆる 公彦
2011年09月17日(土)
馬肥ゆる秋の気配に備えなむ 公彦



【今日の季語3550<628】馬肥(うまこ)ゆ:三秋の生類季語で「秋の駒」の傍題も。冬に備えて皮下脂肪が増えるのは馬に限ったことではないが、初唐の詩人杜審言が友人蘇味道に贈った五言律詩の詩句を典拠として近代に生まれた季語◆馬肥ゆるみちのくの旅けふここに(山口青邨)


【今日の季語3550:別記①】原詩には「雲淨くして妖星落ち、秋高くして塞馬肥ゆ」とある。不吉な前兆を表す「妖星落」に、辺境の匈奴が飼う「塞馬」の肥えゆく姿を配したもので、北方騎馬民族が収穫の秋に大挙して略奪にやってくることを警戒する意が籠められている。

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