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鴨と雁

2019108日(火)

鴨と雁

大津留公彦


鳥威に守られし種無し届き来る広島福山沼隈葡萄


骨当たる如く寂しく鳴子鳴る狸も狐も退散するか


われからの終の住処や戦艦大和海の底にて確かに休む


三井楽の藻に住む虫の鳴くを聞く 義母の葬儀の終えたる後に


初鴨は刈られぬ田んぼの上を舞う倒れし稲は如何に刈るのか


鴨泳ぐ江戸川超える電車に立つ理由不明の足の痛さに


雁渡し蒼穹戦ぐ欅見る次の会議までの暫しに


雁渡し猫の擦り寄る窓の外 爽やかな風と招き入れたり


一首選んで頂けると有り難いです。


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