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2019年12月 2日 (月)

おは!twitter俳句(日向ぼこ)

この一週間の句と歌です。

歌は季節ハズレの桜満開です。

ーー

20191202日(月)

 

@twryossy 雨歩き日向ぼこなる句は出来ず 公彦

20111202日(金)

縁側で転寝をする曽祖母と 公彦

 

【今日の季語3626<704】日向(ひなた)ぼこ:三冬の生活季語で「日向ぼっこ」とも。冬に日のあたる場所へ出て体を温めることをいう語で、古形「日向ぼこり」から出た形と見られる。◆身のうちに老の来てゐる日向ぼこ(伊東月草)


【今日の季語3626:別記①】この呼称が見えるのは『今昔物語集』<1120>巻十九に「日ナタ誇モセム、若菜モ摘(つみ)ナム」とあるのが古く、この語が「ヒナタ(日向)ホコリ(誇)」の意に解されていたことを示している。 

 

【今日の季語3626:別記②】中世の古辞書には「南向多(ひなた)北向」の宛字を用いた例があり、後部要素をボッカウ(北向)の形で捉えていたことが窺われる。現代語の(ヒナタ)ボッコは江戸期以降の文献に見える語形でこのボッカウから転じたボッコウの語末を省略した形か。


【今日の季語3626:別記③】別記①の例は、ホコリを《誇り》の意の記号語と解する立場にあたるが、これとは別に、現代語のホカホカやホッコリなどに見られる《暖かさ》を表す象徴語から出たと見る解釈もあり、筆者もこれを支持する。 


桜を見る会14-辞任しかない3 http://ootsuru.cocolog-nifty.com/blog/2019/12/post-32616c.html…

2019年12月01日(日)



@twryossy 火の番の父の横顔残りけり 公彦
2011年12月01日(木)
火の用心訴えし子ども会今いずこ 公彦


【今日の季語3625<703】火の番(ひのばん):三冬の生活季語で「夜回り」「夜番」などとも。かつては冬に多い火事を防ぐために拍子木を打って「火の用心」を触れ回った。その寒々と響く音をいう「寒柝(かんたく)」も傍題の一つに。◆夜番の柝この世の涯に聞えつつ(山口誓子)


【今日の季語3625:別記①】傍題の「寒柝」には「柝」の字音タクを用いるのに対して、例句の「柝」にキの読みをあてたのは、訓読みに従うもの。


【今日の季語3625:別記②】「柝」は《裂く》の意が本義で、これを、木を裂いて作った拍子木の意を表す単字に転用したもの。これにキの訓をあてたのは《樹木》一般を指す語を《拍子木》に特定化したもので、芝居や相撲などでいう「キが入る」もその一例にあたる。


【今日の季語3625:別記③】火の注意を呼び掛ける「火の用心」の詞は、古くは「ヒ(火)アヤフシ(危)」の形を用いた。この呼称は幕末期頃までは使用された形跡があるものの、現行の呼び掛け詞にその座を譲って火の消えるごとくに消滅した。


【今日の季語3267:別記④】ヒノヨウジンの使用例は江戸初期の文献にさかのぼるが、他方にはヒヨウジの別形を用いた例も見られる。


【今日の季語3267:別記⑤】これは旧形ヒアヤフシがヒアヨウシからヒアヨウジに転じ、さらに短縮してヒヨウジに変化したもので、さらに短縮してヒヨウジに変化し、これに別語の「用心」への類推が働いて、ヒノヨウジンに変身したものと筆者は考える。

2019年11月30日(土)



@twryossy 曽祖母の裏山積もる柿落葉 公彦
2011年11月30日(水)
柿落葉訃を重ねては散りにけり 公彦


【今日の季語3624<702】柿落葉(かきおちば):三冬にわたる「落葉」を柿に特定して初冬に据えた植物季語。枝に実を残して樹下に散り敷く柿紅葉の姿は冬を彩る景色とするにふさわしい。◆柿落葉吾より若き訃を重ね(村上光子)


【今日の季語3624:別記①】本題と同じく「落葉」にその名を冠して冬の季語とされるものには「銀杏」「朴」などもあり、そのほか「落葉」の傍題「名の木落葉」に似合わしい他の樹木について用いることもできる。


【今日の季語3624:別記②】さは言え、同じ「名の木」ながら、春に「柏落葉」があるほか、夏に至っては「楠・椎・杉・竹・黄楊・柊・檜・松・冬青(もち)・木斛(もっこく)・樅」などの常緑樹を主とする「落葉」が、冬を凌駕する勢いで並ぶところには意外の感がある。


@twryossy 君のセーター着て友達のやんややんや 公彦
2011年11月29日(火)
金色のセーターの君に魅かれけり 公彦


【今日の季語3623<701】セーター:三冬の生活季語。西欧では前開きのカーディガンやジャンパーの類も含まれるが、日本では頭から被って着用するプルオーバー型を指すのが通例。防寒や装飾用にこれから出番を迎える。◆セーターの胸の薔薇ごと愛さるる(椎名智恵子)


【今日の季語3623:別記①】この洋語は英語のsweaterから出たもので、最近ではより原音に近い「スウェーター」などの表記を用いることもある。


【今日の季語3623:別記②】その原義は語基のsweat(汗)に名詞語尾-erを付けた《汗をかかせる服》の意にあり、フットボールのトレーニングの際にこれを着用して発汗による減量を図ったことに由来するとされる。


【今日の季語3623:別記③】日本でこの語が用いられるようになったのは二十世紀初頭頃のことと見られ、勝屋英造『外来語辞典』<1914>の「スエッター Swetter(英)」の項に「毛糸製の『襯衣』」とあるのが早い例にあたる。


【今日の季語3623:別記④】上記文献の英字綴りが原形と異なる点には不審が残るが、その音訳形「スエッター」は現代でも「スェットシャツ」に類似例があり、当時は原音に促音を加えた形で受容されたのが、逆に英字綴りに反映して和様化されたものではなかろうか。


【今日の季語3623:別記⑤】その訳語に用いられた「襯衣」は《肌着》を意味する漢語で、これには別に「シャツ」の洋語読みもあるが、方言にはこれに促音を加えた「シャッツ」の形もあり、ここにも洋語に促音を加えた事例が見られる。

2019年11月29日(金)


2019年11月28日(木)



@twryossy 耀えば隅田川なる都鳥 公彦
2011年11月28日(月)
都鳥人身事故の月曜に 公彦


【今日の季語3622<700】都鳥(みやこどり):三冬の生類季語。『伊勢物語』や謡曲『隅田川』にその名が出るところから当地の名物として知られ、傍題「百合鴎(ゆりかもめ)」の雅称と見なされている。◆都鳥とらへし波に浮かびけり(中村汀女)


【今日の季語3622:別記①】ミヤコドリは、現在はこの名で呼ばれる鳥(画像右)を指す呼称であるが、『伊勢物語』の「東下り」の段で、鳥の名を問われた渡し守が主人公に「これなむ都鳥」と教えたのは、それとは別の鳥(画像左)であった公算が大きい。


【今日の季語3622:別記②】その地の文には「白き鳥の嘴と脚と赤き、鴫の大きさなる、水の上に遊びつつ魚を食ふ」とあり、嘴と脚が赤いところは両者に共通するものの、他の記述は右の鳥にはあてはまらず、この条件に適う鳥は左のユリカモメがもっとも近い。



ETV特集「黒いダイヤは見ていた~三池炭鉱・与論からの移住120年~」 - NHK 鹿児島県与論島から三池炭鉱跡へ修学旅行でやってきた中学生。120年前、島から三池に集団移住が行われた。苦難を生き抜いてきた与論の人々とその歴史を学ぶ若者の記録。 www4.nhk.or.jp/etv21c/x/2019-


@twryossy 霜月や悲しきことのありし月 公彦
2011年11月25日(金)
霜月の気色はなべで茶に染まる 公彦


【今日の季語3621<697】霜月(しもつき):陰暦十一月の別名で「神楽月」「雪待月」などとも。仲冬の時候季語とされるが、実際は初冬のうちに訪れることが多く、今日はその朔日にあたる。朝日にきらめく霜の美しさを思わせる季語。◆朝霧の中に霜月歩み来る(仙田洋子)

2019年11月26日(火)



ライオンは檻の中から出られるか今夜池袋にて憲法分かる 公彦
11月26日(火)18:00 開場 18:30 おはなし(講演後サイン会)
会場 豊島産業振興プラザ(イケビズ)多目的ホール 豊島区西池袋2-37-4 池袋駅西口歩10分 南口歩7分参加費 1000円
orili.peatix.com/view


 

@twryossy 巻繊汁椎茸昆布の出汁なるか 公彦
2011年11月27日(日)
いりこ入るけんちん汁や母の味 公彦


【今日の季語3620<699】巻繊汁(けんちんじる):三冬の生活季語で単に「けんちん」とも。宋代の中国から伝えられた普茶料理が日本化したもので、細く刻んで油炒めした野菜を湯葉などで巻いたところからこの名が出た。◆故郷がけんちん汁に混み合へり(松浦敬親)


【今日の季語3620:別記①】この料理名の「繊」は《細い》の意を表す漢字で千切りの野菜を指すもの。これにチンの字音をあてるのは伝来時の宋音に従う読み方。


【今日の季語3620:別記②】江戸末期の『豆腐百珍』<1782>は、百種の豆腐料理を解説した料理本。その二十一に「真のケンチエン」、二十二に「草のケンチエン」の項があり、正・略両様の調理法と併せて、当時はより原音に近いケンチェンの読みもあったことが知られる。


【今日の季語3620:別記③】これに対して『誹風柳多留』四一編<1808>に収める雑俳に「せうぶ(=菖蒲)湯はけんちん鍋へはいるやう」とあり、当時はすでに鍋料理として普及していたことと、現行のケンチンの呼称もあったことを示している。

2019年11月25日(月)



 

@twryossy 咳をする妻と朝なのおしんかな 公彦
2011年11月26日(土)
咳をして二人還暦迎えけり 公彦

  

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