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おは!twitter俳句(年惜しむ)と2019年の回顧

2019年もあと一日で終わりです。

世の中的には台風被害など大きな被害ががありました。

政治も桜を見る会など来年に年を越したテーマが多いです。

個人的には娘の結婚がありましたが激動の年ではありませんでした。

平々凡々これもよきかなです。

短歌八首のブログやFacebookへの投稿は25か月半となりました。

歌数は6120首ということになりました。

これが出来ているということは平々凡々の証でしょう。

俳句の毎日1句投稿は10年になりました。

こちらは10年として3650句ということになります。

そこそこに本も読め、短歌俳句の講師活動も一年を通してやれました。

来年の今年の延長ということになるでしょう。

ーー

この一週間の短歌と俳句です。

2019年12月30日(月)

@twryossy 人惜しみ年を惜しみて暮れにけり 公彦
2011年12月30日(金)
禍年も惜しむばかりとなりにけり 公彦


【今日の季語3654<732】年惜しむ(としおしむ):仲冬の時候季語で「惜年(せきねん)」の漢語形傍題も。暮れが目前に迫った年を名残惜しく思う心の蔭には、また一つ歳を重ねることになる自身への感慨も籠もる。◆迅く去れと言ひ禍年を惜しむなり(福田蓼汀)


【今日の季語3654:別記①】大きな災害のあった年には、忌まわしさの籠もる「禍年(まがとし)」の呼称が相応しい。その年の早く去ることを願いながらも、なお過ぎ行く年への惜別の思いを禁じ得ない、例句はそのような相反する心情を巧みに詠み納めた。


【今日の季語3654:別記②】「禍年」のマガは、マガタマ(勾玉)に例を見るように、具象的に《まがっている》意を表すのが本義で、下に名詞を伴って複合語を形成する。


【今日の季語3654:別記③】それが観念の世界に意味領域を拡げて、マガコト(悪事・禍事)のように《よくないことわざわい》の意にも用いられた。例句のマガトシもこれに倣って新鋳された造語と見られる。


【今日の季語3654:別記④】マガル(曲)はこのマガと同根の語で、これに語尾ルが付いて動詞化したもの。《屈曲する》の意とともに「マガッたことをする」のように《不正》の意を表す両義が現代語に受け継がれている。


【今日の季語3654:別記⑤】《不吉》の意に用いる古語マガマガシ(禍々し)もこれと同根の語で、マガを重ねた形に語尾シが付いて形容詞化したもの。古代には存在が確認されていないが、平安期以降の文献には用例があり、現代でも文語性を帯びた語として使用される。

2019年12月29日(日)



@twryossy 十年一日の如し
過ぎ去ってみれば十年も一日のようですね。

十年偉大なり
やはり十年というのはすごいです。
十年分をまとめて是非本にして下さい。

二十周年を目指して一緒に頑張りましょう!

十年の俳句はなべて古日記 公彦
2011年12月29日(木)
紙魚喰いし我が青春の古日記 公彦


【今日の季語3653<731】古日記(ふるにっき):仲冬の生活季語で「日記果つ」の傍題も。これを承ける「日記買ふ」の別題もある。紙数の尽きかけた日記帳には、過ぎ去った歳月の重みが感じられる。◆すぎし刻声あげて来る古日記(金久美智子)


<今日の季語>十周年記念日おめでとう㊗️ございます。
十年の言葉です。

十年一昔
これを、いまの時代感覚だと、何年にあたるでしょうと若い人に聞いてみると一番多い回答は「五年」だったそうです。
そうするとふた昔頑張って来た事になりますね。 twitter.com/twryossy/statu


【今日の季語3653:別記②】「日記」にニッキの読みを用いるのは、「日」の呉音ニチの音便形に従うもので、平安期に伝来した漢音ジツよりも前の時代の字音が定着していたことを示す。


【今日の季語3653:別記③】本来は男性が漢文で記す公文書類などを指す呼称であったのが、平安期には女性の手になる仮名書き日記もあったことが『土左日記』の書き出しなどからも知られる。


【今日の季語3653:別記④】漢語をほとんど用いない平安期女流文学にも、この呼称は「にき」の形で登場し、その定着のほどが窺われる。


【今日の季語3653:別記⑤】この仮名表記は、当時まだ促音が日本語音韻として確立していなかったことによる促音の無表記形で、発音上はニッキと読まれたものと見られる。


@twryossy 親四人そこに在らすや冬の星 公彦
2011年12月28日(水)
冬の星二つ新たに生まれけり 公彦


【今日の季語3652<730】冬の星(ふゆのほし):三冬の天文季語で「寒星」「凍て星」「荒星(あらぼし)」などの傍題でも。季の語を冠する「星」は各季にわたるが、冬の夜空に鏤められた星群は別題「星冴ゆ」に相応しい輝きを見せる。◆庇合に一つ見ゆるや冬の星(日野草城)


【今日の季語3652:別記①】本文記事のような光景は、大気の澄んだ山間部でなければ見ることの叶わないもの。市街地には例句の捉えたような場景が似合わしい。


【今日の季語3652:別記②】例句の「庇合」は、《家と家の間の狭い路地》の意を表す古語ヒアヒの読みに従う表記。本語には別にヒアヒの形もあり、その変化形も含めた方言として日本各地に分布する。


【今日の季語3652:別記③】本語は「ヒ・アハヒ」の複合形で、後項は《二つのものの間》をいうアハヒ・アヒ(間)にあたるが、ヒに例句のように「庇(ひさし)」字を用いるのは、その字音ヒと紛れて江戸期に生まれた語源解による宛字表記。


【今日の季語3652:別記④】この呼称の文献例は、島津氏家臣の記した『上井覚兼日記』天正三年<1575>に見える「樋合」が早く、『日葡辞書』<1603>「Fiai(ヒアイ)」にも「家と家との間に設けられた導管の下にある空間」とあり、古語ヒ(樋)に由来すると見るのが妥当。

2019年12月28日(土)



@twryossy 親四人そこに在らすや冬の星 公彦
2011年12月28日(水)
冬の星二つ新たに生まれけり 公彦


@twryossy 社会鍋あればチャリンと音立てる 公彦
2011年12月27日(火)
慈善鍋今年も音を立てて居り 公彦


【今日の季語3651<729】社会鍋(しゃかいなべ):仲冬の生活季語で「慈善鍋」とも。キリスト教救世軍が歳末の街頭で行う社会福祉活動。三脚に大きな鍋を吊して街行く人に救済事業への寄付を呼びかけるところからこの名が出た。◆肩車おりて駆け寄る社会鍋(小川木久江)


【今日の季語3651:別記①】「救世軍」の記録によれば、この事業は1894年にアメリカに始まり、「クリスマス・ケトル」の名で全世界に伝播した。スープ鍋にあたるケトル(壷)を用いて恵まれない人に贈る食物を象徴的に表した原姿が、我が国では鍋に置き換えられた。


【今日の季語3651:別記②】日本では1909年にこの運動が始まり、当初は「集金鍋」と称されたのが大正期に「慈善鍋」の名に変わり、さらに1921年以降は「社会鍋」と呼ばれるようになったという。

2019年12月27日(金)


2019年12月26日(木)



@twryossy 年の瀬や悲しきことの又起こる 公彦
2011年12月26日(月)
年の瀬や慌ただしさも中ぐらい 公彦


【今日の季語3650<728】年の瀬(としのせ):仲冬の時候季語「年の暮」の傍題の一つ。残り少なになった歳末の日数を川の浅瀬にたとえた表現で、「年の尾」「年の湊(みなと)」などとも。
◆年の瀬や無口を運ぶ終電車(野田まこと)

2019年12月25日(水)


2019年12月24日(火)



@twryossy ポインセチア買って帰ろう会議あと 公彦
2011年12月24日(土)
亡き義母と語るやポインセチアの夜 公彦


【今日の季語3648<726】ポインセチア:仲冬の植物季語で「猩々木」の漢名傍題も。「クリスマスフラワー」とも呼ばれ、キリストの血にちなんでクリスマスに赤を飾る欧州の習慣が明治期に伝わり、観葉植物として普及した。◆ポインセチア肉むら厚き裸婦の像(加古宗也)


【今日の季語3648:別記①】例句の「肉(しし)むら」は《肉付き》の意を表す古語。燃えるような赤に豊満な体付きの裸婦の像を配した色と形の取り合わせが印象的。


HAYASHI Yoshio@twryossy

【今日の季語3648:別記②】シシムラはシシ(肉・宍)ムラ(群)の複合した形。シシは《身体の肉》の原義から《獣肉》の意に転じ、それを得るために捕獲する猪・鹿の総称から、《獣》一般をも指すようになった。


HAYASHI Yoshio@twryossy

【今日の季語3648:別記③】万葉集歌にはこれとは別に、《鹿・猪》を表すのに「十六」の漢字にシシの読みをあてた例も見える。これは掛算に用いる「四四十六」を転用した戯訓で、すでに奈良時代からこのような唱詞があったことも知られる。


HAYASHI Yoshio@twryossy

【今日の季語3648:別記④】一方、猪にヰノシシ、鹿にカノシシの名があるのは、単称のヰ(猪)・カ(鹿)に上記の《獣》の意に用いるシシを添えて呼び分けた形にあたり、前者は古代に始まり現代にまで受け継がれている。

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