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おは!twitter俳句(海苔採る)と合同歌集

昨日は湖畔短歌会の合同歌集を新日本歌人の事務所で作った。

素人集団にはなかなか手強く朝から夜中までやって完成しなかった。

再度集まる事になったので印刷・製本だけで合計三日かかる事になった。(準備期間は半年かかった。)

雑誌を作る苦労が身に沁みた。

電子出版もします。

夜中に帰ったら今朝かみさんがそんな歌集誰が読むのかと大変にお怒りだった。💢

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この一週間の俳句と短歌です。

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20200210日(月)

海苔採るを生業としし友なるか 公彦

20120210日(金)

海苔採れぬ海の男の嘆きかな 公彦

【今日の季語3696<774】海苔掻(のりかき):初春の生活季語で「掻く」「採る」「干す」などを用いた動詞形傍題も。同季の植物季語「海苔」の採集や乾燥の仕事に目を向けて生活季語とした。

◆海苔掻きて森より帰り来るごとし(山口誓子) 


20200209日(日)万葉集を世界記憶遺産に http://ootsuru.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-3bc2d4.html…


亡き父や孫とを繋ぐ凧の糸 公彦

2012年02月09日(木)切れ凧の川を渡るを追う父や 公彦

【今日の季語3695<773】凧(たこ):三春の生活季語で「いか(のぼり)」「はた」のような方言名や「絵凧」「六角凧」などの個別名傍題が多い。上昇気流から生まれる春の風は凧揚げに適しているところから当季のものとされる。◆風神の手加減に凧澄みにけり(松本幹雄)

【今日の季語:別記①】タコの本体は平安期頃に中国から伝来したとされるが、これに用いる「凧」字は中国古文献には使用例がなく、後代に日本で造られた「国字」にあたる

【今日の季語:別記②】江戸期の『書言字考節用集』<1717>「器財門」には、漢名「紙鳶」にイカノボリの傍訓があり、「鳳巾」「烏賊幟」の両熟字にも同じ読みを施す。「凧」字は、その「鳳」字から抽出した「几」と「巾」を一字に合成した和製の会意文字と見られる

   

2020年02月08日(土)

 

@twryossy 春遅し毛布二枚に掛け布団 公彦
2012年02月08日(水)春遅し犬は愛撫を求め来る 公彦

 

【今日の季語3694<772】遅春(ちしゅん):初春の時候季語で「春遅し」「遅き春」などとも。暦の上では春を迎えたのに気候は冬と変わらない時季の季語。春の温もりを待ちわびる心がこもる。◆絶壁の氷のくらき遅春かな(鷲谷七菜子)

@twryossy 阿蘇・久住焼野の道を走りけり 公彦
2012年02月07日(火)
哀しみは大分川の焼野かな 公彦

 

【今日の季語3693<771】焼野(やけの):三春の地理季語で「焼原」「末黒野(すぐろの)」などの傍題も。同季別題の生活季語「野焼(のやき)」をした後の野原。和歌・俳諧の世界では同季の「雉」を配して詠まれることが多かった。◆昼ながら月かゝりゐる焼野かな(原 石鼎)

【今日の季語3693:別記①】傍題「末黒野」のスグロは、野焼の後に先が黒く焦げ残った草木を指す「スエ(末)グロ(黒)」の変化した語とされ、単独の傍題や同季別題「末黒の芒(すすき)」のように植物名を配した形でも用いられる。

【今日の季語3693:別記②】苗字の「勝呂(すぐろ)」の由来は定かでないが、動詞スグル(勝)の語幹スグに字音仮名「呂」を併せたこの表記には宛字を思わせるふしがあり、「焼野」は地名や苗字に転用された例を視野に置けば、この苗字も地名に由来するものと思われる。

2020年02月07日(金)


@twryossy 潮引かば岩場の裏に大栄螺 公彦

2012年02月06日(月)義母として島に栄螺を採りしこと 公彦

【今日の季語3692<770】栄螺(さざえ):三春の生類季語。暖流海域の岩礁に棲息する巻貝で古くから食され、特に同季の生活季語「壺焼」として好まれる。四季を問わず姿を見せるが、春から初夏が旬にあたるところから当季の季題に。◆夕市や地べたの華の海老栄螺(石川桂郎)

【今日の季語3692:別記①】サザエの語源は未詳。これをササ(小)にイエ(家)の縮約形エが結び付いた《小さな家》の意と見る語源解がある。これに従えば、《家》が古くはイヘであったことから、サザエも古くはサザヘが本来の形であったと見ることになる。

【今日の季語3692:別記②】しかしこの貝名は、平安期の古辞書に「佐佐江(サザエ)」の字音仮名表記の例があり、古くからサザエであったことは動かないので、この解は成立しない。

【今日の季語3692:別記③】平安初期頃までは、ア行とヤ行の「エ」には音韻上の区別があり、上記の「佐佐江」の「江」はヤ行の /ye/ を表す代表的な訓仮名にあたるところから、この表記にはサザエの第三拍がヤ行のエであったことを思わせるふしがある。

【今日の季語3692:別記④】中世後期から江戸期頃までは、サザエの母音交替形にあたるサザイの方が一般的であり、現代にもこの語形は方言に残存する。

【今日の季語3692:別記⑤】それが原形サザエに復帰したのは近代以降のことで、言語変化の面からは不自然な事例にあたるが、その背後にはこれを訛形と見る学術教育面などからの規範意識があったことを思わせる。

2020年02月06日(木)

@twryossy 諸々や立春寒波明日は来る 公彦

【今日の季語3691<769】堅雪(かたゆき):初春の地理季語で「雪泥(せつでい)」とも。解けかかった雪が夜の冷え込みで硬く凍り付いたもの。春を迎えてもなお雪と縁の切れない雪国の生活を思わせる季語。◆堅雪の狐月夜となりにけり(及川澄)

【今日の季語3691:別記】例句の「狐月夜」は他に類例を見ない表現であるが、月光を受けて輝く雪原の場景にその上を踊り跳ねる狐の姿を配したのは、生類と天象を結び付けて夢幻の銀世界を描き出そうとした作者の想像から生まれた新造語であろう。

2020年02月05日(水)

 

@twryossy 四十五年前堅雪なりし札幌や 公彦
2012年02月05日(日)

堅雪を踏み初めてのハーフマラソン 公彦 

【今日の季語3690<768】立春(りっしゅん):二十四節気季語の一つ。「春立つ」「春来る」の傍題でも。寒が明けて暦の上では今日から初春。寒さはこの先なお続くものの、日脚の伸びているところに春の兆しが感じられる。◆さゞ波は立春の譜をひろげたり(渡辺水巴)

 

2020年02月04日(火)

@twryossy 追儺鬼や張り合いもなく通り過ぐ 公彦
2012年02月03日(金)
北北西封鎖しにけり鬼やらい 公彦

 

【今日の季語3689:別記①】この行事は中国から伝えられた風習であるが、その呼び名には単独の「儺」を用いた。これに本題の呼び名を与えたのは日本伝来後のことで、「追儺」は和製漢語にあたる。

【今日の季語3689:別記②】「儺」は本来《疫鬼を追い払う》意に用いる漢字で、日本でも『続日本紀』慶雲三年<706>の条には、この儀式に「儺(な)す」のサ変動詞形を用いた例がある。これに同義の「追」を重ねるのは"重言"にあたる

【今日の季語3689:別記③】それは後に「儺」が《疫鬼》の意の名詞と解され、これに「追」字を冠して「儺ヲ追フ」意の漢語が作られたものであろう。

【今日の季語3689:別記④】傍題の「なやらひ」にもこれと同趣の造語方式が見られる。この古語は《疫鬼》を表すナ(儺)に《追い払う》意の動詞から出た名詞形ヤラヒ(遣)を併せたもので「追儺」の和語に相当する。

【今日の季語3689:別記⑤】この語には名詞形とは別にナヤラフの動詞形もあり、『かげろふ日記』<974頃>をはじめとする平安女流文学には両形の使用例がある。

【今日の季語3689:別記⑥】この古語については、漢語ナ(儺)と和語ヤラフの結合から生まれた混種語である点が注目される。

【今日の季語3689:別記⑦】それは、オニ(鬼)が漢語オン(隠)の字音に由来すると見られるのと同様に、《鬼》の概念を含むナ(儺)にもこれにあてる和語が見当たらないところから、漢語をそのまま借用したことによるものであろう。

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