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2020年2月 3日 (月)

おは!twitter俳句(追儺)と春を待つ

坦々と日が過ぎてゆく

春を待つ心ももちで

京都市長選挙は福山さんが及ばず残念だった。

しかし

明けない夜はないし明けない冬もない

春に向かってしっかり今日を歩んで行こう。

 

この一週間の俳句と短歌です。

ーー

2020年02月03日(月)

@twryossy 追儺鬼や張り合いもなく通り過ぐ 公彦
2012年02月03日(金)
北北西封鎖しにけり鬼やらい 公彦

【今日の季語3689<767】追儺(ついな):晩冬の生活季語で「なやらひ」「鬼やらひ」などとも。古くは疫鬼や疫神を払う大晦日の宮中行事であったものが民間に広まり、別題「豆撒き」の名で二月の節分に行われるようになった。◆あをあをと星が炎えたり鬼やらひ(相馬遷子)

 

2020年02月02日(日)

坦々と我が家の春を待ちにけり 公彦
2012年02月02日(木)居場所決め春待ち顔の犬と公彦 公彦

追儺鬼や張り合いもなく通り過ぐ 公彦
2012年02月03日(金)
北北西封鎖しにけり鬼やらい 公彦

【今日の季語3688<766】春待つ(はるまつ):晩冬の時候季語で「待春(たいしゅん)」の漢語形傍題も。同季の類題には「春近し」「春隣(はるどなり)」などもある。寒さはまだ続くものの、目前に迫った春の訪れはやはり嬉しい。◆鰭酒(ひれざけ)も春待つ月も琥珀色(水原秋櫻子)

【今日の季語3687:別記①】カキの名は、岩に付着したこの貝をカキ(掻)落として取るところから出たとする語源解が江戸中期の『和訓栞(わくんのしおり)』にあり、明治期の『言海』にもこれが受け継がれている。この通説にさらに吟味を加えてみたい。

【今日の季語3687:別記②】標準アクセントでは語頭の [カ] が高いのに対して、京都ではこれを低く発音する。後者は古形を伝えるもので、平安期アクセントでもカキ(牡蠣)の語頭は低い声調であった。

【今日の季語3687:別記③】一方、語源とされるカキ(掻)の語頭も低いものであったことが文献的に確認されるので、声調面では両語の関係を否定するには至らない。

【今日の季語3687:別記④】上代特殊仮名遣の面から見ても、両語の二拍目キの母音は同じ甲類に属するので、こちらにも否定的要素は含まれていない。

【今日の季語3687:別記⑤】ただし《掻き取る》動作を表す名詞形カク(掻)だけを貝の名としたと見るところに、いささか落ち着かないものがある。

【今日の季語3687:別記⑥】しかし『古事記』歌謡にはこの貝に「加岐賀比(かきかひ)」の字音仮名を用いた例があり、平安期の古字書『新撰字鏡』にもこの語形の和訓が見えるところから、その原形はカキカヒ《岩を掻いて取る貝》であったと見れば、上記の疑点は氷解する。

【今日の季語3687:別記⑦】この解釈は、カキカヒのカヒは言わずと知れたことと捉える心理作用によって後に省かれ、その修飾語素が残った姿と捉える立場を取るもので、先日のスバルボシからホシが省かれたと見る解と共通するものがある。

福山和人にお願いします ootsuru.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/p

2020年02月01日(土) 

牡蠣食わぬ他に食わぬはなけれども 公彦
2012年02月01日(水)
剥かれたる牡蠣は食すな旨けれど 公彦

【今日の季語3687<765】牡蠣剥(かきむ)く:三冬の生活季語で「牡蠣割る」とも。「牡蠣」単独でも同季の生類季語にあたるが、寒さに耐えながら慣れた手つきでその分厚い殻を剥く作業を季題とした。◆牡蠣割つて白磁の湖(うみ)を開きたる(金箱戈止夫)

 

2020年01月31日(金)

 

【今日の季語3686<764】手足荒(てあしあ)る:三冬の生活季語。「冬肌」「寒荒(かんあれ)」の傍題や「手足」を「顔」「肌」「指」などに替えた形でも。冬は寒さに空気の乾燥が加わり、水仕事などで皮膚の潤いが失われやすい。◆捨水に光ありけり指荒るる(高橋正子)

 

【今日の季語3686:別記①】この病体季語を本題の形のまま使用した例句は管見に入らず、「指」や「手」のように用いた例を僅かに見るに留まった。

【今日の季語3686:別記②】これは「手足」と包括的にいうよりも、部位名を限定した形がより具象的であるところから生まれた結果と見られる。

【今日の季語3686:別記③】このような包括的な性格を有する季題は、晩秋の「名の木散る」や三冬の「名の草枯る」などにも見られる。実際には「名の木・草」よりも、個別的な草木の名を用いた句の例が圧倒的に多いところに本題と共通するものがある。

@twryossy 蝋梅や三郷の寺のあちこちに 公彦
2012年01月30日(月)
蝋梅やそこにかしこにありにけり 公彦

 

【今日の季語3685<763】臘梅・蠟梅(ろうばい):晩冬の植物季語で「唐梅(からうめ)」などの傍題も。名の由来は臘月(陰暦十二月の異名)に花を開くからとも、蠟細工のような色合の花を付けるからともいわれる。◆臘梅の蝋といふ字を書き正す(安住 敦)

【今日の季語3685:別記①】例句に「書き正」したとあるのは、吟行の折などに浮かんだ句に「蝋梅」と記してあったのを、後から「蠟梅」に書き改めたことを指すもので、本句はその花の句から副次的に生まれた吟にあたる。

【今日の季語3685:別記②】その行為を「書き直す」ではなく「書き正す」としたのは、本字「蠟」の画数を減らしたところから"通用字体"と呼ばれる「蝋」字の、どこやらに漂う物足らぬ印象を嫌って本字に復したという用字意識から出たものであろう。

【今日の季語3685:別記③】これに対して、「獵」から出た「猟」字はそのような印象は薄く、三冬の季語「猟人(かりうど)」「猟師」の表記にはこの通用字体が定着しており、その定着度に個別差のあることを示している。

2020年01月30日(木)

2020年01月29日(水)

@twryossy 穴釣りの小屋に朝陽の氷湖かな 公彦
2012年01月29日(日)
氷湖キャンプ今年は無しと決まりけり 公彦

 

【今日の季語3684<762】氷湖(ひょうこ):晩冬の地理季語で「湖氷る」「凍湖」「氷盤」などの傍題も。寒冷地の氷結した湖はその上を往来したりスケート遊びや公魚の穴釣を楽しんだりすることもできる。◆夜は星の語り部となる氷湖かな(雨宮きぬよ)

 

【今日の季語3684:別記】例句は「氷湖」を擬人化してこれに天象を配し、句の世界に拡がりを与えた。次の両句にもこれと軌を一にする手法が認められる。
 夕空の星研ぎいづる氷湖かな  徳永山冬子
 月上げて氷湖一枚暮れ残る   伊東宏晃

2020年01月28日(火)

@twryossy 寒昴死者眠らせて命来る 公彦
(参考:寒昴死者も生者も眠らせて 福岡県福岡市 故・興梠みさ子さん)
2015年12月16日(水)
寒昴光弱くも共にあり 公彦

 

【今日の季語3683<687】昴(すばる):三冬の天文季語。「寒昴」「六連(むつら)星」などの傍題も。牡牛座プレアデス星団の和名で星の集合した形に《集まって一つになる》意の古語動詞スバル(統)をあてた呼称とされる。
◆寒昴こぼるゝ阿蘇の露天湯に(久恒大輔)

【今日の季語3683:別記①】この呼称は、『枕草子』「星は」の章段に「星は、すばる。ひこぼし。…」とあるところから、すでに平安期にはこの名のあったことが知られる。

【今日の季語3683:別記②】しかし、後代の『和玉篇』<15C後半頃>などには、「昴」字にスバルボシの和訓を施した例があり、これを省略したスバルの形が古くから用いられていたのであろう。

【今日の季語3683:別記③】この名が四段動詞スバルから出たとすればその連用形名詞にはスバリが相応しく、これがスバルの形を取るのは異例にあたる。

【今日の季語3683:別記④】しかしこれは本来ホシに掛かる連体形で、後にこれを承けるホシが省略されて姿を消したために、これに代わって名詞の役を兼ねるようになったと解すれば語理に背かず、丸く治まった姿を夜空に見せることになる。

【今日の季語3683:別記⑤】この和名にあてられる「昴」字は、古代中国の天文学で天球を28に区分した「二十八宿」の一つに属する星団名「昴宿(ぼうしゅく)」に由来する漢字で、天象を表す意符「日」と、声符「卯(バウ)」を組み合わせた形声字にあたる。

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