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おは!twitter俳句(春の空)とコロナ・パンデミック

コロナウイルスが猛威を振るい始めている。

まだまだ序の口かもしれない。

このところ一番気になるのは昨年9月に武漢で行われた100か国が参加した軍事の集まりで中国の人民解放軍により人工細菌への対処法が披露された人工細菌であるという説である。

とするとかなり対策が難しいという。

いずれ真実は明らかになるのだろうが、とんでもない広がりとなることを恐れる。

それにしても政府の対応はお粗末だ。閣僚が参加をさぼって政務を行っている。

韓国の対策会議の映像を見たが大統領以下皆お揃いの災害対策服を着た緊張した会議だった。

日本の対策会議は毎回数分だけでまるでテレビの撮影の為にやっているようだ。

それで毎日会議をやっていると「やってる感」を題している。

そのあと総理大臣は毎日のように仲間と3時間近く飲み会をやっている。

マスコミは昼の数分の会議の映像は流すが夜のそれは報じない。

 

私は本当のコロナ・パンデミックになることを非常に恐れている。

 

この一週間の俳句と短歌です。

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2020年02月24日(月)



@twryossy 春の空朝より蕾膨らみて 公彦
2012年02月24日(金)
東より街目覚めさせ春の空 公彦


 

【今日の季語3710<788】春の空(はるのそら):三春の天文季語で「春空(はるぞら)」「春天(しゅんてん)」などとも。かすかな春の兆しを見せる初春から、のどかで暖かな光を湛える晩春に至るまで広く用いることができる。◆なべて畑なぞへに春の天が下(阿波野青畝)


【今日の季語3710:別記①】例句を「なべて畑/なぞへに春の」と切って読むと、朗詠の面では二語のナ音が頭韻として連なる効果が生まれるが、句意の上ではここで切ることはできない。


【今日の季語3710:別記②】本句の「なぞへ」は《傾き》や《斜面》の意を表す古語で、近代俳句にはほとんど例を見ないが、「金鳳華(きんぽうげ)東なぞへに野は展け(大野林火)」の「東なぞへ」では、東側に傾斜した野面の意にこの語を用いている。


【今日の季語3710:別記③】これに基づくならば、例句は「なべて畑なぞへに/春の天が下」のように切れる形の構句にあたり、作者の眼前に拡がる畑がことごとく傾いている場景を詠んだ句と解される。


【今日の季語3710:別記④】ナゾヘが文献に登場するのは江戸末期以降のことで、『虞美人草』<1907>にも「なぞへに引いた眉」の使用例がある。


【今日の季語3710:別記⑤】この語の語源は未詳であるが、各地の方言にも残存することと併せて、ナソエ・ノセのような形を用いる地域もあるところから、二拍目は本来清音であったと考えることもできる。


 

【今日の季語3710:別記⑥】小栗風葉『青春』<1905-06>には「堤の準(なぞへ)に月見草の黄色な花が」とあり、この語に「準」字があてられている。これは語形のよく似た別語のナゾラフ(準)への類推から生まれた用字と見られ、両語を同源と解するのは早計であろう。

 

2020年02月23日(日)



@twryossy 諍うもしみじみ美味し蜆汁 公彦
2012年02月23日(木)還暦も合わせ飲み込む 公彦


【今日の季語3709<787】蜆汁(しじみじる):三春の生活季語。季節を問わない日常的な料理であるが、生類季語の「蜆」の旬が春とされるところから、本題も当季に置かれる。滋味が深く肝臓にも良いとして好まれる。◆啜るとき真顔の夫(つま)や蜆汁(松村多美)

   

2020年02月22日(土)



 

@twryossy 視線のみこちらに残し春の鹿 公彦
2012年02月23日(木)春の鹿毛落ち色落ち子を孕む 公彦


 

【今日の季語3708<786】春の鹿(はるのしか):三春の生類季語。単独では三秋となる「鹿」を春に用いたもの。雌については春仔を腹に宿した「孕鹿(はらみじか)」の別題、雄には角の落ちた姿をいう「鹿の角落つ」がある。◆春鹿の眉ある如く人を見し(原 石鼎)


 

【今日の季語3708:別記①】例句の「眉」は、「集める」「曇らす」「潜める」などの動詞を伴って、さまざまな表情をいうのに用いられるが、そのような人にしか備わらない身体部位名を、まじまじと人を見つめる春鹿の表情を表すのに転じたところに苦心のほどが感じられる。


【今日の季語3708:別記②】石鼎句には、身籠もった生類の眼差しを詠んだ「孕み猫われをみつめて去りにけり」もあり、例句に通じる要素が認められるところから、本句の春鹿もまた傍題「孕鹿」であろうと思われる。


 

【今日の季語3708:別記③】なお、上掲の猫句ではその対象が「われ」であるのに対して、鹿句ではそれが「人」である点にも注意を向ける必要がある。


 

【今日の季語3708:別記④】連句の「人情」の区別に従えば、前者は"我"だけがいる「人情自」の句であるのに対して、後者は"我"と"人"がいる「人情自他半」の句にあたり、両句の構図が異なることに気付く。

   

2020年02月21日(金)



 

@twryossy 植えられし梅に送られゲートタッチ 公彦
2012年02月21日(火)
病院の一角占めし梅の花 公彦


 

【今日の季語3707<785】梅(うめ):初春の植物季語で「梅が香」「梅月夜」などの傍題が多く、他の花に先がけて咲くところから「花の兄(え)」の別名もある。「白梅」より遅れて咲く「紅梅」は同季の別題。◆梅一輪一輪ほどの暖かさ(嵐雪)


【今日の季語3707:別記①】梅は古く中国から漢方薬として伝わり、後に花そのものを鑑賞するようになった。仮名で「むめ」とも書かれるのは「梅」の中国音を [mme] と聞いて、その頭音 [m] に「む」の仮名を当てたもの。後に「うめ」に転じて和語として定着した。


【今日の季語3707:別記②】「馬」に「むま」「うま」の両表記形があるところにもこれと同様の事情があったと見られる。馬もまた古代以前に大陸から伝来し、古くはその中国音に基づいて [mma] と呼ばれたのが、仮名表記に「むま」の形で残ったものであろう。


【今日の季語3707:別記③】なお万葉集にはすでにウマの形が広く用いられているので、古くから和語として意識されていたことが知られる。


【今日の季語3707:別記④】例句の「梅一輪」や「大輪の花」などのように、花に「輪」を用いるのは中国文献には例がなく、日本で生まれた用法と見られる。『日国』の引用する室町期の日記『宗長手記』<1522-27>に「冬の梅は一りん二りん咲きて」とあるのが早い例にあたる。


【今日の季語3707:別記⑤】この語は、原義の「車輪」から、「日輪」や「月輪」のように天体に用法が拡がり、さらに上掲例に見るように丸い形をした梅の花にも用いられ、やがてその比喩の"輪"が花一般にまで及んだものであろう。

2020年02月20日(木)



 

@twryossy 田螺和え津守の里の与謝蕪村 公彦
2012年02月20日(月)川に採り母の作りし田螺和え 公彦


 

【今日の季語3706<784】田螺和(たにしあえ):三春の生活季語で「つぶ和」の傍題も。同季の生類季語「田螺」の肉にアサツキやワケギなどの野菜を合わせ、酢や味噌などで和えて「ぬた」にして食する。◆藪が吐く月なつかしや田螺和(石田波郷)


 

【今日の季語3706:別記①】タニシの名は、タ(田)に巻貝の総称ニシ(螺)を合わせたもの。平安期の古辞書『和名類聚抄』には「田中螺」に「太都比(たつび)」の和訓が施され、この古名と併せて、ここにもこの貝がタ(田)と強く結び付いた存在であったことが表れている。


【今日の季語3706:別記②】ここに見えるツビもまた巻貝の古称。その母音交替形にあたるツブ(粒)と同源の語で《小さくて丸いもの》の意を表す。上記傍題の「つぶ和」や個別名の「つぶ貝」にはこの形が用いられる。


【今日の季語3706:別記③】これがタニシと呼ばれるようになるのは中世以降のことで、室町中期成立とされる『文明本節用集』の「田中螺」に「タニシ」の傍訓があるのがその早い例にあたる。一方の古形タツビは、タツブ・タツボなどの形で各地の方言に残存する。

2020年02月19日(水)



 

@twryossy 溶けるものなきを虞るる雨水かな 公彦


 

【今日の季語3705<783】雨水(うすい):二十四節気季語の一つ。雪が雨になり氷が水になる時季という意味を込めた呼び名。今日から初春後半に入り、季節は次第に春の様相を呈してくる。◆譲らるる席に雨水の温みかな(川崎真樹子)

 

2020年02月18日(火)



 

@twryossy 藪椿齢を一つ重ねたり 公彦
2012年02月18日(土)
藪椿淡雪落ちて揺れにけり 公彦
2011年02月20日(日)
椿落つ 咲き盛るとも わかぬ間に
つらつらと椿の宇宙(そら)を彷徨いぬ 公彦


 

【今日の季語3704<782】藪椿(やぶつばき):三春の植物季語「椿」の数多い傍題の一つ。ツバキの異名にあたるが、日本の海岸地帯から低山地帯にかけて古くから自生するものの種名にも用いられる。◆藪椿落して風の句読点(湯川 雅)


【今日の季語3704:別記①】ツバキを表す「椿」字は、中国ではセンダン科の木を指す漢字で、別に太古にあった霊木の意にも用いる。


【今日の季語3704:別記②】思いがけない出来事をいう「椿事(チンジ)」は江戸期頃に生まれた和製漢語。これは後者の《珍しい木》の意を踏まえて、「椿(チュン)」の慣用音チンに同音字「珍」を重ねて造られたものと見られる。


【今日の季語3704:別記③】本字は、この木が初春に花を付けるところに基づいて「木」と「春」を併せて古代に造られた和製の会意文字で、それがたまたま中国の同字別語と衝突を起こしたものであろう。


【今日の季語3704:別記④】中国では、ツバキと同種でこれとよく似た花に、その葉が茶の材料となるところから「山茶花」の名を用いた。日本ではこれにサン(山)ザ(茶)クヮ(花)の字音読みをあてたのが、後に音位が転倒してサザンカと呼ばれるようになった。


【今日の季語3704:別記⑤】一方、江戸期にはこの「山茶」字を日本の椿の異名と解して、これにツバキの読みを用いたこともある。


【今日の季語3704:別記⑥】中国の「七十二候」にならって日本の気候風土に合うように改訂された「本朝七十二候」の立冬の初候には「山茶始開」が置かれ、本来は山茶花を指す候名に「つばきはじめてひらく」の読みを用いているのはこのような誤解から出たもの。


 

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