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薮椿

2020225()

薮椿

大津留公彦


藪椿落ちて齢(よわい)を重ねたり 齢の部首は歯であるという


藪椿淡雪落ちて揺れにけり 季のあえかに進みし如し


椿落つ咲き盛るのも分かぬ間に 些細な事にかまけいる間に


つらつらと椿の宇宙(そら)を彷徨いぬ 島中赤に染め抜かれては


亡き人の「誕生日です」の通知来る追悼歌送る見られはしない


如月の朝陽の優しき退職日二度経験すまだ働けど


春淡し春のみに付く淡さなりいにしえびとの淡き思いか


春三日月チグリス川に墜落す西の彼方の明け行く頃に


一首選んで頂ければ有り難いです。


by五島市

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