カテゴリー「短歌」の32件の記事

2009年3月20日 (金)

めくそが笑うはなくそが

後輩ブログの大脇道場に以下の私の川柳と短歌を紹介していただいた。

川柳
採れたての川柳です
短歌
何か問題でも

川柳と短歌を並べられたので私の短歌の作り方が見事に暴露されてしまった。

俳句を作ってそれに全く違う77を付けるとそれなりの短歌になる
勿論、助詞を変えたり下の句の付け方などに苦労はしているのだが
これが私の短歌の作り方である。
35年間の短歌の先生である碓田のぼる先生からは「こういう作り方をしているといつまでたっても大津留君は歌がうまくならない」
と言われているが・・・

大脇道場にはこういう風に紹介されました。

先輩ブログの大津留公彦のブログ2さんより、コメントをもらいました。           最近は、短歌と俳句に加えて川柳を初められたそうで。採れたての川柳とそれを加工した短歌が宅配されましたので、いくつか紹介します。

NO.1037 政治資金規正法「改正」と抜け穴つくりの歴史

上が川柳、下が短歌です。

    参政権 企業にあるの 御手洗さん
  参政権企業にあるの?御手洗さん献金意味なきゃ背任ですよね

    金くれる あしながおじさん 知りません
  金くれるあしながおじさんいるのです名前なんか知りません

    企業の金で 国民生活 救います
  企業の金で国民生活救いますそんな私に何か問題でも

    国からも 企業からも 泡銭
  国からも企業からも泡銭入って来ますそんな私に何か問題でも

    麻生維持 小沢維持で 助け合い
  麻生維持小沢維持で助け合いそんな私たちに何か問題でも

    延々と 悪法助け きりもなし
  延々と悪法助けきりもなし居直り続け党もつぶすか

    選択は 目くそ鼻くその 二つだけ?
  選択は目くそ鼻くその二つだけ?さあ多喜二くんこの国をどうする

そうしたらこれを受けて返歌があったようです。

ついでにこれも。
 大津留さんの歌に、では私もと、latter_autumn さんから返歌?がありましたので紹介します。

NO.1041 「朝日」のまともな社説 「政治資金規正法―企業献金禁止に踏み出せ」

西松の ダミーも迂回も 知りません
この金を 誰がくれたか 詮索は 厚意に失礼 だから訊かない

そんなこと 私が知る訳 ないでしょう
それでもね あしながおじさん 信じるよ 人生いろいろ 献金いろいろ

検察の 国策捜査 けしからん
それからね 共産党も けしからん 怒りに燃える 小沢信者

二階尾身 森も加藤も お互いさ
詮索は どうでもいいから 国会は 他の審議を しようじゃないか

マニフェスト 小沢が破り 頬被り
これしきの 公約違反 小さいよ 小泉曰く 大したことない

やっぱりね 企業献金 いけないよ
やっぱりね 全面禁止 すべきだよ 麻生に倣い ぶれる発言

怒るより 笑っちゃうほど 呆れるね
実質は 自民と民主 同じでしょ 二大政党 対立偽装
虚しいね 政権交代 真理教 信じる者は 救われないね


これはライバルが現れた!。
頑張らんば・・・

これは川柳短歌という新しいジャンルかな。


韻文は時に政治を動かすこともある

徴兵は命かけても阻むべし母・祖母・おみな牢(ろう)に満つるとも
という石井百代さんの歌は1973年の福田赳夫首相の有事立法の阻止に力があったと言われています。
徴兵は命かけても阻むべし…の作者はどんな人

35年間毎月新日本歌人(一部コスモス)に8首を投稿してきました。
短歌の合計は3千首を越えます。
このブログの短歌カテゴリーにもこの2年半の分はあります。


大津留公彦の短歌のホームぺージ(多分この時代を知っている人はいないだろうが)への先祖還りで短歌を頑張るかな。

大脇道場の力の籠った記事をご覧下さい。
最新記事
# NO.1043 お知らせです 「派遣村」8府県で 20日から (03/19)
# NO.1042 政治資金の抜け道と小沢一郎 (03/19)
# NO.1041 「朝日」のまともな社説 「政治資金規正法―企業献金禁止に踏み出せ」 (03/19)
# NO.1040 小沢代表は、要するに「企業・団体献金を禁止する気がないが、言ってみたまで」という事? (03/18)
# NO.1039 国民の素朴な疑問に進んで答える器量を (03/18)
# NO.1038 自立支援法改定で概要 1割負担の規定改廃 (03/18)
# NO.1037 政治資金規正法「改正」と抜け穴つくりの歴史 (03/18)
# NO.1036 小沢一郎氏が企業・団体献金全面禁止を表明?ウソだろう!? (03/17)
# NO.1035 オバマ大統領も怒る! (03/17)

あんくる トム 工房

めくそがはなくそを笑う
で私の川柳と短歌を取り上げて頂いています。

こちらの簡潔ながら経済に強い記事もご覧下さい。

最新記事
パイの分け前
なくそう貧困
めくそがはなくそを笑う
灰色の狼
ソマリア沖派兵
世界恐慌
政治献金の請求書
小沢氏のらりくらり
斬新なデザインのトイレ
政治家の答え

では今日の短歌(?)です。


    めくそが笑うはなくそがめくそを笑う桜は咲くか 公彦


今日はこんなところですがなにか?・・・

  政治フハイの根源の政党助成金を廃止しワイロ以外の何物でもない企業・団体献金の全面禁止を!

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2009年3月 3日 (火)

小さな春

2月28日の土曜日は6日ぶりに晴れてしばらくの間太陽が顔を出しました。
我が家の庭にも春の兆しがありました。
小さな春

写真のようにミモザの黄色い花が一気に咲きました。
小さな木が数年で大木となり我が家のシンボルツリーとなりました。

長雨が上がりて君と見上ぐればミモザの黄色に庭は被われる

小さな春

春の兆し良く見ればあり雪振りて雨振りて芽は育ち行くなり気象庁によると今日2日は8日振りの「晴れ日」だったようです。

小さな春

昨日から既に3月となり明日は雛祭りです。

小さな春

昨日見た映画「おくりびと」の余韻が残っています。

「おくりびと」に荒む心が洗われて庄内という土地がゆかしい

小さな春

今夜の寒い帰り道に上弦の月が見えました。

寒風の中をもくもくと歩いていくこの道の他に行く道はない 

冬空に歩み早める家路なる上弦の月西に悴む


花粉症が猛威を復活しています。
花粉症で息が苦しくなった妻を夜中に病院に連れて行きました。

元気出そう花粉症に病む君よどんなに寒くとも明けない冬はない

雪の来る予報のありてあなたには落ち着く夜が訪れるかな

真夜中の病院に転がる会話拾い薬を待ちて妻の肩揉む

明日は関東は雪だそうです。

ホワイト雛祭りかな?

今夜はこんな所です。


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2009年2月21日 (土)

順三忌に参加しました。

順三忌ー渡辺順三歌碑見学・吟行会に参加しました。

東京都港区元麻布3-5-16の長玄寺の渡辺順三の墓の裏の墓誌の裏に新しく出来た歌碑を見学し墓参しました。
久しぶりにお会いする方や初めてお会いする方など30名の参加でした。


順三の墓参に連なる人の列六本木ヒルズの見下ろす中に


順三の歌を讃えて先駆ける白梅紅梅に風は冷たし


順三の志を継げという進氏の声を聞きたり梅香るとき

順三の墓前に
順三の墓前に
赤き梅半ばは咲ける長玄寺日陰に佇む黒御影墓

順三の墓前に
冬空に星一つなく蒼く澄む平和とはかかる静かなるもの 順三

順三の墓前に

順三の墓前に

その後近くの中華料理屋 来々軒を借り切っての歌会に参加しました。

新日本歌人協会の前代表奈良達雄さんから「渡辺順三に二つの論文の及ぼしたもの」という講演がありました。

二つの論文とは
1.林田茂雄「短歌革命と短歌性の喪失ー滅ぶるものして滅ばしめよ」

2.蔵原惟人「再びプロレタリア・レアリズムについて」

1は「短歌がみずからの特性を放棄して一般短詩へ解消」という間違った結論になっている。
2は「プロレタリア・レアリズムはこの社会の動きのうちに把握して、それが必然にプロレタリアートの勝利へと向かってゆくということを芸術的に、すなわち形象の言葉をもって描き出すものにほかならない」
というところに「ある種の狭さがある」と言われました。

その後の歌会で三十人の歌が一人ずつ中華料理とともに料理されました。

短歌が合計八首できました。

歌作り三カ月目と言う君と渡辺順三を遥かに偲ぶ

ネットにて順三忌参加連絡ありし君と短歌を少しく論じぬ

平和とはかく静かなると順三の歌いたる空に蒼きシリウス

順三の拓きし道を継ぐ我ら新日本歌人協会に寄りて歌わむ

やはり私は歌人でした。

今日の短歌はこんなところです。

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2009年2月17日 (火)

ねこやなぎ(短歌)

ねこやなぎ

短歌ねこやなぎ8首を作りました。 
数日前の俳句が短歌に変じました。
ここ数日季節は大きく動いています。

(この猫柳も大きく動いていますが・・・)

ねこやなぎ   大津留公彦

ねこやなぎ ちちのいのちの はるかなれ  はるはもうすぐ かどめをまわる 

ねこやなぎ やさしきくにのひとのかお 
こはるびのひを うけとめており 
 
ねこやなぎ ちちのしんぞう うごけかし 
はるのおとずれ せつにまつきょう

ねこやなぎ ゆふのやまには ふくらむか 
とうきょうはまだ かたきかまり

ねこやなぎ かたきこころのよるとなる 
いきぐるしさも そのなかにあり

ねこやなぎ ひとのいのちを よらしめよ 
しんぞうのかたちに にたるまるまり

ねこやなぎ おやこのえんの かたけれど 
きせつことなる きょりのはるかさ

ねこやなぎ きせつをかえる よすがかな 
はるはいがいとすぐそこにある


今夜はこんなところです。

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2008年11月 3日 (月)

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2008年10月18日 (土)

ブログの歌・その壇にあり

今朝起きる時にブログの作成画面で起きました。
短歌が8首できました。
どうもこう言うのをブログ中毒というのかも知れないと思います。

ブログの歌・その壇にあり 大津留公彦

夢の中ブログの作成画面が見えて居り目覚めればさて何の事やら

歌も句も今はブログの中にあり検索すれば歌集に句集に

歌・俳句・政治・IT・庭の花 万華鏡のごときわがブログかな

わがブログもブロゴスフィアの渦にあり他人の一部に自分の一部に

名前よりブログの名前に意味がある忽ち人生はつまびらかに

戦いをブログの中に起こしてはマスコミ巻き込みブログに終わる

つぶやきが大きな世論になることをブログに示す事件がありたり

ブログ論壇を構成するは市井の人我も我らもその壇にあり


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2008年10月16日 (木)

10月の短歌(秋明菊)

10月の短歌です。
今月も写真付きです。


           秋明菊             大津留公彦

秋明菊風に揺られて定まらずふんわりふんと揺れているなり


白菜の青き葉っぱの広がれる友の畑を染める夕焼け

栗ご飯作ってみるかとつぶやきぬテレビは返事を返さないもの


妻からは「上からもの言い」と諭されぬ窓の上には仲秋の月



 
皮剥いて指をケガをして若者はグループホームにに栗ご飯作る



    
上からの指図は受けぬ彼岸花立派に咲きて立派に散りぬ


台風はまだおでまさぬ台所に出刃包丁をしっかりと研ぐ


犬も猫も鈴虫の夜眠りますそれぞれの位置確かにありて


吹上御所の花野に武蔵野顕ちにけり人手の入らぬ鬱蒼とはこれ



名月や隠るるなかれ我と在れ夜の闇はこれから深まる

闘いを始めんかなや季節は秋やや深まろうとする時である 


  


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2008年9月 9日 (火)

ゆふの夏 

     この夏の短歌「ゆふの夏」が採れました。
     採れたての秋の味覚をどうぞ

      ゆふの夏               大津留公彦

鹿逃げてグループホームの話題なり素直なる子どもとなる夏休み
080814_16530001


せせらぎに寝入ってしまう長湯なり湯平の湯に目覚めれば秋
080825_18530001


金の湯の秋のせせらぎに寝過ごせりひょいっと山頭火入って来ぬか
080825_19390001


石畳山頭火さんとすれ違う湯平の湯に寝て夏は逝く 
080825_18410001


穂を付けし稲をまもれよゆふの山朝日を浴びて曼珠沙華たつ
080826_06440001


あんたとのことよみがえる夏模様ぶっぽうそう来る谷のすすきよ
080826_07110001


金隣湖に初秋の風が波作る休みの果てし湯布院の里 
080826_13260001


夏休み母と過ごせり白昼の夢は久住を駆け巡るなり
080826_06430001


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2008年8月11日 (月)

長崎の鐘10首

この間書いた社会問題関係のブログ記事に短歌を付けました。
ご批判下さい。 

            長崎の鐘  大津留公彦

長崎の鐘は今日も世界平和を祈念して鳴り響いています

1.昼飯は一緒に食べようと出かけたが8月9日父帰らずと

2.半生(はんなま)の父の頭を焼きしという人の頭上に長崎の鐘
地元に九条の会ができた

3.人間の頭骸骨は硬く脳みそは蜂の巣状と被爆者の書く

特攻艇・震洋の悲劇と消えた“被爆浦上天主堂保存計画”

4.特攻艇「震洋」を語る田英夫8月16日の111人の「戦死」を

長崎被爆63周年祈念式典

5.長崎は世界の動きを見ていると平和宣言に籠る死者の声
浅尾大輔という未来

6.ロスジェネと言われる世代の君ら撃つ団塊直後の我ら撃たぬか

見過ごされた被爆

7.「入市被爆者」という問題を今だ解決できぬ国夾竹桃は咲き盛るなり

麻生太郎という問題

8・麻生太郎という問題をこの国は又抱えるかカンナ狂い咲く

麻生太郎という人

9.1万人の朝鮮人の資料いずこ 麻生鉱業の御曹司殿
創氏改名は朝鮮人が望んだこと?

10.創氏改名は朝鮮人が望んだこと?麻生太郎と日本の悲喜劇

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2008年7月14日 (月)

7月の短歌(合歓の花)

7月の短歌(合歓の花)です。

写真・動画とコラボレーションしてみました。
いかがでしょうか?
せっかくこんなコラボができるのですから短歌+アルファで行きたいと思いました。
書籍ではこうはいかないですからね・・・

        合歓の花              大津留公彦


絹糸を束ねし如し合歓の花 やわらかきピンクに庭を染めたり 


合歓の花今朝咲きたるを妻が言う 葉群は夜に和合すという 
                

合歓の花茶筅の如く開いては 暑さの日々に咲き続けたり


草取りをしつつ農夫は日焼け顔に 甘やかすから水は遣るなと


打ち水を垣根に通す日没時 風の道筋家内を抜けぬ


夏草に覆われし庭に花四種一列に咲くパラソルの下


紫のサルビア・ガラニチカ咲き続く 他の花々咲き散りてなお

ろうそくの明かりに読書す半夏生 揺れる明かりに心は開く


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2008年7月 9日 (水)

新しき命とバラ(改)

 1か月前の孫の誕生時に詠んだ歌を改定しました。

生まれた日の写真です。

Photo


  新しき命とバラ 大津留公彦

薔薇展に行けずともよし娘に命授かりたるがこの春の華

破水した娘に狭庭の白薔薇を届けむとしき男の子生まれぬ

バラは咲き孫は生まれる春の日につまらぬことは忘れてしまう

新しき命生まれぬバラ咲く日陽はさんさんと雨後に輝く

暑き日に生れしことを記すなりいつの日か君に話すことあれ

キャップをかぶり目の開かず眠る君名前の読みは頂いておらず

母親と同じ時間に生まれ来し目もとは父親口は母親

勢いよく初乳を今日飲んだという君よ健やかに親とその親のように


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2008年5月27日 (火)

新しき命とバラ(短歌)

          新しき命とバラ 大津留公彦

薔薇展に行けずともよし娘に命授かりたるがこの春の華

破水した娘に狭庭の白薔薇を届けむとしき男の子生まれぬ

バラは咲き孫は生まれる春の日につまらぬことは忘れてしまう

新しき命生まれりバラ咲く日陽はさんさんと雨後に輝く

暑き日に生れし子なることを記すいつかの君に話すことあれ

キャップをかぶり瞼を閉じて眠る君まだ名前は頂いておらず

母親と同じ時間に生まれ来る目もとは父親口は母親

おっぱいを今日初めて飲んだという君よ健やかに親とその親よりも


カナダde日本語を習い
とむ丸の夢を見ていた
きまぐれな日々
あんくる トム 工房での
反戦な家づくり
すごい生き方を学んだ。
土佐高知の雑記帳
ささやかな思考の足跡/や
dr.stoneflyの戯れ言
たけくまメモ して
観劇レビュー&旅行記
アルバイシンの丘から見た
ポラリス
ミクロネシアの小さな島・ヤップ
旅のプラズマを書き
美しい壺日記には
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2008年4月13日 (日)

蕊桜(4月の歌)

4月の短歌8首です。

4月はやはり花の季節です。


蕊桜ごそっと落ちてしまいけり一つ齢を重ねし如く

木の芽にも言祝ぐ如き朝の雨ビルの谷間を濡らしつつあり
花散らす雨に久闊叙す我等そちこちに悲哀も転がりて居り
蕎麦食えば春雨重くなりにけり緑色せる蕎麦に親しむ
陽を浴びて桜を浴びて昼餉かなみなとみらいという現在に
花の香も連れてコリアンバーベキュー人生の師としばし向き合う
紫木蓮一気に開きそのあまり命短く一気に散りぬ
ハナモモの咲く新宿は山谷のある町なりと今日は思えり

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2008年2月14日 (木)

[北辰斜めにさすところ]と雪

新日本歌人安孫子支部湖畔短歌会の仲間のご指摘を受けて推敲しました。
改訂版を「新日本歌人」に投稿します。

2月の短歌です。

[北辰斜めにさすところ]と雪     大津留公彦

その位置は「北辰斜めにさすところ」動かぬ視座の映画を見たり

凛とした映画見終わり雑踏の人ごみの一つとなりて流れる

寒波来る街になつかしの巻頭言「北辰斜めにさすところ」なれど

(身内にしかわからない歌につき投稿せず)

凛とした映画や冬の雑踏に学生時代浮かぶ街角

雪降りて庭の椅子をも隠しけり静謐という字は書けぬなり

(実験歌としても失敗ななので投稿せず)

椅子に揺られレノンの曲と窓の雪新しきテレビ座るリビング

椅子に揺られレノンの曲と窓の雪冬は静かに過ごすべかりし

雪の朝空はターナーの絵の如く曇りているも家はデジタル


雪の朝空はターナーの絵となりて東国一帯おおいつくせり


雪という無垢に世界は鎮められ白黒のみの世界となりぬ

雪という無垢に辺りは鎮められ白黒のみの世界となりぬ

雪降りて素直になりて行く如し輝くような火照りもありぬ

雪降りて素直になりて行く我か 輝く火照りのとき思い出づ

雪というは思索深めるものなるか いつになく真面目な自分がありぬ

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2008年1月 1日 (火)

元旦の歌

あけましておめでとうございます。
今年も当ブログをよろしくお願いいたします。

元旦の歌を作りました。
今年は短歌でスタートです。

正月の昼下がりなる浴室の
 ゆずの香りに溶け込んでいる

この年はその年に続く年であり
 あの年に続く どの年なるか

ゆずの香にこの年の願い思うなり
 多くは言わぬ 死ぬな 生まれよ

新しき年の来たりて新しき
 命の生まれる 酒ほがいかな

子は全て半ば巣立ちぬ
 正月は二人のものとなりて行くかな

お雑煮を食べてゆず湯に浸りけり
 2008年ゆるやかに行く

プレカリアートのことを考える正月よ
 行くべき道ははっきり示されている

新年の抱負は何と尋ねられ
 答えに詰まるめでたさもあり

戦争のない世の中を子や孫に
 2008年元旦の計

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2007年12月24日 (月)

土壁に影届き居り(12月の歌)

12月の短歌です。

寄せ鍋の歌です。

少し冒険してみました。

よろしかったらご感想文又はご感想短歌をお寄せ下さい。


土壁に影届き居り     大津留公彦

土壁に影届き居りお酌する君の二本の手は重なりて

寄せ鍋の来るを待ちつつさしさされわずかの間に酔いの来たれり

土壁が囲む寄せ鍋熱くなり夢や思いの食べ頃となる

塗りこめし壁に霜月保たれてひややかさありなべの宴席

吹き零れるなべに上がりし声揃い万座は一気に芸に向く

ちげ鍋に野菜とつくねふっふふっふひしめいており勃興期かな

満月を外にして鍋の句の出来ず満月は渋谷の店の上にある

寄せ鍋に思いと調べの籠もりけり掬いあげられ回されて行く


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2007年11月18日 (日)

ヒロシマナガサキ(短歌)

再び私のような被爆者を作らないため(ヒロシマナガサキ)
という記事でヒロシマナガサキという映画の感想文を書きましたがそれを短歌にしましたので紹介します。

一部訂正しました。

同い年のアメリカ人の作りたる日本人には作れぬ映画

HBOというアメリカ資本が作りたる映画の被爆者に心奪われる

「はっきりとその時のことは覚えている」六十年たち「はだしのゲン」の作者は

八月六日は何の日かわからない若者数多いて静かに映画は始まる

八月六日は何の日かわからない若者ら映して映画は始まる
     
この若者を作ったのは私たち 効率の論理はあまりにつよく

どうすればヒバクシャの声を引き継げるか考えている間に人は逝くなり

どうすればヒバクシャの声を引き継げるか考えている間も被爆者は逝く

被爆した地点に写真を持って立つ十四人の生の長かれと祈る

被爆した地点に写真を持って立つ十四人の生 長かれと祈る


死んだ人の為に生かされている被爆者の声を為政者は聞け!

「死んだ人に生かされている」という被爆者の声よ!為政者は聞け!

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2007年10月16日 (火)

映画シッコ(短歌)(改)

1004681_01


日本の医療の方向をしめすもの
で少し紹介しました映画「シッコ」を見てできた短歌8首です。

感想・校正・訂正案などありましたらお願いします。

(10.16短歌会でのご指摘も受けて少し手を入れました。)


1.題名が少し恥ずかしい映画なれど今年の私の一位かもしれない

題名が少し面映い映画なれど今年の私の一位かもしれない

2.こんなにも腹立たせる映画はない マイケルムーアに拍手は送るが

こんなにも腹立たせる映画はない マイケルムーアに拍手送る

3.こんなにもエスプリの利いた映画もないフリーダムフライは又フレンチフライへ

自分の足を自分で縫いゆく人のいてアメリカの医療を縫い行く如し

4.無料なるグアンタナモ収容所に押しかける無保険に泣く善良なる市民

無料なるグアンタナモ収容所に押しかける無保険に泣く9.11ボランティア

5.イギリスにもフランスにも劣るアメリカの医療 キューバの治療に患者らは泣く

9.11にボランティアで参加したアメリカ人キューバの治療に極まりて泣く

6.タクシー券で患者を捨てる病院は日本の医療の行く末なるか

タクシー券持たせ患者を捨てる病院は日本の医療の行く末なるか

7.無保険のアメリカ人は500万人 そんな国にこの国もするのか

無保険のアメリカ人は500万人 そんな国へとこの国もするのか

8.静まらぬ興奮に真夜中のパーティ開く 医療とはなに 映画「シッコ」に

静まらぬ興奮に真夜中の開く 医療とはなに 映画「シッコ」に

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2007年9月 9日 (日)

短歌とはかくも力のあるものか(改2)


ガーベラ
花言葉は『崇高美』『神秘』。

9月の短歌8首です。

先に書きました現代短歌研究会に触発されてできました。
ちょっと力が入っています。
やはり刺激は必要ですね。
まだ校正中ですのでご指摘頂ける方はよろしくお願いします。

短歌の友と短歌でない友のご助言を頂き校正しました。

志村さんのご指摘で一部訂正しました。

哲久の熱き激しき生き方にわが身の回り振り返るかな

哲久の激しさ貫く生き方にわが身の回り振り返るかな

哲久の熱き激しき生き方にわが身の回り振り返るかな


短歌とはかくも力のあるものか書き込み一つにそれを感じる

短歌とはかくもパワーのあるものかコメント一つにそれを感じる

短歌とはかくも力のあるものかコメント一つにそれを感じる

森井マユミの哲久に向くまなざしに応えるものが我にありけり

森井マユミの哲久に向くまなざしよ我に応えるものがありけり

森井マユミの哲久に向くまなざしに我に応えるものがありけり


この夏の終わりの一日を慈しむ哲久がかくも熱く語られ

この夏の終わる一日を慈しむ少女は哲久を熱く語れり

この夏の終わりの一日を慈しむ哲久は少女に熱く語られ

現代の短歌を評論する会に居心地の良さと座りの悪さと

現代の短歌を語る会にある居心地の良さと座りの悪さ

現代の短歌を語る会にある居心地の良さと座りの悪さと


言葉遊びをやんわりたしなむ人が居て効き過ぎしクーラー少し和らぐ

短歌とはかくも遥けき詩形かなその骨太き全てを容れる

短歌とはいとも遥けき詩形かなその骨太き全てを容れる

短歌とはかくも遥けき詩形かなその骨太き全てを容れる


公園に虫は鳴き居り歌人は歌詠みにけり矛盾はあらず

どうでしょう?

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2007年8月20日 (月)

8月短歌(新冷)

8月の短歌8首です。

新冷の欅並木の中通る蝉の声厚い所を通る

新冷の高尾の山の闇深く漆黒の街に低く花火かな

蜩が鳴く山の上にも人あふれ今年の夏は激しく暑い

スイカ下げ横断歩道を一息に渡る人あり見つめる人あり

この街を我が街とする 人生の交差点かな夏模様

山頭火 道はまっすぐ続きけり この夏彼に添いて歩みぬ

行く夏を惜しむというには暑すぎる夏休み果て秋はまだ来ず

記録的な暑さの中に人は行き人は来たりて秋は近ずく


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2007年5月31日 (木)

知的百姓(短歌)

世田谷の蘆花恒春園と世田谷文学館を訪れたときの歌八首です。


知的百姓                      埼玉   大津留公彦
知的百姓標榜したる蘆花の庭巡るしばしは自然に帰る
新緑の竹林巡る蘆花思い啄木思い邦子を思う
蘆花恒春園歌の仲間と尋ねたり青き竹林すがしき中を
トルストイの影響受けし蘆花開く恒春園に初夏の陽注ぐ
カルミアの咲く世田谷を逍遥す職を引きたる人たち多し
大逆事件に天皇直訴する蘆花よ啄木もその夜義憤に燃えしか
徳富蘆花が「秋水書院』と名づけたるわら屋根の前しばしの思い
向田邦子の生涯たどる企画展 大田光も熱く語れり

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2007年5月20日 (日)

新しい啄木(短歌)

新しい啄木(短歌)

本日の啄木祭の舞台に会った絵と今日採れたての短歌8首です。

風受けて蓮の葉一斉に開くなり一斉に閉ずまでのあいだを

蓮の葉を動かしているその君は丸々と太ったあの鯉だろう

夕陽浴びる不忍池の蓮原に啄木祭の余韻が残る

柔らかい三枝昴之の講演に新しい啄木を捜す夕焼け

シドニーのオペラハウスの帆のように蓮の葉開く意志あるごとく

手間暇のかからぬ詩型百年の後の世までも残るという君

(日本人の幸せの一つ)と言い切りし二十四才の啄木の謂い

ワーキングプア,啄木の歌とセットとなる百年続くうたの力よ

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2007年4月19日 (木)

不愉快なニュース (短歌)

長崎市伊藤市長の死を悼み追悼の短歌8首を作りました。

謹んで一長さんに捧げます。

     不愉快なニュース       大津留公彦

不愉快なニュースと共に目覚めたる四月十八日寒き早朝

背後から銃弾二発を受けし君あまたの善意と寒き朝消ゆ

「暗殺」という言葉がこの国にあったという事実がぽんと投げ出されている

ブログにはテロ糾弾の風起こる 首相は冷たいコメントをする

核廃絶訴える市長を失って長崎の街喪に伏す卯月

菜種梅雨止まざる中の訃報なり あるべからざる訃報なり

選挙活動停止する候補潔し今日もまた春の雨の上がらず

「伊藤一長」その名と共に刻みたい「核を許さずテロをゆるさず

以上はオーマイニュースのニュースのネタに掲載されました。

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2007年3月31日 (土)

明日結婚する娘へ

古い短歌帳から明日結婚する娘に関する短歌を拾って見ました。

我が愛する娘にこの歌を送ります。

1977年1月24日17時22分長女 未来 誕生す3300g

田無

あかんべもし乳母車も押してみぬ半年後に生まれ来る子どもの為に
冬一日患者の影の消えるまで手握り締めて分娩室前
生まれ来る子に示す如わが名呼ぶ分娩室の扉の厚さよ
手に汗を握りておのずと息荒し新たな命にすぐ届く頃
扉越し我は涙に拍手せり赤子の泣き声聞こえ着たりて
分娩室の分厚き扉を境とし苦しみている涙流している
初めての授乳告げ来る君の声受話器をおきてデスクをたたく
ふと思い時の流れを感じたり一児の親となりたることを
夜昼を違うかこの子は夜に起き親等起こしてまた眠り行く
親の想いこの子に届けとつけたる名”未来”確かにこの子に輝け
感受性豊かな子どもに育て上げむテレビにお守りはさせまじ妻よ

イラク

戦争はしてはならぬとまた言いしサイレンの度しがみつく子に

船橋

”風さんがもっと早くと言ってるよ”背中押されて走り来る吾子
早春の表参道駆け抜ける風と押され行くわが子が二人
我が娘に初めて”感動”の語を使わせし友情に死せる南極の犬
犬の死ぬ度に振り向き伏せて泣く我が娘を胸に又受けとむる
流氷にはさまれて行く犬を背に吾娘は我が胸に身を知締め
愛しきは疲れて眠る子らの顔資本の論理にあまりに遠く
姉弟のサンタ論争にけりつきぬ揃って願いの叶いし朝

悠久の友好の歴史を引き継ごう 未来に生きる子どもらの為

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2007年3月25日 (日)

桜貝八つ(短歌)

2_5


出展


桜貝八つ

三井楽の桜貝からいくとせぞ歴史のページを紐解くごとし

桜貝われに示して駆けしあり白き浜あり碧き海あり

桜貝透き通るように恥らいぬふた昔前よりも昔に

桜貝海を豊かに容れて居り長崎五島三井楽のそれ

桜貝つなぎし縁もありにけり三十四年ほどけずとけず

桜貝三十四年前に得し今も確かに我が家にあり

桜貝万葉公園と続きたり遣唐使見し白良が浜に

桜貝その引力に引かれけり今もピンクに輝きて居り


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2007年3月19日 (月)

五十五歳の転職(短歌)

2月16日に会社を辞めましたがそのことを短歌にまとめました。

年末から作っていたのですが啄木コンクールに応募したのでは発表を遅らせました。
選考が終わったはずなので発表します。
応募したものとは少し違います。

33年の会社員生活20首の短歌では終わりません。
今後も作ってゆきたいと思います。

尤も会社員生活が終わったわけではありません。
22日から新しい会社に勤めます。
昔の短歌も含めてこのブログに短歌をどんどん発表してゆきたいと思います。

それでは私の33年の会社員生活の中締めです。

Photo_50


五十五歳の転職      大津留公彦

今週から靴音の高き師走のオフイスに人は来たりて人は去り行く

通勤靴履き替え寒きオフイスにパソコン低く 唸り始める

雛形に沿いてたちまち出来上がる退職書類の簡素なるかな

定型のフォームに書き込み出来上がる退職願の印影の濃し

名残惜しくないといえば嘘になる三十三年この社とありき

五十五歳となる前の日に退職す今人生の主人公なり

東名阪福岡イラクと社員たり変わることなき自分史の章

短歌にて会社生活を振り返る嬉しい寂しいそして夢ありき

全力で演じた月日企業人と市民というこの舞台を回し

この生活を六本松で終えるなり甘く酸っぱい響き持つ地で

青春を過ごせし地にて会社員の中締めとする明日は晴れるか

仲間らは日本に世界に散らばれど六本松に永久の青春

退職金が住宅ローンに消えてゆくその手続きは電話一本

十日恵比寿の商売祈願の列に並び異なる思い胸中にあり

退職の挨拶に行けば何故と聞かれ五十五歳になるからと言う

松明けの街を斜めに横切りぬ退職願を出せしその後

職業を決めしも辞すも寒きとき三十三年短くはなし

妻となる女と決めたる会社なり妻と決めたる退職である

人生の中締め申す小正月まだ宴会はこれからである

寒き道をこれからも行くマフラーをくるっと巻いていざや歩まん


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2006年12月24日 (日)

聖樹(短歌)

道二つ分けて聖樹の光あり心静かに明日を思う
賑わいに聖樹輝き我群れず天神の街ゆっくりと行く
靴音の高き師走のオフイスに人は来たりて人は去り行く
通勤靴履き替えて寒きオフイスにパソコン音立て唸り始める
はかりごと冷たい雨に打たれつつ深く静かにめぐらせており
この街の魅力は師走に輝けどはすを向いてる自分を見ている
この道は先を見通せる師走道志免町なるモニュメント見ゆ
冬道をこれからも行く太き道マフラーくるっといざや行かなむ

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2006年11月19日 (日)

秋から冬

秋から冬
 戦い抜きて
  手を振れば
   ひきしまる顔に時雨
    そぼ降る

赤壁の闘いに我も参加せり
 三国志など読まないけれど

ブログ画面が次々に赤くなっていく
 こんな選挙があっただろうか

天神はレッド・カラーで埋まったと
 ブログに読んで
  コメントする夜

ブログからトラックバック飛んできて
 驚き 飛ばし
   また驚かす

善意持ち投票に行く
 沖縄は半そでを着て
  福岡コートで

闘いの果てに得るのは
 つながりの深まり
  という果実なるかな

冬深まりこの一年を振り返る
 我に新たな出会いの有りし


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2006年10月29日 (日)

ナディアやファディアへ

岡野弘彦さんのイラク戦争後1週間イラクの短歌を作り続けたというこの前の記事を読んで触発された。
イラク戦争を許したのは我々のせいだという認識は重いものがある。

私(大津留)はイラクに3年いたことがある。
最近そのころイラクで一緒に仕事をした人と会ってなつかしく悲しかった話もした。

ナディアやファディアやファーツゥンというかわいい友達もいた。

イラクへのアメリカの侵略戦争(理由が全てウソだったと判明した今やこう呼んでもいいだろう)は絶対に許せない。
そしてそれを支えた日本の政府も許せない。

教育基本法改悪→憲法改悪→徴兵制→侵略国家→国家破滅の流れを断ち切ろう!

イラク戦争開始直後の短歌を掲載します。

続きを読む "ナディアやファディアへ"

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2006年10月20日 (金)

十六夜と台風

このブログになってからは久しぶりの短歌です。
十六夜は俳句で頂いた季語。
台風の今年のひどかった台風13号です。

背筋伸ばし秋に入りて行けるかな 博多の街を小さく丸め
 十六夜の心地よき風アジアより吹きて 映画の祭りが果てぬ
   十六夜に消えたる二年の思いなり  くっきりと浮くその様を見よ
    十六夜に泣きたいこともあるけれど 涙は私に似合わないもの  
    十六夜に吹く風やさし私とは何 いいこいいことそよいでいるか
   台風は小さな城を吹き飛ばす  根を張らぬ松みな倒れたり
  台風は巨木を倒し根も露  この朝の道決して忘れず
 台風に公園の松許されず  この国はやはり亜熱帯のくに


 

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2006年10月 6日 (金)

結婚した頃の話

今夜は関連会社に出向している会社の先輩と飲んだ。

31年前の私たち夫婦の人前結婚式の立会人の一人だ。

思い出したので少し私たちの結婚式の話をします。

結婚式は妻の故郷の長崎県五島列島で行った。
出来たばかりの公民館で町長以下町をあげての結婚式だった。
新郎新婦はいつのまにか関係なくなり朝までの飲み会になったようだ。
式場に行くまでに町の中を練り歩くのだがそのときに言う仲人さんの地元言葉でない「お褒め下さい!」というのがおかしいと通りのみんなが笑っていた。
(五島の言葉では「ほめしゃしゃれー」という) 私の地元の大分の親戚を五島まで連れて行ったのがその後の親戚の共通話題となった。
(あんな大きい鯛は食べた事がないとか・・・)

福岡では中華料理屋の二回で仲間が集まってくれて会をやってくれた。

東京では会費制の「祝う会」を実行委員会形式で会社の若い仲間がやってくれた。
当時は会社に入社して1年後で3千円の会費を出してみんな来てくれるのかと実行委員の方々は心配してくれたようだ。

私たちは長崎県五島列島での結婚式のあと、一気に日本列島を北上し渋民・北海道函館・小樽と啄木を追っての新婚旅行から帰り参加するだけだった。
しかも式にぎりぎりになり新郎新婦のいない結婚式をやるかどうかと話していたところに到着するという離れ業を披露した。

この「祝う会」は会社の上下関係もなく(最も偉い人は呼ばなかったが・・)演劇披露やギター演奏もある楽しい会だった。
その中で新しい友人のカップルも生まれた。

この祝う会をやって頂いた人たちとはその後もお付き合いを頂いており私たちの財産となっている。 結婚した息子達にも自慢げに語ったものだ。

この3つの結婚式及び祝う会に参加していただいた人たちを大事にしたいと思います。
何せ私たちの原点はここにあるのですから。
思えば遠くへ来たものですがこの原点は忘れずに居たいと思います。

結婚式のことを思い起こされてくれた先輩、有難うございます。

先輩また飲みましょう。

あ、それから、どうもご馳走様でした。

当時の短歌を紹介します。

全部かみさんのことを歌っている20首です。

Photo_4

(日経人気調査で日本一の五島・高浜海水浴場)

三井楽の浜 大津留公彦

三井楽の浜に駆け出し振り返る「婦女暴行罪」と言葉一つ

婚約を告げらるる父の狼狽と静かに語る母を観ている

相会はば自分が小さく見ゆるごとき君の手紙のどこか幼し

我妻となるべき君を見つめつつ曾祖母は瞳を曇らせている

我が為にも会社の為にも働かず君の手紙の優しくはあれ

やわらかき肌に触れたるその日より我はその身をいとしむとせり

君が愛我が一身に感じつつ共に暮らせるその日の為に

手繋ごう香椎の浜に手繋ごう紅茶一杯に思うはそのこと

身も心も暮らしも一つにならむ春雪解けて来る静かに静かに

女らしさを越えた女らしさを持つ君と人も語りぬ寝顔を見つめる

啄木の道を我は歩まじと妻となる君の寝顔に誓う

心臓が止まるように寒いという君の肩取り啄木の墓に

照り返す雪の光に浅黒くなりしと喜ぶホテルの二人

瀬戸内に沿いて汽車行く何気なく曇るガラスに君の名を記す

長き浜海に駆け寄り息継ぎて我に示ししピンクの桜貝

薄赤きばらの蕾を買い来てはウイスキーのびんに差す君と居り

扉越し我は思わず拍手せり赤子の泣声聞こえ来たりて

数多くアラビア人を使う身なれど打ちとける互いに妻を語る時のみ

松ぼくり若木より採り君に投げ砂に埋れし三井楽の浜

別れ住み悩みはあれど遥かなる三井楽の浜われらに輝く

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2006年9月27日 (水)

山笠があるけん博多たい(20首)  

この夏に作った短歌です。

実は何を隠そうこのブログは短歌・俳句のブログだった(!)のです。

私の属する「炎」という同人誌に送りました。

山笠があるけん博多たい(20首) 大津留公彦

一番山笠恵比寿流櫛田入り 山笠があるけん博多たい

風そよぐ七月十五日の朝の舞い 空青く澄み突き抜ける如

勇壮に山車を曳きつつ 駆けてゆく男の祭りよ山笠まつり

鎮めの能追い山果てて舞われたり 博多の暑い夏が始まる

笛と鼓に押されるように舞う能は 追い山の熱鎮める櫛田社

髭のある櫛田神社の白猫は鈴の音にも 驚かず寝る

神官のあげる祝詞をかしこみて 観光客と我と聴く猫

飾り山に世界平和を願う夏 新天町の雑踏の中

壮大な自己満足のため 我は歩む 自己満足が歴史を刻む

大雨が沛然と降る祭月 平和の歩みの 終点の頃

黒くなりし 手足の矜持夏遍路 「平和」はこうして守られてきた

行進を終えてビールを飲むときに 平和の証沛然と雨

健康と言うファイルが一冊できあがり 我ははるかな五十路を行く

登山靴しばらくしまわれ乾いたり なぜか気になり今日も目をやる

リュックサックは久住の山へと運べとや 大中小と綺麗に並ぶ

ぼうがつるの高原の中の昼餉なり 雨は降りても降らずともよし

法華院温泉 木床に裸で山見つつ 長き会話を楽しみし夏

由布院駅の足湯の温さを確かめて 夏の終わりとするこの時間

G線上のアリア湖に滑る夏 ピアノ・フルート風となりたり

かなしきは久住山に登りしも 淡き記憶となりしこの夏

 

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