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カテゴリー「日本共産党」の記事

2019年11月 7日 (木)

11月6日の衆議院予算委員会での共産党塩川鉄也議員の質問とそれへの回答の要約

11月6日の衆議院予算委員会での共産党塩川鉄也議員の質問とそれへの回答の要約
この前の無所属の今井議員の時の安倍総理のヤジが問題になっているがこちらのベネッセの話も問題です。
要約及び意訳を箇条書きで書きます。
詳しくはyoutubeを見てください。
ーー
Q 2大臣は適材適所だったのか
A (総理)副大臣をどちらも務め適任と思った
Q 答えてない。答えられないなら不適格だった事になる。
A 本人達が説明責任を果たすと言っている
Q参考人として読んで頂きたい→(議長)理事会で検討する
6団体の英語の試験を2度受けるこの制度は地域格差や経済格差を生み教育の機会均等に反しないか?
A機会均等は大事
Q延期したから済む問題でない。教育再生実行会議は安倍総理が実行している会議ですね。
A私が議長です。
Q責任をどう感じるか?
A(萩生田)一年で結論を出す。
Q総理の認識を聞いている。
大学入学共通テストを民間に丸投げしたのでは機会均等を確保出来ないのでは?
「何れにせよ」という答弁をやめて欲しい
A(役人)一般競争入札で記述式問題の採点は、5年間で約61億円で「学力評価研究機構」に発注した。
Q これはベネッセの出資企業ですね。ベネッセは英語試験団体GTECジーテックもやっている。
ベネッセは成長目標7%で対策本でも利益出せると経営戦略を掲げている。出題と採点が同じ企業は問題ではないか?
A (以下萩生田)内部で部門を分けているので大丈夫。
Q ベネッセは秘密漏洩事件を起こしている。民間丸投げは間違っている
A民間ありきではない。その事も含めて一年間かけて検討する。
Q そこまで延期した2024年は共通一次テストをやめる年でありそれに合わせただけではないか?理科や社会にも記述試験を導入する年でもある。
萩生田大臣は辞任すべきであると要求して試験を終ります。
以上です
映像
https://youtu.be/njQkTNTjZdc

 

2019年9月25日 (水)

資本論の歴史を追ってー不破哲三氏の講演から

『資本論』の歴史を追って

新版『資本論』刊行記念講演会『資本論』編集の歴史から見た新版の意義

不破哲三党社会科学研究所所長の講演(詳報)

から太字部分を引用しながらコメントします。

(写真)講演する不破哲三氏=20日、東京都新宿区

1、『資本論』の歴史を 振り返る

「『資本論』には37年の歴史があります。

1865年の大転換

 不破氏はまず、『資本論』とその草稿全体を執筆順に並べて紹介しました。

 (1)『1857年~58年草稿』 『資本論』の最初の草稿で、7冊のノートから成りたっています。

 (2)『経済学批判』(1859年刊行) 経済学研究の最初の部分、商品と貨幣の部分をまとめたもので、草稿ではなく出版されたものです。

 (3)『1861年~63年草稿』 23冊の膨大なノートです。

 (4)『資本論』第1部初稿(1863年~64年夏) 題名を『資本論』と変えてまず書いた草稿です。

 (5)第3部第1編~第3編(1864年夏~12月) 第2部「流通過程」を飛ばしたのは、執筆するにはまだ研究不足と思ったからと思われます。

  ここまでを“前期草稿”としマルクスが1865年に第2部第1草稿を書く中で「恐慌の運動論」を発見した後と区別した。

 前期の草稿と後期の草稿と何が一番違うのか。それは、「恐慌の運動論」の発見により、資本主義社会がなぜ没落して社会主義社会に変わるのかという資本主義の没落論が大きく変わったことです。

 “前期草稿”では、「利潤率の低下の法則」を革命に結びつけて、利潤率が下がるから恐慌が起きる、そして恐慌が起きるから革命が起きるという「恐慌=革命」論に立っていましたが、新しい恐慌論は、恐慌は利潤率の低下から起きるのではなく、資本の再生産過程に商人が介入することが恐慌を引き起こすことになると変わった。

  マルクスの経済学の要は二つあります。第一は、なぜ資本主義が封建社会にかわって生まれ発展したのかを解明した部分で、マルクスはこれを資本主義の「肯定的理解」と呼びました。第二は、資本主義がなぜ矛盾が大きくなって次の社会に交代するのかを解明した部分で、マルクスはそれを資本主義の「必然的没落の理解」と呼びました。

 不破氏は「第2部第1草稿での新しい恐慌の運動論を軸にして『必然的没落』の理解がすっかり変わってしまった。このことを『資本論』の歴史を見るときにしっかりつかんでいただきたい」と強調しました。

 エンゲルスは大転換以前の第3部の初めの部分と発見後の後の部分を同じように考えて編集してしまうという大きな問題が残ったのでした。

直ちに新しい没落論へ

 この時期マルクスは第一インターナショナルの仕事をしながら資本主義のもとでの生産手段の巨大な発展が次の社会の物質的土台を準備するとともに、搾取と貧困、抑圧の増大に対する労働者階級の闘争、「資本主義的生産過程そのものの機構によって訓練され結合される労働者階級の反抗」こそが資本主義の没落の推進力となることを解明した。

むしろ第一インターナショナルの仕事をしていたからこそこの転換に至ったのかも知れないとも思う。

2、エンゲルスの編集史と 後継者の責任

 エンゲルスは、残された第2部、第3部の膨大な草稿にもとづいて、『資本論』編集の仕事にかかりました。

 しかし、これは容易な仕事ではありませんでした。

マルクス流「象形文字」の解読 

 編集にとりかかるには、まずマルクスの草稿を解読する仕事がありました。マルクスの筆跡は「象形文字」といわれるほどの悪筆で、それを読めるのはマルクス夫人亡き後はエンゲルスだけでした。

10年かかった第3部の編集 

 第3部は1885年2月から口述筆記を始めて7月には完了しました。このとき、エンゲルスは第3部を読んで受けた感銘を各方面に書き送っています。

 口述が終わり、1888年から第3部の編集が始まりましたが、編集は困難を極め、最後の2編を印刷所に送ったのが94年5月でした。10年近い歳月をかけて生み出されたのが現在の第3部で、これで、『資本論』全3部を世界が手にすることができるようになったのでした。

 その10カ月後、1895年8月、エンゲルスは死去しました。「まさに『資本論』に命をささげたといっていいと思います」(不破氏)

悪条件のもとでの編集作業 

 不破氏は「こういう困難を極めた歴史的条件のもとでエンゲルスは最善を尽くしたと思います。その努力があったからこそ、『資本論』の全体像が後世に伝わることができました。これはエンゲルスならではの歴史的功績だったと思います。私は今回、改めてその全経過を振り返って、その意義を痛感しました。後の機会に、エンゲルスの苦闘の経過をまとめて紹介する仕事を自分の課題にしたい気になりました」と語りました。

エンゲルス編集の歴史的到達点に安住せず、その問題点を調べて解決するのは、新しい条件を得たわれわれの責任だと思います。その責任を果たしたのが、今回の新版の大きな特徴・成果だということを報告したいと思います」と強調しました。

3、現行版の編集上の問題点

資本主義の「必然的没落」論と恐慌論 

 エンゲルスの編集の現行版の最大の問題点は、現行の『資本論』への発展の起点となったと意義付けた第2部第1草稿における新しい恐慌の運動論が見落とされたことでした。

  そこから二つの問題が生まれました。

 第1は、マルクスが克服した「利潤率の低下→恐慌→社会変革」という古い没落論が第3部に残ってしまったことです。そのため、第1部で展開した労働者階級の闘争を軸にした新しい革命的な没落論が全面的にはとらえられないようになってしまいました。

 第2の問題は、新しい恐慌論の本格的な説明が欠けたことです。第3部第4編の「商人資本」論の中である程度の解明はあるのですが、「商人資本」の特殊な説明として受け取られ、読み過ごされる形になってしまいました。

 新版では、第2部第1草稿の恐慌論の全文を掲載して、マルクスの恐慌論の到達点を正確に示すことにしている由。

そのほかの一連の問題

マルクスは、本文とは別に参考記事を書いて試行錯誤しているがそれが本文に入り込んでいる由。「蓄積と拡大再生産」(第2部第3編第21章)など

 新版では、『資本論』に入るべきではなかった草稿が部分的に入り込んでしまった事実が分かるようになっている由。

未来社会論の取り扱い

 重要な問題として、第3部第7編第48章「三位一体的定式」の最初に近い部分にある未来社会論の取り扱いがあります。

 ここでマルクスは、社会における人間の活動を二つの部分に分け、社会を維持するための物質的生産に参加する時間を「必然性の国」、それ以外の自分が自由に使える時間を「自由の国」と呼び、自由の時間を持つほど人間は発達することができる、未来社会=共産主義社会ではみんなが平等に労働して労働時間が短縮され、みんなが豊かな「自由の国」を持つようになる、それがまた「必然性の国」に反作用して労働時間が短くなって社会は発展するという壮大な未来社会論を展開しました。

 不破氏は「私たちも、新しい党綱領をつくるときに、初めてこの文章を発見しました。これほど重要な未来社会論が見落とされたのは、この章の編集の仕方に一つの原因がありました」と述べました。

 ここは大事な所です。

元横国大の萩原伸次郎さんは社会主義・共産主義のキーワードは「自由な時間」だと先生から習ったと挨拶で語っていた。みんなが豊かな「自由の国」を持つようになる事が社会主義・共産主義の目的なのでしょう。

 新版では、未来社会論を、マルクスの草稿どおりこの編の冒頭において区別を付けて、その独自の意義の分かる訳注を付けたようです。

4、新版『資本論』刊行の 歴史的な意義

 「今年は、エンゲルスが『資本論』第2部を刊行してから134年、第3部を刊行してから125年にあたる年です。この間、日本でも世界でも『資本論』の多くの諸版が発行されてきました。しかし、エンゲルスによる編集の内容そのものに検討を加え、残された問題点を解決して、マルクスの到達した理論的立場をより鮮明にする、こういう立場で翻訳・編集した『資本論』の新版の刊行は、これまで世界に例がないものです。

 それだけに、私たちは当事者としてその責任の重さを痛切に感じています。

 私たちは、エンゲルスが十分に読み取る機会と条件のなかった『資本論』成立の歴史を、資料の面でもこれだけ明らかになった現在、この仕事をやりきることは、マルクス、エンゲルスの事業の継承者としての責任であり義務であると考えて、この仕事に当たってきました。そして、今回、発刊する新版『資本論』は、エンゲルスが資料も時間も十分に持たない中で行った編集事業の労苦に思いを寄せ、その成果を全面的に生かしながらマルクスの経済学的到達点をより正確に反映するものになったことを確信しています。現代の日本で、また広くは現代の世界で、マルクスの理論を指針として社会の進歩と発展に力を尽くそうとする多くの人々が、この新版『資本論』を活用していただくことを心から願って、私の話の結びとするものです」

――

説得力のある話でした。

草稿を全部机の上に並べて真ん中辺りの本から前期草稿と後期草稿に分けての説明はビジュアル的で印象深いものでした。

マルクスの「恐慌の運動論」の発見が、恐慌は利潤率の低下から起きるのではなく、資本の再生産過程に商人が介入することが恐慌を引き起こすことになると変わった事は、革命論の根本が変わったと言ってもいいかもしれません。

「恐慌の運動論」というのは不破さんの命名だそうですから、「不破哲三」の名前は「恐慌の運動論」の名づけ親として残るのかも知れません。

引用ばかりになりましたが全文を読んで頂くか映像を見て頂ければと思います。

 

思い起こせば不破さんの話を最初に聞いたのは通っていた大学の講堂で半世紀近く前です。

 今回JCPサポーターメールで案内があり抽選に応募したら当たったので同時配信の映像を見てもよかったのですがやはり参加して不破さんの元気な姿を見ることが出来て良かったです。

最後に少し高くなった演壇を降りる時にずっこけそうになられたのにはハラハラしました。

来年1月に90歳になられる不破哲三さんのご長寿を願います。

 

2019年925日 大津留公彦

 

文字)新版『資本論』刊行記念講演会『資本論』編集の歴史から見た新版の意義

不破哲三党社会科学研究所所長の講演(詳報)

映像)

本)新版『資本論』

畢生の大著ー資本論 志位和夫氏の挨拶から

畢生の大著

新版『資本論』刊行記念講演会「ルールある経済社会」と『資本論』――新版『資本論』刊行によせて志位委員長のあいさつ これまでの訳書を全面改訂―それを可能にした二つの条件

からの引用とコメントをします。

新書版の完結からちょうど30年で改定が可能となった二つの条件

 一つは、マルクスが残した『資本論』の膨大な草稿の主要な部分が、『資本論草稿集』などの形で日本語訳としても刊行されて、マルクス自身の研究の発展の過程を、私たちが読む条件がつくられたこと

 いま一つは、その『資本論』の草稿の研究によって、エンゲルスによる『資本論』第2部・第3部の編集のたいへんな苦労や功績とともに、その問題点も明確となり、それを前向きに解決して、マルクスが到達した理論的な立場を、より明確にする条件がつくられたこと

この背景にはインターネットの発達で全ての関連文書は直ぐに見る事が出来るようになった事が大きいと思う。それでマルクスが引用した各種英国資料が直ぐに読めるようになったと同時にエンゲルスによる編集上の問題点も検討・解決し、訳文、訳語、訳注の全体にわたる改訂を行うことも出来たのだと思う。

マルクスが到達した理論的立場が奥行きをもって立体的に――「ルールある経済社会」の基礎となる諸命題も

一例をご紹介。

 日本共産党綱領は、当面する経済の民主的改革の内容として、国民の暮らしと権利を守る「ルールある経済社会」をつくることを中心課題にすえています。『資本論』には、私たちの綱領のこの方針の基礎となる大事な解明が、随所にちりばめられています。

“大洪水よ、わが亡きあとに来たれ!”……」――資本への社会的規制が不可避になる

 たとえば第1部第8章「労働日」の叙述です。

 マルクスのこの言葉は非常に有名ですが、志位さんはカンブリア宮殿でのやり取りを紹介しています。

 私は、以前、2008年のリーマン・ショックの後に「派遣切り」が問題になったさいに、それを主題にしたテレビ番組に出演したときに(09年1月放送、テレビ東京「カンブリア宮殿」)、テレビ局の側から「『資本論』からの引用で一言でわかるものを紹介してください」という注文を受けまして、たいへんに難しい注文でありますが、次の命題を紹介したことを思い出します。

 「“大洪水よ、わが亡きあとに来たれ!”これがすべての資本家およびすべての資本家国民のスローガンである。それゆえ、資本は、社会によって強制されるのでなければ、労働者の健康と寿命にたいし、なんらの顧慮も払わない」(新書版(2)464ページ)。

 この一文を読み上げましたら、司会で作家の村上龍さんが「マルクスはやっぱりいいことをいいますね。いまでも生きていることを」といい、女優の小池栄子さんが「マルクスといま初めて触れ合いました、私」とのべ、マルクスが現代に生きているということが、この一文で伝わったということを、とても印象深く心に残っています。

この番組は私も記憶があります。両司会者が納得していたのを覚えています。

 資本は、最大の利潤をくみ上げるためには、労働者の健康や寿命に何らの顧慮も払うことなく、労働時間の非人間的な延長を追求する。しかし、そうなれば、労働者階級全体が精神的にも肉体的にも衰退し、社会全体が成り立たなくなる――「大洪水」がやってくる。その「大洪水」を止めるには、社会による「強制」によって、労働時間を規制するしかない。社会のまともな発展のためにも資本への民主的規制から避けて通れなくなる。マルクスは、このことを痛烈な言葉で語ったのであります。

この文章は誰にでも納得性のある言葉だと思います。特に非正規労働で苦しめられている人たちには、維新の労働者分断の訴えよりも胸を打つものだと思います。

労働者の役割と労働組合の存立の基礎だと思います。

 「自分たちを悩ます蛇にたいする『防衛』のために、労働者たちは結集し、階級として一つの国法を、資本との自由意志的契約によって自分たちとその同族とを売って死と奴隷状態とにおとしいれることを彼らみずから阻止する強力な社会的バリケードを奪取しなければならない」(新書版(2)525ページ)。

 「社会的バリケード」という言葉はこの版ではじめて使われたそうです。前の版がどういう言葉だったのか気になります。労働基準法などの 「社会的バリケード」がどんどん壊されて行っているがそれは社会そのもののバリケードも壊して行っていると思う。

工場立法の一般化は、未来社会にすすむ客観的・主体的条件をつくりだす

 「工場立法の一般化は、……新しい社会の形成要素と古い社会の変革契機とを成熟させる」(新書版(3)864ページ)。

 マルクスはここで、二つ側面から「社会的バリケード」のもつ意義を解明しています。

 第一は、古い生産の諸形態をしめだし、労働過程の全体を「社会的規模での結合された労働過程」に転化することを促進し、「生産過程の物質的諸条件および社会的結合」とともに、資本主義の胎内で「新しい社会の形成要素」を成熟させるということです。

 第二は、工場立法の一般化によって、労働者に対する「資本の直接的なむき出しの支配」が産業全体に広がり、「資本の支配に対する直接的な闘争」を一般化させ、「古い社会の変革契機」を成熟させるということです。

 こうして『資本論』では、この工場立法を、社会変革の客観的条件と社会変革の主体的条件という側面の両方から、統一的にとらえています。

 「綱領でのべている『ルールある経済社会』とは、資本主義の枠内で実現すべき目標ですが、それを綱領で『ルールある資本主義』と表現していないのは、『ルールある経済社会』への改革によって達成された成果の多く――たとえば労働時間の抜本的短縮、男女の平等と同権、人間らしい暮らしを支える社会保障などが、未来社会にも引き継がれていくという展望をもっているからです」

『ルールある経済社会』かという『ルールある資本主義』という問題については思い出がある。紅林進さんの「民主制の下での社会主義的変革」の中で[「ルールある資本主義」や「よりましな資本主義」の主張にとどまるのでなく、資本主義自体の問題性と限界を明らかにし、資本主義に代わる社会主義のビジョンを積極的に提示してゆくべきである。]という部分が誤解であり『ルールある経済社会』へと日本共産党がまさに今、努力している事だろうと書きこれは紅林さんの激励的提起だと書いた。(「社会主義って何だ、疑問と討論」所収)

このルールは未来社会を作り出す契機となる事でしょう。

恐慌の運動論」の発見はマルクスの資本主義観、革命論を大きく変えた

「ルールある経済社会」の基礎となる一連の解明は『第1部完成稿』で初めて行われた

 いわゆる『61~63年草稿』にも、これらの命題の萌芽となり、起点となる考察がのべられています。しかし、『第1部完成稿』では、それが階級闘争の生き生きとした歴史的叙述をふくむ大長編の叙述に大きく変わりました。そのことについて、マルクスはエンゲルスにあてた手紙で、「『労働日』に関する篇を歴史的に拡大した」「これは僕の最初のプランになかったことだ」(1866年2月20日)と書き送っています。

  これらは、『61~63年草稿』から66~67年の『第1部完成稿』までの間に、マルクスの資本主義観に大きな転換が起こったことを示しています。

破局的な危機を待つのでなく、労働者階級のたたかいによって革命を根本的に準備する

 それは、マルクスが、1865年前半の時期に、恐慌論にかかわって大きな発見を行ったということです。

不破さんの命名だという「恐慌の運動論」は「恐慌=革命」説を乗り越えて資本の再生産過程に商人が入り込むことによって、再生産過程が商品の現実の需要から独立した形で、「架空の需要」を相手にした架空の軌道を走りはじめ、それが累積し、破綻することによって恐慌が起こるというものです。歴史的にも恐慌即革命とはならないのは最早自明でしょう。

 この「恐慌の運動論」の発見は、マルクスの資本主義観を大きく変え、革命論も大きく変えるものとなりました。すなわち、あれこれの契機から始まる破局的な危機を待つのではなく、資本主義的生産の発展のなかで、社会変革の客観的条件と主体的条件がどのように準備されていくかを全面的に探求し、労働者階級のたたかい、成長、発展によって革命を根本的に準備していく。これが革命論の大きな主題となりました。『資本論第1部完成稿』には、こうした立場にたった資本主義の「必然的没落」論が、全面的に展開されることになりました。

 「ルールある経済社会」論の基礎となる『資本論』の命題はこの中から生れて来たくので重要である。

マルクス畢生の大著を理解するうえで大きな意義

 エンゲルスが編集した現行版の『資本論』の大きな問題点の一つは、マルクスが「恐慌=革命」説を乗り越える前の古い理論が第3部の一部に残ってしまっているうえに、マルクスが1865年前半に、恐慌の新しい発見を叙述した『資本論第2部第1草稿』――「恐慌の運動論」をのべた部分については、エンゲルスが編集のさいに「断片的な草稿」で「利用できなかった」と扱ってしまったということにありました。

新版では、これは第7分冊になる予定だそうです。

 私は、昨日、メディアのみなさんに、世界で初めてのことだと紹介したところ、「それでは新版『資本論』を英訳や独語訳で発刊する予定はありますか」という質問を受けまして、なるほどと思いましたが、これは世界で初めてのものであり、独自の科学的価値をもつものになると思います。

是非各国語訳を出して欲しいものだと思います。

 この到達点を理解することは、『資本論』が展開している資本主義論、革命論の全体を理解するうえでも不可欠であり、新版『資本論』は、私たちがマルクスのこの畢生(ひっせい)の大著を理解するうえで、大きな意義をもつものと確信をもって言いたいと思います。

 この畢生の大著を福岡、名古屋、大阪に次ぐ東京で四度目の正直で3年がかりで一昨年やっと読み終わったが更に今回の新版の中身をフォローして行きたい。2019924日 大津留公彦

参考 「民主制の下での社会主義的変革

社会主義って何だ、疑問と討論

新版『資本論』刊行記念講演会「ルールある経済社会」と『資本論』――新版『資本論』刊行によせて志位委員長のあいさつ

動画 

文章

弊ブログ

紅林進さんの「民主制の下での社会主義的変革」を読んだ

啄木とゴータ綱領批判

2019年3月23日 (土)

今日の南越谷と三郷の共産党の映像

今日の南越谷と三郷の共産党の映像

今日の共産党の南越谷駅での演説会の様子です。メイン弁士はいい方の小池さんです。参院選予定候補と越谷の各市議と越谷の金子まさえ県議と草加の平野あつ子予定候補と三郷の苗村京子予定候補も喋ってます。みんなガンバ!!

https://www.facebook.com/kimihiko.ootsuru/videos/2375310872519636/

今夜収録したインタビューです。

埼玉県議候補(三郷市区)苗村京子ワクワクインタビューパート2(政策編)

https://twitcasting.tv/kimihikoootsuru/movie/533638143#


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2018年8月 9日 (木)

【生放送!とことん共産党】山口二郎さん共産党本部に初めて入る

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2017年12月10日 (日)

日本共産党第三回中央委員会総会について

日本共産党第三回中央委員会総会について
1、赤旗電子版
私は来年7月から始まるという赤旗電子版に期待してます。
他の新聞は皆やっている事ですからそう目新しい事ではないですが政党の機関紙としては初めてだと思います。
私の案は、日刊紙に紙と併読の場合は+5百円。
電子版だけなら千円位
日曜版は併読なら+3百円、電子版だけなら6百円位でしょうか?
何よりもこれによって若者の読者が増える事が期待されます。
2、jcpサポーター制度
これは共産党本部のメール・SNSでの応援制度だと思いますが、我が居住地には後援会のメーリングリストがあり、ブログもFacebookもあります。今回中心に据えるというlineのグループも作りたいと思います。

参考動画
新しい順に
‪JCPサポーター制度について https://youtu.be/wcKk3gbJ3tU ‬
‪三中総を終えて‬
‪3中総を終えて 志位委員長が会見 https://youtu.be/it6mcBT2kuc ‬
‪三中総‬
‪第3回中央委員会総会(2017年) https://youtu.be/bgzBX5rRgME

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2016年12月17日 (土)

米倉春奈さんの講演

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今夜は文団連の年に二回ある加盟団体会議があった。

講演は28歳の共産党都議団最年少の女性都会議員で文団連のある豊島区選出の米倉春奈さんだった。

自分の娘の世代だが若くて素晴らしい政治家が共産党には居ると実感した講演だった。


スエーデンの国家予算と同じ13兆円の予算を大型公共事業から暮らし優先に切り替えれば素晴らしい地方政治が出来るとも実感した。

小池都政については特定整備路線などには反対し、豊洲見直し等いい公約は実現させるというスタンスで望んでいると言われていた。


豊洲問題については継続的な追求の歴史に触れた。

空洞問題に付いては共産党都議17人のうち16人で調査に押しかけ、2度目の水を採取に行った時には空洞の1番奥まで行くのが自分の担当で途中で迷子になりマスコミにも報道されてと言っていた。

既に豊洲には6100億円も使われている由。

これは健康保険料と介護保険料の減免の43年分に当たるという。

豊洲は東京ガスの跡地だが都市ガスは製造時にはヒ素などの猛毒を使いそれが地下に染み込んでいる為市場用地にはもっとも不似合いで東ガス自身がそう言っていた由。

土壌汚染の調査も対策も一部だけで100mx100mに1箇所しか調査しておらず対策はそこで異常値が出た所だけというのだからいい加減もいい所だ。

敷地全面に盛り土したというのは嘘だったし地下水のコントロールも出来ていない。

建設工事の談合情報が入札の1ヶ月前に寄せられているのにちゃんと調査せず、情報通りに落札され落差率99.9%でも調査しないという。

(経験から言って落札率9割以上は談合と見て間違いないと思う。)

(豊洲の移転は中止して現地再整備するしかないと思う。)

その他東京五輪や防災対策や政治とカネの問題が話されました。


小池百合子都知事を応援する会派の区議5人が自民党を除名になり自民党は9人になった由。

来年の都議選は豊島区ではその小池百合子グループから出馬するので厳しい闘いになるが是非春奈さんに議席を維持頂き更に活躍して貰いたいと思った。


米倉春奈さんは9月に民青同盟委員長の小山農さんと結婚祝う会をされました。
おめでとうございます。
更なる活躍を期待します。

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2016年11月 4日 (金)

加藤章さんの自分史が完成しました

一度の中断を挟んで合計3年かかった加藤章さんの自分史が完成しました。

三郷市の農業と社会運動の歴史書とも言えるでしょう。

明日の出版記念会を前に電子出版しました。

こういう市井の歴史が日本史を形作って行くのだと思います。

八十余年の生きた道のりは、今思い起こせば感慨ひとしおです。  白岡で生まれ育った軍国少年が戦後共産党員になり、縁あって三郷市茂田井の一農家に入り、党の一員としてつながりながら、 農業一筋に歩んできた思い出をあれこれと前後したり、重複を承知で書きました。 私が生きた時代の背景も考えながら読んで頂ければ幸いです。 (著者あとがきより)

どうぞ こちらでダウンロードしてお読み下さい。


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2016年6月23日 (木)

南越谷駅共産党演説会に参加しました

今日11時から南越谷駅頭で行われた共産党の演説会の模様です。
ママの会の人と伊藤岳さんとおくだ智子さんと小池晃さんの演説の書き込みです。
Twitterにtweetを投げ込んだので早速小池晃さんがrerweetして頂けました。
(小池さんには握手の時に「宇都宮健児さんを宜しくお願いします」と言いました。)

おくだ智子さんとは次の演説会場に行く南越谷駅から南浦和まで一緒になりお話しました。

皆さん移動時間はネットタイムのようです。

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2015年12月 8日 (火)

小林節さんの小林節節

昨日の共産党演説会での小林節節です。
二階の後ろの方から撮ったので映像は見ないで音だけ聞いて下さい。

http://youtu.be/fGzF1Nf7asU

あとはTwitter呟きからです。

拡散がないのでカクサン!>12月7日に文京シビック大ホールにて演説会を開催します。弁士は、志位和夫委員長、田村智子参院議員、山添拓弁護士他。小林節さんからもご挨拶。演説会は午後7時開会。入場は無料です。ln.is/www.jcp-tokyo.… @jcptokyoさんから


posted at 16:34:34


デイリー 大津留公彦 is out! ln.is/paper.li/mGzGl Stories via @yoshiyukiwatana @ulala_go @pamyurin


posted at 17:18:07


シビックホールの共産党の演説会NOW!凄い人でまだB2 7時までに1階の会場までたどり着けるか? pic.twitter.com/rrxBIgPpzl



posted at 18:51:30


「国民連合政府」の実現 参院選勝利をめざす 日本共産党演説会」のNOW! 若手弁護士が山𣷹拓さん応援演説会中! pic.twitter.com/Vcq1g78DNh



posted at 19:06:15


共産党演説会「憲法を守るのは誰ぞえ? やまぞえ!」 2011年の震災の年に弁護士登録をして原発事故被害者の支援をして来た。国会でこの問題に取り組む。 pic.twitter.com/CW5lPzaqqL



posted at 19:15:40


共産党演説会 田村智子参議院議員(比例)弁護士による自衛隊の家族の相談時に多くの母親からの電話で回線がパンクした。野党共同を進める。最初の30人の集会から原発反対運動に関わって来た。 pic.twitter.com/2O5yPCxefw



posted at 19:28:11


共産党演説会 田村智子参議院議員 奨学金を収入に認定され保護費減額された高校生に奨学金戻った。安倍内閣は百害あって一利なし 絶対に打倒する! pic.twitter.com/2obFAj5l8W



posted at 19:33:05


RT @arakawanao: 日本共産党演説会で山添拓参院東京選挙区予定候補が「来年夏の選挙で安倍政権を倒し、国民連合政府をつくりたい。私たちの力で『民主主義はこれだ』と示していこう」と訴えると会場から大きな拍手が起きました。


posted at 19:46:45


RT @andotaisaku: 演説会なう 「来年の参院選では私達の力で民主主義ってこれだ!という結果を出そう」(山添拓予定候補) 「若者達の命を安倍総理に委ねる訳にはいかない。安倍政権打倒の先頭に立ちたい」(田村智子参院議員) 「生まれて初めて共産党の演説会に参加しました。柄にもなく緊張してます」(小林節氏)


posted at 19:46:54


RT @AoiGodou2nd: 今日行われている共産党の演説会、なんかスゴイことになっているようだな。それだけ期待されているということか、共産党! twitter.com/yamaneko_strik…


posted at 19:47:04


RT @urano_satomi: 日本共産党演説会が始まりました。会場の文京シビックホールは第2会場まで満席となりました。


posted at 19:47:12


RT @asahian222: 文京シビック大ホールの共産党の演説会。田村智子参議院議員の演説が始まった。大ホールはいっぱいで入れず、小ホールでスクリーンを観て演説聞いてます。小ホールも満員だよ。 文京シビックホールってこんな感じのとこよ⇩すごいね。 pic.twitter.com/grXjQzHCB4


posted at 19:47:25


RT @estukotoya: 日本共産党演説会、シビックホールです。「憲法守るのは誰“ぞえ″?」「山添~」田村智子参議院議員とともに国会に送ろう! pic.twitter.com/UfuWuCSiOY


posted at 19:47:35


RT @sawada_shingo3: 文京シビックセンターで開催されている日本共産党演説会にきてます。今、山添拓参議院東京選挙区予定候補がスピーチ。原発事故被害の実態について話している…深刻。東電の「自殺と事故は関係がない」はまじでとんでもない発言。


posted at 19:47:42


続きを読む "小林節さんの小林節節" »

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