日本国憲法はルーツはチャップリン?
BLOG BLUESさんの記事チャップリン・レノン・日本国憲法に私も前に書いたチャップリンの「独裁者」についての興味深い指摘があった。
最後の6分間の名演説に日本国憲法はルーツがあるのかもしれないという。
ジョン・レノンのイマジンはこれに影響を受けたのかもしれないと。
そして「安倍政権に対する抗議声明」でもあると・・・
いずれも納得できます。
教育基本法を変えるな!
Let's us all unite!
と
日本好きなチャップリンが手を振り上げて呼びかけているような気がします。
以下一部引用です。
(チャップリン演説全文を引用して)
がーん!来るでしょ。来るものが、あるでしょ。で、何か
連想しませんでしたか。そう、ジョン・レノンの「イマジン」そっくり。
「日本国憲法」とも、瓜二つと言っていい。もしかすっと、憲法制定に関与した
GHQのスタッフは、チャップリンのメッセージに、深い感銘を受けていたのかも
知れない。そう言えば、この演説、右派からは共産主義と叩かれ、左派からは
情緒的と詰られた。そんな評価のされ方も、日本国憲法と同じ、ですね。
恐ろしいのは、これが、安倍政権に対する抗議声明として読んでも、
ほとんど異和感のないことなのだ。ね、そうでしょ。異和感ねえよな。
誇張でなく、いま日本は、民主主義そのものが危機にあると思う。
ファシズムの風が、棚引いている。吹き荒れる前に止めなければ。
僕らの力で。ブロガー諸君、自由のために戦おう。
チャップリン演説はここです。
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今日も又見ました。(6回目?!)
と言うよりは聴きました。
「Listen!」です。
映像も字幕も見ず、イヤホンで聴いていました。
最後にハンナのお父さん?が
「Hanna did you hear that?」と尋ね
ハンナは一言
「Listen!」
と応えて、音楽が高まり(ワグナーの「ジークフリート」?の音楽やスメタナの「モルダウ」の一節にそっくり)全編を終わります。
演説が高まり兵士に呼びかけるところでは、何度も
「Let's us fight!」闘え!
と呼びかけています。
民主主義のために!自由のために!人間のために!
家畜になるためではなく!機械になるためではなく!人間になるために!
すごいね!
そして最後が大津留さんお気に入りの
“Let us unite!”団結しよう!
です。
感動ですね!!!!!!!
投稿: JUNSKY | 2006年11月28日 (火) 23時28分
さらにもう一度。
「競艇場から見た風景」からのリンクでみたのはニール・ヤングではなく、ジョンレノンその人のようでしたよ。
BlogBluesさんのところのリンクとは別です。
大都留さんのリンクのジョンレノンとオノヨーコの映像も見ました。
それは、そうと、このチャプリンの演説はもう5回くらいここで見ました。よく見ると右上にBS2の文字が・・・
しかし、チャップリンはヒトラーの演説のノウハウもよく研究して真似てますね。
それと、この演説の間ノーカットで一発撮りしている。相当力を入れていますね。
何より、6分間で人の心をすっかり転換する名演説です。我々も、こうはうまくは行かないにしても、短い言葉で人を動かす力をつける必要があります。
長々話しても聴衆にはポイントが掴めないでしょうから。
6分間でインターネットとブログの重要性を理解させる名演説を考えてください。
投稿: JUNSKY | 2006年11月28日 (火) 00時27分
junskyさん
コメント有難うございます。
このイマジンは二-ルヤングですね。
ジョンのバージョンを別記事でアップしました。
投稿: 大津留公彦 | 2006年11月24日 (金) 01時23分
もう一度。
このブログでチャップリンの演説を聴いて感激したあと
BlogBluesさんを訪れコメントし
自分のブログをUPしていたら、
競艇場から見た風景(ブログの壁紙を見たところ福岡競艇場関係の方かも)さんより、ジョンレノンの「イマジン」の全歌詞の英語と彼(彼女?)による日本語訳のブログをTBしていただいた。
http://kurumachan.seesaa.net/article/27983103.html?reload=2006-11-24T00:47:19
そのページに行くとユーチューブで、ジョンレノンその人が歌うイマジンの映像があり、それを見てなお一層感動した。涙なみだ!
日本国憲法は、本当に多くの人々の(わたくし的にはベートーヴェンやシラー先生も含む)多くの先人の智慧と力に守られているように思います。
これら先人の名を汚さないよう、どうしても教育基本法と日本国憲法の改悪を阻止しなければなりません。
大津留さんのおかげで、今日もその日のうちに寝ることができす、日が変わって感動を続けた一日の終わりでした。
感動をありがとうございました。
私の第九の“感動的”和訳も見てください。
投稿: JUNSKY | 2006年11月24日 (金) 00時59分
チャップリン いいですね。
JUNSKYさんと同様に数十年前に見たのを思い出しました。自由と民主主義を高らかに表現しています。
後年、アメリカの映画界で赤狩りの嵐が吹き荒れたとき、公然たる共産党員のピカソにチャップリンは書簡を送ったという話しを引き続いて思い出しました。
なんとしてでも平と民主主義は守りたい!
投稿: あんくる | 2006年11月24日 (金) 00時43分
チャップリンの7分間の演説ありがとうございます。
久々に見て(数十年ぶりかな?)又また感激しました。
「独裁者」はトーキーを生涯作らなかったチャップリンが、この最後の7分間のために全勢力を注ぎ込んで創った映画ですね。
先日このメイキングの秘蔵映像が残っていたとしてTV特番があったようですが、残念ながら見られませんでした。
新聞によるとその特番は彼の思想を理解する上で貴重な映像だったようです。
演説に「翼」という言葉が出てきますね。
これはベートーヴェンの第九交響曲の歌詞(フリー・メーソンだったシラー作詞)にも共通するものがあります。
今日も嘉穂劇場「第九」の練習に行ってきたのですが、ここのところです。
Alle Menschen werden Brüder,
Wo dein sanfter Flügel weilt
人類すべてが歓喜の柔らかな「翼」に包まれ兄弟となる。
チャップリンは、ベートーヴェンの影響を受け、GS(占領軍民生局)はチャップリンの影響を受け、ジョンレノンは音楽家として当然「Symphony No.9」を熟知していただろうから、双方の影響を受け「イマジン」を創った。
こう考えると、日本国憲法はまさに人類の叡智の結晶と言えるでしょう。
この長いコメントは、もったいないの精神で、自分のブログにUPすることに今決めました。
あしからず!
投稿: JUNSKY | 2006年11月23日 (木) 23時15分