中国残留孤児の方を支援しよう
誘われて中国残留孤児の方を支援する「中国帰国者を支援する会第四回総会」に参加した。
支援者が長崎・熊本・大分からも参加されていた。
中国残留孤児の方も二人見えていた。
また新たな邂逅があった。
残留孤児の方
井下弁護士の報告から少し紹介します。
・名称は中国残留孤児福岡賠償訴訟
・現在137名の方が福岡で裁判中
・一人当たり3千万円の国家賠償を求めている。
・多くの方は生活保護を受けている。
・2004・12・8にスタートした裁判で今年の12月8日で2周年となり、2008年までかかる
・全国10箇所以上で同じ裁判が行われている。
・日本人として生きられる事をめざす闘い。
・東京と大阪では敗訴しているが少しづつ前進している。
・国に三つの棄民責任
1.満州の地に送り込んで見捨てた棄民
2.戦時死亡宣告をした棄民
3.帰国した人を見捨てた棄民
・これから判決が出る(勝てると思う)
12・1神戸地裁
1・31東京
・福岡の裁判には30人の弁護士が常任で付いている。
・福岡地裁で最も大きい301号法廷が傍聴者でいつも一杯になる
・福岡には塵肺や強制連行や水俣病やサラ金問題で最高裁で勝ってきた法的構成がある。
・何故帰国が遅れたのかを事細かに分析した。
・先週の公判でNHKの番組(満州への移民政策は国に責任があるというもの)を流すはずだったがNHKが抗議してきて中止になった。従軍慰安婦問題と同じ構図があると思う。
・裁判で勝つと同時に運動面の成果も得たい。(例、長野:一人3万円の特別手当て、長崎:渡航費用補助等)
・12・8に天神で署名集めのあと記者会見
・戦争をする国作りを許さない為にもこの裁判は大きな意味がある。
椛島弁護士
名和田代表・王丸さん
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