ベーカー委員会はガス抜き策
ブッシュ政権のイラク政策の転換が言われている。
イラクの兵隊の教育にシフトする・・・など
しかしニューステーションのコメンテーターが今夜言っていたがおもちゃ箱をひっくり返しておいて自分で片付けろといっているのに等しい言い方だと私も思う。
何の罪もないイラク人を何人殺したのだ!
私の友人もいるかもしれないと思うといてもたってもいられない。
ブッシュの犯罪は今後はっきりと弾劾されなければならないと思う。
歴史的な意味合いではアメリカはベトナム以上の敗北を味わうだろう。
ところで配信を受けている田中宇さんの国際ニュースはちょっと見方が違う。
ベーカー委員会はガス抜き策だという。
これも説得力がある。
世の中は現象だけでなく本質を捕まえなければならないと思います。
以下その部分を引用します。
▼ベーカー委員会はガス抜き策
アメリカは二大政党制を装った独裁になっているわけだが、それに有権者の
多くが気づくと、3つ目の政党が台頭したりして、隠れ多極化戦略が阻止され
てしまう。それではまずいということで、ベーカー委員会を使った「ガス抜き」
が行われている。
ブッシュ政権では911以前から、政権内に「タカ派」(強硬派、右派)と
「中道派」(穏健派、現実主義者)が対立しているという見方が、米マスコミ
によく出ていた。タカ派は同盟国など要らないという単独の覇権主義、中道派
は国際協調的な隠然とした覇権主義である。911によってタカ派が中道派を
追い出して無茶なイラク侵攻を挙行したが、その後の泥沼化を受け、救世主と
して中道派のベーカー元国務長官がブッシュの顧問として戻り、ベーカー委員
会を作ってアメリカをイラクの泥沼から救うという筋書きの話が、今年9月ご
ろから米マスコミに載るようになった。
http://www.antiwar.com/lobe/?articleid=9845
しかし、ベーカー委員会は、ブッシュ政権の方針を何も変えそうもない。ベ
ーカーらは「現実主義」なので、事態をゆっくり変えるソフトランディングの
方針で、いずれブッシュ政権は方針転換するという見方も可能だが、もうアメ
リカはイラク占領をゆっくり続けている時間的な余裕がない。早くイラクから
撤退しないと、中東で反米イスラム主義が拡大し、レバノンやパレスチナなど
で反米親イランの政権が確立され、取り返しがつかなくなる。為替市場でドル
が売られ、住宅バブルの崩壊で景気も悪化し始め、アメリカは経済的な覇権も
陰り出している。もうアメリカの方向転換は、時間切れになりつつある。
ベーカー委員会は、中道派としてタカ派がやった無茶苦茶からアメリカを救
うのではなく、むしろ最初から、タカ派と中道派の対立の方が演出されたもの
であり、アメリカを自滅させて世界を多極化するという、ブッシュ政権の隠れ
た目的を人々に分からせないようにするための煙幕として機能しているのでは
ないか、と疑われる。
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