夫と妻、いい関係とってもいい話
今年最初に読んだ本が斉藤茂太さんの「夫と妻、いい関係とってもいい話」だった。
斉藤茂太さんは11/20、心不全で東京都内の病院で死去された事が伝えられました。
享年90歳でした。
存命中に買っていた本でしたが亡くなられてその素晴らしさに初めて触れました。
斉藤茂太さんはアララギ派の歌人、斉藤茂吉(1882~1953)の長男で「どくとるマンボウ航海記」の北杜夫さんの兄でした。
作家であり、精神科医として活躍され、日本ペンクラブ理事、日本精神病院協会名誉会長も務められました。
夫婦関係の指南書ですからなかなか全部をつまびらかには紹介できませんので読んでいただきたいですが章のタイトルを紹介します。
プロローグ おもいやりと譲り合いがあれば、きっとうまくいく
第一章 妻が中心の家族がいい
第二章 夫婦を楽しむ、親しむ
第三章 夫と妻を結ぶもの、おびやかすもの
第四章 二人で”共に歩む”結婚生活をするために
第五章 「ほんものの夫婦」になりたい!
一つだけ紹介します。
フィッシャーという心理学者の「心理療法の意味と実際」という本にこう離婚の原因を4つに大別していると言う。
1.結婚に対する心の準備ができていなかった。
2.結婚に大きな期待を持ちすぎた。
3.知能・年齢・学歴・文化・興味などに差がありすぎた。
4.どちらかがヘンか、両方ともヘン。
これは結婚したばかりの夫婦に当るような気もするがプロローグにあるように「相手への思いやり」があればこの全ては乗り越えられると思う。
この本は夫だけが読む必要があるかも知れません。
うちの夫婦が危機にあるからこの本を読んだ訳ではありません。
いや
うちの夫婦が危機にあるとは思いませんが参考までにこの本を読みました。
いや
うちの夫婦が危機になった時に役立つかもと思い参考までにこの本を読みました。
何だか変になりました。
斉藤茂太さんの著書一覧です。
* 「いい言葉は、いい人生をつくる」
* 「気持ちの整理不思議なくらい前向きになる94のヒント」
* 「なぜか人に好かれる人」
* 「不完璧主義」
* 「無理せず、苦労せず、楽しく生きるコツ」
* 「図解グズをなおせば人生はうまくいく」
* 「精神科の待合室」
* 「脳を鍛える50の秘訣」
* 「躁と鬱―波動に生きる」
* 「長男の本 みんな元気に蘇れ」
* 「女の子がすくすく育つ親の躾け方」
* 「モタさんの快老物語」
* 「快老生活の心得」
* 「旅・酒・文化のシンポジア 斎藤茂太vs梅原猛」
* 「世界のクルーズ客船 中村庸夫写真集」
* 「「いい人だけどグズ」を直したい人が読む本」
* 「人間的魅力の育て方」
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お玉さんにトラッグバッグしていただいた志願兵と徴兵制そしてお玉な護憲論拝見して、お玉さんが仰ること良く理解できます。
ご存じ無学な人間なので皆さんのような卓越した事は語れませんが、
私の憲法論議は9条を除いては改憲した方がと思う感じはあります。しかし迂闊にそれを口にすると今の政治現状で9条を全文変えてしまう可能性が有るので、絶対憲法改正反対なのです。
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