ベストパートナーになるために
夫婦の関係はたえず努力していい関係を維持しなければならない。
妻に勧められて読んだ本がある。
これは我々夫婦からのおすすめ本です。
それは
ベストパートナーになるために
ー男は火星から、女は金星からやってきた−
ジョングレイ
訳 大島渚
三笠書房
アメリカの著名な心理学者の本でアメリカで驚異的なベストセラーになった本だそうです。
ー男は火星から、女は金星からやってきた−というのは違った星から来たと思えば相手のことを考えるようになるだろうという象徴的な表現である。
男はすぐ解決策を提示する調停屋であり、女は男にとって「教育委員会」の「オバサン」だという。
ストレスに会うと「男は穴にもぐり、女はしゃべる」という。
この本の中に男性の手帳のどこかに書いておきたいリストがある。
それは
「男性が最愛の女性の愛情タンクを常に満タンに保っておくための、98の小さなアプローチリスト」というもの。
非常に具体的で参考になります。
出来れば妻よりも先に読みたかった。
いかにもアメリカ人的なものは外して実現可能なものをいくつか紹介します。
やや省略的にキーワードだけで紹介します。
5。毎日、自分から二人きりになる時間を20分ほど作る
6。記念日に必ず小さなプレゼントをする。
7。デートはあらかじめ予定を立てておく
9。彼女の外見、ファッションなどを絶えずほめる
10。帰宅や約束の時間に遅れる時は連絡する
16。彼女が話かけて来た時は腕時計を見たりせず話に集中する
19。外出の際は買ってくるものがないか聞く
20。部屋を離れる時はその旨を言う
25。靴下を裏返す等洗濯物は洗い易くしておく
26。二人で外出するチャンスを作る
73。料理をほめる
84。何かをしてもらったら「ありがとう」という
そしてこのリストの最後から二番目は
97。この「98のリスト」に加える項目がないか彼女に聞く
そして最後は
98。トイレの便器は、必ず便座を戻しておく
最後にこの言葉を紹介します。
パートナーとの関係は庭園のようなものである。もし、美しい緑に覆われ、草花が咲き誇るような見事な庭園を作り上げようと思えば、絶えず豊富な水を与えていなければならない。それと同じように、理想的な二人の関係を築きあげようとすれば、絶えず愛情と思いやりを充分に与えていく必要がある。
といって、ただ漠然と水を与えさえすれば美しい庭園ができあがるかと言えば、けっしてそうではない。それだけでは不充分である。四季の移り変わりや予期せぬ天候変化に備え、あるいは臨機応変に特別な細やかな心づかいをしていかなければならないのだ。あたらしい種を蒔く必要もあるし、雑草を取り除く必要もある。
同じように、愛の魔術の効果を保ち続けていくためにも、私たちはその四季を理解し、必要としている特別な滋養を与え、心細やかな世話をやきながら理想的なパートナーシップを築きあげていかなければならない。
章のタイトルは次の通りです。
第一章 男と女は違う星からやってきた
第二章 「男は単純で、女は封雑」は本当か
第三章 相手の気持ちを上手に”翻訳”してますか?
第四章 男の恋愛観、女の結婚観
第五章 男の自信をつける”女のひと言、会話の仕方”
第六章 ”二人の愛を”さらに深める心理法則
トイレの便器を元の状態に戻すように最近よく妻に言われている。
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コメント
TBありがとうございました。
この本は、うちの夫婦のバイブルです♪
投稿: Rinko | 2007年1月 7日 (日) 12時04分