「日本国憲法 誕生」今夜9時
junskybog2007 からの転載です。
テレビ番組の広報です。
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このゴールデン?ウィーク前半の注目すべきTV番組の案内である。
先だって(2月)、NHK教育TVで「焼け跡から生まれた憲法草案」という
『日本国憲法は、決してアメリカ(GHQ)の押し付けではない』との論調で制作された番組を見て、NHK労働者の心意気に接したばかりであるが、2ヵ月後の昭和天皇誕生日にぶつけて、今度は「日本国憲法 誕生」という番組を放映すると言う。
「焼け跡から生まれた憲法草案」の趣旨を一層深く掘り下げるのか、あるいは、その反動として改憲勢力に切り刻まれるのか?
視聴者は注目しなければならない。
2007年4月29日(日)21:00 ~ 22:14 NHK総合TV
以下、NHKホームページの番組宣伝リードをコピペ
このページには、日本国憲法発布を宣言する天皇、マッカーサー
そして、婦人の権利を起草したベアテ・シロタ・ゴードンの姿も見える。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/070429.html
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日本国憲法の施行から60年、今、改憲や戦後体制の見直しが唱えられている。
そもそも日本国憲法は第2次世界大戦後の世界の中でどのようにして誕生したのだろうか。
これまで、ともすればGHQによる「押しつけ」憲法か否かに関心が集中していた。しかし、近年、憲法の制定過程をGHQとの密室の攻防にとどまらず、時間的にも空間的にもより広い視野からとらえ直そうという研究が進んでいる。
特に国会の憲法改正案委員小委員会の秘密議事録が公開されると、GHQ草案に様々な修正が施され、「日本化」「土着化」と呼ばれる過程を経ていることが明らかになってきた。
生存権や義務教育の無償化などここでの日本人の修正によって盛り込まれた条項は多い。また、当時の極東委員会の議事録から、ソ連や中国が憲法制定過程に注目し、議論を重ねていたことが分かってきた。
第9条のいわゆる芦田修正について、極東委員会で日本の再軍備化の可能性が指摘され、新たにシビリアンコントロールの条項が付け加えられることになった。
番組では最新の資料と証言をもとに、戦後日本の形を決めた憲法誕生の舞台裏を世界史的スケールで描く。
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期待したい。
感想は又書きます。
ベアテ・シロタ・ゴードンさんの話を聞いて作歌した 2005年4月17日の短歌です。
ベアテ・シロタ・ゴードンさんの話を聞きました。
日本国憲法を作った一人です。その講演とパネルディスカッションをテーマに20首の短歌が出来ました。
「輝け憲法!」と題をつけました。いかがでしょう?
1.小学校の校歌の中に歌われる いくさを捨てた 矜持の国よ!
2.将来に向かって放たれし光なれ 日本の国の おごそかな[決め」
3.「両性の本質的平等」が 毎日の生活に生きよと ゴードンさん結ぶ
4.アフガンやイラクに日本の憲法を! 日本のそれを 作った人言う
5.「1945年のクリスマス」を 読んだアメリカ人8千人のみ 9条のことを知っている ベアテの嘆き
6.アメリカの憲法には 女性という言葉がないという 憲法24条作った人いう
7.57年間守り続けし憲法を 選挙がないからと 変えるというか
8.ある女性が憲法24条を作った 平和を愛する 若い女性が
9.「公共」が声高に言われるその先に 最悪の公共事業 -「戦争」が来る
10.国の為の個人なのか 個人の為の国なのか 問われているのはそこなのだ
11.子どもらを 「無限の価値を有する者として尊敬」 しているか我よ日本よ
12.「サダムの時代は治安は良かった」 女子学生の嘆きを 日本の青年が聞く
13.アメリカは歴史上 最悪の事をしていないか 50年後の歴史家応えよ!
14.ゴードンさんは57年前 日本の政治家と戦い 日本の女性を守った15.「自分の物よりいい物を人に押し付けるか!」 ゴードンさんの 語気は強まる
16.語尾上がる いいまわしにてとつとつと 22歳の憲法作りを
17.国連の憲章に沿う憲法を 世界の「決め」の 高みに上げむ
18.19歳までヒロシマもナガサキも 知らなかった青年が ゴードンさんの前で明るく語る
19.イラクの青年が日本に来て ヒバクシャに習う 「復讐では何も解決しない」
20.喜びは この人の話を聞けたこと 79歳の秋のベアテ・シロタ・ゴードンさん
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志村建世さん
コメントありがとうございました。
私の短歌にはあまりコメントが頂けないのですが・・
「最悪の公共事業--戦争」は確かにいいえて妙ですね。
2年前のシロタさんの講演を聞いて作ったものですので忘れていました。
公共事業が減っているのでゼネコンが戦争を欲している?
そうではないと思うけれども・・・・・・
投稿: 大津留公彦 | 2007年5月 3日 (木) 00時25分
第9首の「最悪の公共事業--戦争」は言いえて妙です。
憲法が制定されるまでのドラマは見ごたえがありました。転換点では、一人の意志が歴史を作ることもあるんですね。
投稿: 志村建世 | 2007年5月 2日 (水) 21時41分
大津留公彦さんは、ゴードンさんの話を直接聞かれたんですね。私も聴きたかった。当地でもあったようですが、聴きそびれました。
TBの代わりに私の名前に当方の記事のリンクを張っておきますので、クリックしてください。
その内容のおもなところを抜粋しておきます。
番組全体が、「焼け跡から生まれた憲法草案」が提示した『テーゼ』に、「GHQマッカーサーの関与」という『アンチ・テーゼ』を提示し、これをアウフヘーベンするという、従来のやり方(マッカーサー憲法を否定してゆく流れ)とは全く反対の流れの弁証法的展開の仕方で、憲法成立過程を詳しく述べていっているのように思えた。
ベアテ・シロタ・ゴードンさんの奮闘で作成された女性の権利について、できれば削除したがっていた政府に対し、ケージスが、長時間通訳として頑張り日本側の受けも良かった「ゴードンさんの顔を立てて残してはどうか」とのひと言で、残ることになったというエピソードは感動的であった。
それにしても、ゴードンさんは今も矍鑠(かくしゃく)として元気であり、日本語もペラペラという健在ぶりであり驚いた。
日本国憲法は日本の先人の叡智の結晶であると伴に、世界の良識が集結した「世界に誇れる」立派なものである、と確信するものだった。
投稿: JUNSKY | 2007年4月29日 (日) 23時12分