久間防衛相が「しょうがない」発言で引責辞任

久間防衛相に抗議の要請書を渡す田上富久長崎市長（左）＝３日午前、東京都新宿区の防衛省で
asahi.comより

久間防衛大臣は即時に辞任すべきだという問題発言当日の記事で辞任を求めていた久間防衛相が「しょうがない」発言でついに本日引責辞任した。
田上長崎市長の抗議の直後だった。

すぐに辞任すべきだったが首相がカバーに回った為3日後の辞任となった。
首相の任命した責任と庇った責任は大きい。

野党が足並みをそろえ辞任要求した上に日刊ゲンダイによると自民党の保坂東京選挙区候補や広島の溝手候補が辞任を要求したらしい。　

久間防衛相が辞任　「しょうがない」発言で引責　
2007年07月03日13時27分

　久間防衛相＝衆院長崎２区選出＝は３日午後、首相官邸で安倍首相に会い、講演で米国による広島、長崎への原爆投下を「しょうがない」と発言した責任をとり、辞任する考えを伝え、首相も了承した。久間氏は発言を撤回して陳謝したが、与党内からも批判の声が広がり、参院選公示を１２日に控え、これ以上問題を長期化させるべきではないと判断した。安倍政権発足９カ月あまりで閣僚の交代は３人目。年金記録問題で逆風を受ける安倍政権や与党にとって参院選への深刻な打撃は避けられない情勢だ。

　久間氏は首相との会談後、首相官邸で「長崎の皆さんに非常にご迷惑をおかけした。理解が得られないようなので、それに対して申し訳ない、けじめをつけなければいけないと私自身、辞任することにした」と記者団に語った。久間氏によると、首相は「本当にいろいろやってもらったのに残念だ」と述べ、慰留はしなかったという。

　長崎市の田上富久市長は３日午前、防衛省に久間氏を訪ね、「発言は被爆者の心情を踏みにじるもので、被爆地長崎としては看過できない。いかなる理由があろうとも（核兵器の）使用は許されないということを深く認識され、核兵器廃絶に取り組むことを要請する」とした要請書を手渡した。久間氏は「長崎市民や県民、全国の被爆者にご迷惑をおかけしてすいませんでした」と陳謝し、８月９日の長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典への出席辞退を検討する意向を伝えた。

以下asahi.con

なおカナダde日本語には後任の小池百合子に関してこう書いてあった。

小泉に藁をもすがりたい気持ちでいっぱいだった安倍が、久間氏が首相に辞任を伝えてから、わずか２時間半後に出した応急処置。安倍内閣はほとんど全てがこのざまなのだ。いずれにせよ、安倍内閣が参院選後に総辞職するとしたら、日本初の女性防衛相も1ヶ月弱という短命で終わる運命なのだ。小池百合子はせいぜいそれまでの短い間、喉から手が出るほど欲しかった安倍内閣閣僚の地位を堪能すればよい。

なお今日の日刊ゲンダイには「共産党案までパクる安倍首相の支離滅裂」という年金問題での共産党の1億人レター作戦の提起を受け入れたことを取り上げていた。
態度の一貫性のなさを日刊ゲンダイは取り上げていた。
態度の一貫性をなくしても国民のためを思ってならいい。

国民のことなど考えず選挙に役立てば・・・でなければ・・・

クリックをよろしくお願い致します
→人気ブログランキングへ
こっちもクリックをよろしくお願い致します
→FC2ブログランキング