護憲派アマゾネスキャスター、アベシに独占インタビュー
村野瀬玲奈の秘書課広報室が快調だ。
護憲派アマゾネスキャスター、アベシに独占インタビュー(1)があまりに面白いので全文紹介します。
玲奈さん許して・・・
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村野瀬玲奈(ニュースキャスター): 2007年、テレビで言われていることを全部信じていらっしゃる視聴者のみなさん、こんばんは。今晩は、参議院選での大敗にもかかわらず首相にとどまるという荊(いばら)の道を選ばれ、自民党の同僚議員からも批判にさらされながら内閣改造で人心一新をめざす「私の内閣造り」組閣作業でお忙しい合い間をぬって、安倍晋三首相をスタジオにお迎えしてお届けします。
今日は、凛として護憲派アマゾネス軍団から、才色兼備のキャスターお三方にも加わっていただきます。純碧天使の碧猫さん、在韓反日広島人のハムニダ薫さん、ばしばしばし攻撃の水葉さんです。(パチパチパチ。)みなさん、よろしくお願いいたします。
碧猫: にゃー。もふもふ。てへ。(謎)
ハムニダ薫: 反日認定ほしいわ、わんわんわん。
水葉: (3オクターブ半の声で)インギー・モナムール!
村野瀬(お盆も秘書課で労働中): さて安倍首相、今晩は、アッキー夫人と共同での電球交換作業でお忙しいところお越しいただきましてありがとうございます。電球は無事交換できましたか?
アベシ(針のむしろの権力の頂点): ちょっと黙ってて。私の内閣はニュース性がありまちゅ。国民はあなたがたの質問より私の話を聞きたいのでちゅ。
村野瀬: 首相、私たちが質問しなければ、さっき暗唱した原稿だって思い出せないのではないですか。でも、原稿の棒読みじゃなくて、できるだけ自分のお言葉でお願いしますよ。あ、無理にカメラ目線しなくても大丈夫ですから。では、まず碧猫さんからの質問です。
碧猫(アベシの前ではグイグイ攻める碧猫ピンク): では、さっそくですが、妖怪百目についてどう思われますか?
アベシ: えっ、昭和の妖怪百目?
碧猫: ここに安倍首相の広義の妖怪性を示す証拠文書があります。
http://azuryblue.blog72.fc2.com/blog-entry-66.html
そして、一次史料はこれです。捏造じゃありません。
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20061222
ほら!似てるにてる♪むしろ狭義の妖怪性かも♪
アベシ: この一次史料は私の顔に対する大幅かつ故意の歪曲であることは指摘しておかなければなりましぇん。
村野瀬: これなかなか似てると思いますけど...。では採決してみましょう。似てると思う方、挙手をお願いします。碧猫さん、ハムニダさん、水葉さんが挙手されました。満場一致です。民意は「似ている」という意見が圧倒的ですね、安倍首相。
アベシ: 私のさわやかな顔とこの平成の妖怪の写真が似ているという証拠文書はないのでしゅ。私の審議を途中で打ち切っての強行採決、満腔の怒りをもって抗議するでしゅ。私の共謀罪で全員逮捕でしゅ。
碧猫: 逮捕というその法的根拠は?
アベシ: 「朕は法なり」と私のおじいちゃんルイ14世も言っているでしゅ。私の父の遺志を継ぎ、私の父が成し得なかったことを何としてもやり遂げたいのでしゅ。理屈付けはいくらでもあるのでしゅ。
碧猫: 参議院選で大敗したのに懲りない人ですね...。(独り言:へえ、フランスのルイ14世なんて知っていたんだ。成蹊大学の行政学の講義で教わったのかな?)
あべし: 私は、自民党の議席が減ったとは考えず、まだこんなにあると考えるのでしゅ。
碧猫: はいはい。それなら、父方のおじいさまについてはどう思われますか?
アベシ: 私の信介おじいちゃんは、国民の声なき声を聞いて私の国民のために私の安保条約を強引に通した偉大な政治家なのでしゅ。
碧猫: いえ、そちらのおじいさんじゃなくて、安倍寛(あべかん)さんの方です。
アベシ: 私にはおじいちゃんは信介おじいちゃん一人しかいないのでしゅ。
碧猫: ですが、阿部寛安倍寛さんは首相の尊敬するお父さんの安倍晋太郎さんのお父さんでしょう?
アベシ: いわゆる「ハト派」で、第二次世界大戦中、1942年の翼賛選挙に際しても東条英機らの軍閥主義を鋭く批判、無所属・非推薦で出馬し当選したとか、大政党の金権腐敗を糾弾するなど清廉潔白な人格者として知られるとか、そういうことは口が裂けても言わないのでしゅ。
碧猫: 「清廉潔白」、いいじゃないですか。そちらの方が安倍首相のめざす「美しい国」にはふさわしいですよね。
アベシ: もちろん私は言うまでもなく清廉潔白なのでしゅ。私は官房長官だった頃からのやらせタウンミーティングの責任者でもないし、タウンミーティングをアッキーが働いていた「電通」に丸投げしてもいないし、一億円以上の税金の横領事件と言える「やらせタウンミーティング」事件の「けじめ」を100万円だけ払って済ませてもいないでしゅ。もちろん、やらせタウンミーティングで捏造した世論を背景に「教育基本法」改悪もしていないでしゅ。言うまでもなく、耐震偽装事件に関わってもいないし、安晋会にもアパにもかかわっていないし、耐震偽装事件を取材していた朝日新聞社会部次長斎賀孝治は謎の変死もしてないのでちゅ。それから、正社員待遇を非正規社員水準へ引き下げるのが「格差是正」だなんて経済財政諮問会議に言わせたこともないのでちゅ。それから、私の国民の間に誤解があるようなので申し上げておきますが、日本人6500人を拉致している統一協会の合同結婚式に祝電を送ったこともありまちぇん。アッキーの出身会社の世界最大の広告代理店「電通」に国家予算を横流しして、新聞テレビでの支持率を操作させたこともございまちぇん。たくちゃんの不正を起こして厚生労働省が全業務停止の処分にしたコムスンの折口雅博会長と内閣官房副長官時代から親密だったとかいうこともないのでしゅ。もちろん私が指名した故松岡農林水産大臣も、赤城元農林水産大臣も、事務所費をごまかしたことはございましぇん。
碧猫: なんか全部ウソ八百円のような気がしますけれど、では、それらのことを証明する狭義の公的書類をお持ちですか?
アベシ: (声が1オクターブ高くなる)それは国家機密にかかわる書類なので、公開できないのでしゅ。(汗)それにしても、碧猫さん、腹黒の純碧の美人天使と言われるほどお美しいのに質問がきついねえ。
碧猫: (口(内側)に手の甲を斜めに当てて)アテクシ、えぼりお姉さま仕込みのドSなのをご存知ないのかしら、ヲーホッホッホッホ!
村野瀬: はい、碧猫お姉さま、ありがとうございました。次に、ハムニダ薫・梁山泊棟梁にバトンタッチいたしましょうか。では、ハムニダさん、よろしくお願いいたします。
ハムニダ薫(反日毒電波): 私は、こちらの記事全部を見ていただければわかりますように、長い間安倍首相のカルトの闇を追及してまいりまして、安倍首相にはいろいろおききしたいこともございます。イザ、覚悟!
アベシ: うぇーん、ハムニダさんがいじめるぅ~。
ハムニダ: 泣いたふりしたってだめですよ。では、行数稼ぎのギャグはやめて、第一の質問いきますよ。8月6日の広島の平和祈念式典において、安倍首相は「非核三原則を堅持」とおっしゃっておられましたが、あれはどう聞いても「非核三原則を“ちゃんじ”」としか聞こえません。もしかしてあれは本心が発露したものだったのしょうか?
これがソースです。
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20070809#1186639829
アベシ: もちろん非核三原則は建前では堅持いたします。ただ、非核三原則の定義は時代に合わなくなっております。そこで、私の御用学者たちを集めて、虚心坦懐に決定的廃止の方向で非核三原則を見直すための私の委員会を立ち上げる予定でございます。
ハムニダ: なんかわかったようなわからないような話ですね。質問を変えましょう。2002年2月、早稲田大学での非公開での講演会で田原総一朗と質疑応答をしましたね。「小型であれば原子爆弾の保有や使用も問題ない」と安倍さんはおっしゃったと『サンデー毎日』 (2002年6月2日号)が報じました。この発言は物議を醸したわけですが、安倍首相は同年6月の国会で「使用という言葉は使っていない」と言い訳指摘しました。政府の「政策」としては非核三原則により核保有はあり得ないが、憲法第九条第二項は国が自衛のため戦力として核兵器を保持すること自体は禁じていないとの憲法解釈を示した岸内閣の歴史的答弁(1959年、1960年)を学生たちに紹介したのであると説明したと。
アベシ: そうですね。
ハムニダ: 核保有はありえないが核兵器は持つことができると。核兵器を持ちたいんですか、持たないんですか?
アベシ: 持ちたいけど持たない、持たないけど持ちたい、といいますか...。持っているけど国民には隠して持っていないことにするとか。
ハムニダ: そのようなスタンスでいったい北朝鮮の核開発を非難できるのでしょうか。
アベシ: もちろんでごじゃます。私は権力の頂点にいるのでごじゃますから、私は核兵器をもつことができる、金くんはもつことができない。
ハムニダ: まあ、だいたいわかりました。持つ、持たない、とごまかしながらコソーリと持ちたいと。では、次の質問です。米下院で日本政府(まぁ、つまり安倍首相)に対して公式謝罪を要求する決議が採択されたわけですが、安倍首相はこれまで言及されてきた通り、謝罪はしないというお考えですか?
アベシ: 私は、法や命令や要求に従うのが嫌いなんでしゅ。権力の頂点にいる私が日本における主権者なんでごじゃます。私の美しい国づくりはアメリカの何百もある決議の一つくらいで揺らがないのでありましゅ。
ハムニダ: ひょっとして、安倍首相は立憲主義という言葉をご存知ないですか?
アベシ: (独り言:えーと、さっきマスゾエ君がカンニングペーパーをくれたんだよな。)(こっそりと膝の上のメモを読む)立憲主義(りっけんしゅぎ、Constitutionalism)とは、権力の行使を拘束・制限しようとする原理。即ち、権力の行使を憲法により、政治権力の構成と限界を定めて、適正化を図る原理のことをいう。(棒読み
ハムニダ: それって、ウィキペディアの丸写しじゃないですか。ま、内容はその通りだからそれはいいとして、意味はわかってらっしゃいますか?
アベシ: もちろんです。立憲主義とは、「権力の行使を拘束・制限しようとする原理。即ち、権力の行使を憲法により、政治権力の構成と限界を定めて、適正化を図る原理のことをいう」ということをとりあえず聞いた振りだけしておいて、強行採決も辞さずに権力の頂点にいる私の美しい国づくりを信介おじいちゃんと晋太郎お父さんのためにおこなうことです。タウンミーティングで国民の声を聞いた振りをする、これがなかなかむずかしいですけどね。教育基本法のときのタウンミーティングではちょっと失敗して100万円損しちゃったけど、100万円くらい、私の美しい国づくりが完成したときに見込まれる利益を考えたら安いものだよ。D通さん、Cヤノンさん、奥谷さん、企業献金よろしくね。(はぁと)
ハムニダ: だめだこりゃ。
水葉(護憲派アマゾネス軍団団長): 国民のみなさんには、立憲主義とは、国家が国民に命令するのではなくて、国民が国家に命令し国家の誤りや暴走に歯止めをかけることができる考え方だというのはわかっていると思います。立憲主義を国民に保証しているのが現日本国憲法であり、それをくつがえして国家が国民の権利を制約して命令を与えられるようにすることをめざしているのが自民党の政策であり改憲の企てだということもわかっていると思います。
村野瀬: はい、ではここでコマーシャルにいきましょう。
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http://aqualeafree.blog70.fc2.com/blog-entry-662.html
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これを読んでいて昨年末の教育基本法改悪反対の国会前行動でのニュースペーパーのメンバーの偽安倍晋三を思い出しました。
このセンスが政治を動かすのだろうと思う。
これも歴史的だと思うので再掲します。
今思えばこの時の行動やこの映像なども自公の大敗北に貢献したのだろう。
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