ある俳句会二次会句会(秋雨・サラダ)
目黒の駅前の高田屋で行われたある俳句会二次会句会からです。
兼題は秋雨・サラダです。
私の投句から
(※は先生の評)(#は他の人の評)
(→は改作)です
ブレザーに包まれ秋雨の句の出来ず(0票)
(※結論が出ている)
↓
ブレザーに包まれ秋雨の句をひねる
そばサラダ主役となりし秋の宴(1票)
句敵を酔わせて目黒に秋の雨(1票)
十六夜や女相手に野暮サラダ
(#女相手は女を見下している感じがする、野暮サラダはわからない)
↓
秋雨や乙女後相手に野暮を言う
サラダ食えばジャスの高まる二次句会
(#季語がない)
↓
きのこサラダジャズの高まる二次句会
他の人の句も全句紹介します。
初紅葉ちりばめてみてサラダかな 菫子
(#比喩であればそれらしく)
一皿のサラダ語るや暮れの秋 菫子
秋雨や耳傾ける風呂の中 菫子
秋雨や今日も向き合ふ己が心 菫子
貝割菜サラダに顔をのぞかせて 角之助
花野来てサラダの蓋を開けにけり 角之助
(#意味が少し分かりにくい)
サラダ食む居待ち突きの見えずなり 角之助
木に会ふと書いて檜や秋の雨 角之助
サラダ置く月の光のうすみどり さとし
秋雨と土のにほひのサラダかな さとし
秋雨に染渡る滲まざる灯をともしけり さとし
流るるもの流れぬものに秋の雨 さとし
歌詠みの顔を挙げゆく秋の雨 さとし
十六夜の明るさサラダの苦さかな さとし
秋雨やしずかな鴨と出遭ひをり 匡夫
秋の雨青信号の長きかな 匡夫
十六夜のこと話しつつさらだかな 匡夫
さらだ菜を持つともやさしとも思ふ 匡夫
いかがかなきのこサラダと僕の夢 舞
秋の雨北ウイングにゆがみけり 舞
思い切って雨に出てゆく恋の秋 舞
夜半の秋サラダ嫌ひという人と 舞
秋を産む女と暮らしサラダばかり 舞
秋雨や部屋の鉢物外に出す 淘平
秋雨や河原を見たく歩を延ばす 淘平
秋の日の射す食堂やサラダ食ぶ 淘平
秋の夜妻手作りのサラダ食ぶ 淘平
新企画第二弾いかがでしたでしょうか?
今後句にはなるべく写真をつけようと思います。
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