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2007年10月 7日 (日)

「日本国憲法 誕生」を再度見た


NHKスペシャル「日本国憲法 誕生」を再度見た。
今日10月7日の放送は2007年4月29日(日)の再放送でした。
これについては前にも書き案下が改めての思いがありますので再度書きます。

9条についての自衛の為の軍隊を持てるという解釈は案作成時明確に芦田総理大臣も否定していたことが分かる。
文案のブラッシュアップの為の1項と2項の入れ替え作業によってそういう取り方ができる余地が出来た経緯が良く分かった。

憲法改正案委員小委員会の秘密議事録が公開されたことでこの番組が描いたように日本人の憲法制定に果たした役割がクローズアップされてきた。

Photo

女性の人権や男女の平等などをうたった日本国憲法の条文は、GHQ職員として日本国憲法の草案づくりに加わった米国人女性ベアテ・シロタ・ゴードンさんの尽力のたまものといえる。
ベアテさんの講演を聞いたことがある。
ベアテさんが歯ぎしりしていたのは、自ら書いた条文案の多くが「むしろ民法で規定すべし」とGHQ内で削除されたことだ。
幻の一例が「嫡出でない子供は法的に差別を受けず、法的に認められた子供同様に…機会を与えられる」。
まだ日本国憲法は要らなくなったのではなく作成途上なのだということを思う。
ベアテさんに感謝しながら改めて日本国憲法の世界史的な意味合いを感じます。

Junskyさんが書いたように
 番組全体が、「焼け跡から生まれた憲法草案」が提示した『テーゼ』に、「GHQマッカーサーの関与」という『アンチ・テーゼ』を提示し、これをアウフヘーベンするという、従来のやり方(マッカーサー憲法を否定してゆく流れ)とは全く反対の流れの弁証法的展開の仕方で、憲法成立過程を詳しく述べていっているのように思えた。

日本国憲法は日本の先人の叡智の結晶であると伴に、世界の良識が集結した「世界に誇れる」立派なものである、と確信するものだった。
NHKスペシャル 「日本国憲法 誕生」見ました

この問題に関しては9条の会を応援する有志のブログの「日本国憲法は押し付けられたか?」-1に始まる連載が参考になります。


日本国憲法の施行から60年、今、改憲や戦後体制の見直しが唱えられている。
そもそも日本国憲法は第2次世界大戦後の世界の中でどのようにして誕生したのだろうか。
これまで、ともすればGHQによる「押しつけ」憲法か否かに関心が集中していた。しかし、近年、憲法の制定過程をGHQとの密室の攻防にとどまらず、時間的にも空間的にもより広い視野からとらえ直そうという研究が進んでいる。
特に国会の憲法改正案委員小委員会の秘密議事録が公開されると、GHQ草案に様々な修正が施され、「日本化」「土着化」と呼ばれる過程を経ていることが明らかになってきた。生存権や義務教育の無償化などここでの日本人の修正によって盛り込まれた条項は多い。また、当時の極東委員会の議事録から、ソ連や中国が憲法制定過程に注目し、議論を重ねていたことが分かってきた。第9条のいわゆる芦田修正について、極東委員会で日本の再軍備化の可能性が指摘され、新たにシビリアンコントロールの条項が付け加えられることになった。
番組では最新の資料と証言をもとに、戦後日本の形を決めた憲法誕生の舞台裏を世界史的スケールで描く。
NHKホームページから

参考
大津留公彦のブログ2
「日本国憲法 誕生」今夜9時
大津留公彦のブログ2
「日本国憲法 誕生」を見て

ベアテ・シロタ・ゴードン語録
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憲法九条」カテゴリの記事

コメント

カークさん ひとみさん
コメントありがとうございました。
日本国憲法に仲間がほしいですね。

会議後、実家に寄ると、父が見ていました。
最初を見ていなかったので、題はわからず、父娘で見てしまいました。9条を読むと、自衛隊も憲法違反だと思うのですが、自民党がいろいろ言ってきた屁理屈がこれで少しわかりました。

日本国憲法は孤独だと思いました。
日本だけが戦争放棄をしても他国が戦争を放棄しない限り、平和は無いとおもえたからです。
憲法9条を世界に広めよう。
TB有難う。

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