「限界集落」2
今日のサンデープロジェクトの特集は先週に続いて「限界集落」
今回は都市の「限界集落」も取り上げられた。
「都市型限界集落」はなぜ生まれたのか。 それは、一言で言えば「ニュータウン」、「郊外化」、「平成の大合併」など「国策」として 進められた一連の町づくり政策が原因で”限界集落化“が進行してしまったためだ。 「郊外化」で町一番のお屋敷町に子供がいなくなり、独自の町づくりに邁進していたところが、「平成の大合併」で一気に勢いをなくす。限界集落は今や農山村だけの問題ではない。 山からも押し寄せ、都市からも生まれ、全国のどの町にも忍び寄ってきている深刻な事態なのだ。 特集では、町づくりに本当に必要なものは何かを徹底検証し、国策を越え、国に先駆けた 独自の試みを実践した例も紹介する。超高齢化社会の到来が目前に迫る中、生き残るための町づくりを探る。
番組のホームページから
番組では多くの地方の例が紹介されました。
成功例は
富山市 岡山県旧哲西町
失敗例は
湯沢市 旧作木村 高知県大豊町
ここでは富山市の成功例を紹介します。
富山ライトレール
の成功には明確なリーダーの仕掛けの存在がある。
その仕掛けを作ったのは富山市の森市長。
構想からわずか数年でライトレールを実現できたのは彼の行政マンとしてのリーダーシップによるところが大きいようです。
コンパクトシティを目指しています。
更に中心市街地への居住促進策及び富山市電を環状化して繋ぐなど新たな施策を突取っています。
都市の郊外化、スプロール化による諸問題への反省から、市街地を小規模の地域に集約しコミュニティを再生しようというまちづくりの思想。日本では市街地の拡大による除雪コストの増大に苦しむ北日本の地方都市からその発想が始まる。はてなダイアリーより コンパクトシティ
60年代の「ニュータウン」政策
1991年の大店法を中心とする90年代の「郊外化」政策
2年前の小泉政権の「平成の大合併」政策
いわばこの3失策の複合的な結果が「限界集落」問題になっている。
この番組で出てきた富山や岡山県旧哲西町や前回の記事の旧旧十和村のように政府の政策に逆らってきたか又は逆らっていく自分の頭で考えるリーダーを持った共同体に未来はあるだろう。
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カーク さん
コメントありがとうございました。
影響の大きさからは都会の「限界集落」の方が問題かも知れませんね。
投稿: 大津留公彦 | 2007年12月 9日 (日) 23時24分
佐藤秀 さん
コメントありがとうございます。
成功例と失敗例の例示を間違いましたので訂正しました。
富山は成功例です。
失礼しました。
ご指摘ありがとうございました。
投稿: 大津留公彦 | 2007年12月 9日 (日) 23時23分
富山市は失敗例なんですか?
投稿: 佐藤秀 | 2007年12月 9日 (日) 22時16分
都市にも限界集落が有ったんですね。
投稿: カーク | 2007年12月 9日 (日) 17時45分