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2008年3月23日 (日)

言論は大丈夫か 第8弾 第9弾

今朝のサンデープロジェクトの特集シリーズ「言論は大丈夫か」⑨鑑定医はなぜ逮捕されたか-仕掛けられた「言論規制」-
だった。

2年前に「改正」された刑事訴訟法で裁判資料のマスコミへの提供は「目的外使用」として罰せられることになった由。
マスコミが取り上げたことで無罪となった事件が取り上げられています。

番組の概要を紹介します。(Youtubeに映像がアップされたら又紹介します。)

このシリーズの第8弾の裁判検証ができない-密かに進められる「言論規制」を5つに分けて紹介します。

関連して袴田事件の映像を紹介します。
袴田事件のことを初めて理解しました。
サンデープロジェクトのこのシリーズは貴重だと思います。
頑張れ大谷さん!

 「日本の言論の危機」を問うシリーズ特集。第9弾の今回は、2 年前、奈良で起きた母子3人死亡放火事件で、火をつけた少年の精 神鑑定を担当した医師が非公開の捜査資料をジャーナリストに提供 したことが刑法の秘密漏示罪にあたるとして逮捕・起訴された問題 に迫る。

 事件の発端は鑑定医から資料を入手したジャーナリストと大手出
版社がこれを大量に引用した本を出版したことに始まる。この出版
に対して法務大臣は「少年法への挑戦的な態度だ」と不快感を示し
ながらも、結果として逮捕起訴されたのは情報を提供した鑑定医だ
けで、ジャーナリストと大手出版社は罪に問われないという結果と
なった。さらに大手出版社には家宅捜索すら行われないという極め
て偏った事件捜査が検察によって行われていた。大手マスコミに捜
査のメスが入らなかったことで言論は守られたのか?

 しかし、ここに重大な落とし穴があった。今回の捜査のありかた
は、情報の出元だけを締め上げれば、マスコミの活動を規制しなく
てもマスコミに情報は流れないという仕組みを、当局が十分理解し
て行ったと考えられるからだ。

 番組では渦中の鑑定医の単独インタビューを交えながら、巧妙に
行われる言論規制の実態に迫る。


≪出演≫
大谷 昭宏(ジャーナリスト) 


サンデープロジェクトホームページより


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