イラクでは木の芽起こさぬ銃の雨
iイラク戦争開戦5周年に当たりいろんなブログの記事を見た。
第7官界彷徨の記事 イラクでは木の芽起こさぬ銃の雨 に心が動いたので紹介します。
今日の東京新聞「筆洗」に、ドイツのメルケル政権の国会議員だったユルゲン、トーデンヘーファー氏の新著で、ドイツでベストセラーになっている「アンディとマルワ」の紹介がありました。「自分たちの決定が何をもたらすのかを、軍隊を派遣する政治家にわからせたかった」というのが、この本を書いた動機だったそうです。 えらいです! 「筆洗」さんから一部引用させていただきます。
「みんなからアンディと呼ばれていた米国の高校生は、人を笑わせることが大好きだった。大学で経営学を学んだ後、叔父の経営する不動産会社に入り、後を継ごうと考えていた。居心地の良い家を、両親にプレゼントできる。海兵隊に入ったのは、人生における挑戦のひとつにすぎなかった。戦争が起きるなど想像していなかった。だが現実は違った。最前線に派遣され、イラク軍の銃弾を受けて息絶えた。18歳だった。
バグダッドのスラムで暮らすマルワは、童話の載った子ども雑誌が好きで、将来は小児科医になりたかった。
空想の世界では自分の診療所の前に、人々が長い列をつくった。現実になれば水道とちゃんとした庭のある家を、両親のために買うことができる。
戦争が始まっても、貧しい自分たちには関係がないと思っていた、だが夕食後、米軍の爆撃機の音が聞こえたかと思うと、突然爆弾が落ちてきた。
逃げ切れずに右足を失った。11歳だった。」
イラクでは木の芽起こさぬ銃の雨 mの漫望のなんでもかんでものコメント欄に書いていた言葉を紹介します。
戦争に勝つことよりも戦争を避けることに全力を」と訴えた水野広徳の精神は、自衛隊の中には引き継がれていないようですね。
他に以下の記事も参考になりました。
村野瀬玲奈の秘書課広報室
アメリカによる対イラク開戦に反対したアメリカ下院議員、バーバラ・リーの演説を記憶する
シバレイのblog
イラク戦争、開戦から5年
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