チベット問題の独自な視点
今日4月25日は長野を成果ランナーが長野を通る日です。
星野監督が一番走者で全体で120人が走るそうです。
そしてみな走る順番が分かってない。
テレビのイアンタビューの質問に答えて星野監督は次のように語った。
「初めて言うんですがチベットには名古屋のお寺経由寄付を続けて来た」と
従って聖火ランナーをボイコットせよという手紙が来るそうです。
しかし彼はスポーツマンとして聖火は非常に大事にしなければならないとはっきり言いました。
今日はこのニュースで持ちきりでしょう。
私も聖火リレーが無事おわることを祈っています。
私がメール配信を受けている田中宇の国際ニュース4月17号はチベット問題だった。
チベットとアメリカのつながりなどを書いています。
真偽のほどは分かりませんがアメリカでこういう記事が一貫して流れているということでしょう。
日本では同様な記事は大マスコミでは流れてないと思います。
なぜかは知りませんが・・・
では引用です。
まずはダライラマの基本的スタイルから・・・・
「チベットには、中国からの経済支援が必要だ」と言っているダライラマが、
今回のチベット騒乱を計画するはずがない。ダライラマは騒乱を抑制しようと
努力している。亡命チベット人の国際的な運動組織の中には、ダライラマの意
に逆らって、チベット独立を目指して中国と徹底的に戦うべきだと考えている
人々がおり、彼らが運動を組織したのだろう。しかし彼らにはダライラマのよ
うな権威はなく、したがって動員力も低い。
米英の諜報機関
そう考えると、やはり今回の騒乱は、もともと反中国的なチベット人の国際 組織作りを手伝ってきた「人権外交」を推進しようとする米英の諜報機関が、 組織内の過激派を扇動し、米英マスコミにも大々的報道をさせて拡大した動き と考えられる。運動参加者の多くは、このような裏側に気づいていない。中国 の台頭を恐れて中国嫌いになっている日本人の多くも「欧米より中国が悪いに 決まっている」と思いたいだろう。しかし人々は、国際政治を頭に入れて、冷 静に考え直した方が良い。
続き
暴動というものは、何らかのきっかけがないと起きない。オリンピック前の
重要な時期にチベット人を怒らせたくない中国政府は、チベット人をできるだ
け懐柔し、暴動が起きないようにしていたはずだ。中国政府でもダライラマで
もない何者かが、暴動を誘発したと考えられる。ダライラマ以外の亡命チベッ
ト組織の人々には、大した力はない。とすれば、最大の容疑者は、歴史的に亡
命チベット組織を支援誘導してきた米英の諜報機関ということになる。
多極主義
私は以前から、ブッシュ政権は「隠れ多極主義」だと見てきた。チベットの 騒乱が、アメリカの諜報機関に扇動されたものだとしたら、そこにはブッシュ 政権も関与していると考えられるが、その目的は、欧米と対決したがらない中 国を、欧米との対決を辞さない姿勢に転換させ、中露を結束させて、世界を多 極化することなのかもしれない。
田中宇さんの
米英諜報機関がチベット人の運動を支援してきたのは、もともと親英的な
「英米中心主義」「中国包囲網」「冷戦体制維持」の戦略のためだったが、ブ
ッシュ政権は、英米中心主義者のふりをして諜報のメカニズムを乗っ取り、そ
れを米英中心体制を潰して世界を多極化するために使っている。米英イスラエ
ル間はここ数年、スパイ大作戦的な諜報の暗闘の中にある」
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