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2008年7月22日 (火)

ネット選挙解禁を!(2)

本記事もjanjanに掲載されました。

ネット選挙シンポの続きです。

福田神奈川県議
ネット選挙解禁を!
福田紀彦神奈川県会議員・本年度マニフェスト大賞実行委員長・元松沢神奈川県知事秘書です。

テーマは「マニフェストとネット選挙運動をいい関係」

マニフェストについては
・自治体の政策では数字が入ると議論になる。
・何を/いつまでに/どのくらい/どのような方法で/やるかが大事
・事後検証可能なスタイルが大事:例、松沢知事は500人の警察官の増員と同人数の役人の減を公約した。
・有権者と候補者の契約→お願いから約束へ
・県議の場合の政治活動と選挙活動の日数の比較
       政治活動      選挙活動
時間    1450日       9日
・選挙期間中認められていること
街頭演説  
選挙葉書  
電話作戦  
選挙公報  
・選挙期間中認められていないこと
ビラ
戸別訪問
街頭ポスター
インターネット
・国民が投票の際参考にすること
1位マスコミ
2位選挙公報
3位マニフェスト
4位街頭演説


・7位ネット
・選挙は予算80兆円x4年を1億2千万人で割ると一人当たり200万円の大ばくち
・インターネットによる活動と既存メディアによる活動の比較

  インターネットによる活動  既存メディアによる活動の比較
ホームページ           ポスター・ビラ・選挙公報
WEBサイト             新聞広告
メール・メーリングリスト     選挙葉書・電話
インターネット放送(動画配信) 政見放送・TVCM・街頭演説
掲示板・チャット          演説会・討論会
SMS                 選挙事務所

・ネット選挙で克服すべき問題点
ー不公平の発生
 ・お金のかからない選挙の継続
ー不法行為の横行
 ・誹謗・中傷・なりすまし
ーサイバーテロの心配
 ・インターネットはグローバル
ーホームページ
 ・新しいサービスの取り扱い
ー都合の悪い公約の削除
 ・保全は政治家の意のまま

・ー解決の方法    
公設サーバーを介して選挙活動解禁(お金のある人に有利にならないように)
ー公平性の確保 
・同一環境の公的保障
ー違法行為取締の容易化
 ・公設サーバー以外の候補の発言は違法と周知
(この場合候補者の他のサイトへの書き込みなどが議論となるが?)
ー利用サービスの拡大
・ホームページに限定する
(この場合ブログを閉鎖すると言うのは現状と同じになるのでホームぺージかブログかどれか一つではどうか?)
ーマニフェスト
 ・事後検証が可能
(確かに前の選挙の公約のコピー&ペースト等は出せなくなるだろう)

・マニフェスト選挙推進は政治改革に必須
・インターネットの活用はマニフェスト選挙に大きな効用
・ネット選挙の解禁には問題点の解決が大事
・問題の解決には公設サーバーが必須

以上です。

著者感想
「公設サーバーが必須」という事は漠然とネット選挙を考えていた自分には目を開かせる提起だった。
確かに金持ちが有利な改正にしてはならない。

この問題は候補者とブロガーの二つの問題がありブロガーへの規制はない事にしなければならない。
候補者の問題は公設サーバを使った一つのサイトだけ認めると言うことにしてその代りそのサイトの内容には一切制限を加えないことにし、その中にはブログも含める事にし、コメントやトラックバックの制限は付けないということでどうだろうか?
そうすると多分ホームページは政策の置き場として更新を止めブログで情報発信する人が多くなると思う。

続きます。

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