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2008年7月27日 (日)

写真家・石内都  「ひろしま」との対話

Sany0009


この洋服は今をときめくローラアシュレイの洋服のようにも見えるが実がちがう。
今朝の日曜美術館で見た石内都が撮った広島の被爆者の洋服だ。
他にも多く紹介されたがまるで今にもお出かけをしようとしているようだった。
なにも語らない洋服だがその無言の説得力はすごい。
たんたんと被爆者の洋服を1年がかりで撮影し本にし広島でその展示をしている。(目黒にも年末に来る)
この夏広島に行かれる人はご覧になったらいかがでしょうか?

こうして写真となったことで被爆者は永遠に生きる。

その意味を受けとる感受性に揺らぎがなければ・・・

以下番組ホームページからです。

シリーズ・創作の現場ドキュメント(1)
写真家・石内都  「ひろしま」との対話

石内都さん(写真家)
鷲田清一さん(哲学者・大阪大学総長)

写真家・石内都。1979年、女性初の木村伊兵衛賞受賞、2005年にはヴェネツィア・ビエンナーレ日本代表となるなど、日本の写真界の一線を走り続けてきた女性写真家だ。
昨年、石内は新たな撮影に挑んだ。テーマは「広島」。広島平和記念資料館に保管されてきた、原爆で亡くなった人の遺品など、「被爆資料」にカメラを向けたのだ。
焼けこげたワンピース、引きちぎられた上着・・。どの品物にも空前の惨劇の傷跡が残る。石内は、一点一点に語りかけるようにシャッターを切りながら、原爆で断ち切られた人々の「その瞬間」以前に思いをはせ、そこに刻まれた生命の痕跡を鮮やかに蘇らせていく。
確かに人生を謳歌し、生きていた遺品のあるじたち。石内の写真の中で、被爆資料たちは、自らの刻印された人生を、愛を、静かに語り始める。
戦後63年、戦争の記憶の風化が叫ばれる今、原爆の記憶をどう継承していくのかが大きな課題である。
これは、一人の写真家の一年半に渡る「広島」との対話の記録である。

「石内都展 ひろしま Strings of Time」
会場 会期
広島市現代美術館 6月28日(土)~8月10日(日)

「石内都展 ひろしま/ ヨコスカ」
会場 会期
目黒区美術館 11月15日(土)~1月11日(日)


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コメント

scottiさん
コメントありがとうございました。

>戦争中は灰色一色、白黒の世界のイメージでしかありませんでしたが、現実は過酷な時代でも、女性は色彩豊かに、美しく生きていたのだと知りました。

確かに色彩豊かであるからこそその色彩を奪ったものへの怒りの思いが伝わりますね。
死者は何も言えないのだからその思いを言える者が言わなければなりません。

投稿: 大津留公彦 | 2008年7月29日 (火) 00時08分

はじめまして。私も日曜美術館見ました。石内都さんが遺品の洋服に、反対側から光を当てて、光が透過した遺品の洋服を生き返らせた様に撮影されたことに驚きをもって見ました。
私のイメージでは、戦争中は灰色一色、白黒の世界のイメージでしかありませんでしたが、現実は過酷な時代でも、女性は色彩豊かに、美しく生きていたのだと知りました。カーテンに太陽光が透過して、まったく別の美しい表情を見せるのと同じ感覚で、遺品とともに持ち主の人生が蘇ったかの錯覚さえしそうでした。
私の母は、ひろしまの原爆投下を小学5年生で、学校の校庭で朝礼中に体験しました。幸い母は今も元気です。望めば「石内都展 ひろしま Strings of Time」に連れて行って上げ様と思います。

投稿: scotti | 2008年7月28日 (月) 22時56分

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