山頭火の句碑は大分県内に
山口高氏の山頭火の大分での足跡研究成果をご本人の了解を得て掲載します。
句碑とはなにか、これが句碑だという定義は見当らないが、俳句を書いたものであれば板でもブリキ板、またも木柱でもよいという訳にはいかないらしい。
そこで自分なりに考え、一応基準らしきものを次の通り設定して選定しました。
※山頭火の句を刻んだもの
※屋外で地に固定し移動不可能なもの(誰でも見学できる場所)
※山頭火が足跡を残した場所に設置されていることを理想とする
※山頭火の自筆を理想とするが他者の揮毫でもよい
山頭火の句碑は日本各地に存在するが、その数については正確な数はわからない。ある刊行物では164基とあったり、また別のものでは358基とあるなどまちまちである。
最近では毎年増え続けている傾向もあって、実態を把握することは困難である。県内にあってもここ最近までは17基であったが、近年増加し現在31基となっている。
そこでこれ等の所在地と建立者、揮毫者等を明確にすると共に、刻まれている俳句について私なりの感想などを加えたいと思います。最後までご覧いただければ幸甚の至りです。
(文責;山口高)
〈参考文献・資料〉
・山頭火研究 植山正 著 渓水社
・あの山越えて(行乞記) 種田山頭火 春陽堂
・山頭火読本 牧羊社
・山頭火が行く 朝日新聞山口支局編 葦青房
・山頭火漂泊の跡を歩く 文芸散策の会編 JTB
・別冊新評 放浪の俳人山頭火の世界 斉家節郎編 新評社
・山頭火アルバム 村上護編集 春陽堂
・山頭火 石寒太 著 文春文庫
・俳句実作入門 能村登四郎 著 大泉書店
・長湯温泉文学歌碑めぐり(絵図) 直入町役場
山頭火二豊路の足跡と句碑めぐり
平成16年9月1日 発行
著 者:山口 高
発行者:佐藤高信
発行所:大分県大分郡庄内町武宮
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