麻生太郎という人

麻生太郎という人は優秀なプレゼンテーション能力を持った人だ。
但し漫画で学ぶ位であまり中身は深くない。
お坊ちゃんとしての育ち方とアメリカでの経験が彼をそういう中身のないプレゼンテーション能力のみの肥大化した政治家にさせた。
オタク度と右派理論でネット右翼の象徴となっている。

落ち目の自民党と公明党は麻生太郎でないと支持率を上げられないと思っている。

8月2日の夕方のTBSの報道特集NEXTでは公明党がキーを握っていると言っていた。
共産党の全区立候補方針の変更がこのままでは選挙区は民主にぼろ負けになると公明党に脅威を与え、与党の支持率を上げられるように政策も顔ぶれも変えるように自民に圧力をかけたという。
麻生で総選挙という話もされたようだ。
意外と年内の遅くない時期に麻生禅譲の上での総選挙ということになるのかもしれない。
なぜなら来年は公明党が最初に発足した東京都議会選挙があるのでそれと一緒には出来ないからだ。

日刊　鼠小僧麻生太郎新幹事長で「自民復活」のカケ。

には今回の改造の裏事情についてかなり内部情報と思われる記事があった。

自民は「選挙の顔」として寄ってたかって口説いた。初めに使者に走ったのは森喜朗元首相。ところが麻生氏は拒否。中身がいまひとつ釈然としないからだ。 「アイツ何様のつもりだ」と森氏は怒り、麻生派の後見役の河野洋平衆院議長にバトンタッチ。 「ナゼ、森氏か。使者の話の中身がない。首相自らきて話合うべきだろう」というのが、麻生氏側近の意見だったという。安倍晋三前首相も口説き役に回っている。 　いかに自民党が「麻生頼み」かがわかる。だだをこねていた公明党も推したという。土壇場まで反対意見があったという。

福田首相との間になにか密約、そう禅譲の約束があったのではという、憶測も流れている。言えるることは麻生人気にすがったということでしょう。引き受けるにあたっては麻生氏も、福田首相（総裁）誕生であいまいになっている幹事長の権限を明確にせよと、注文をつけている。

ネット右翼の論調は麻生太郎の主張と同じだ。
まったく新しくない戦後完全に一度否定された戦前願望の論調だ。

麻生コンツェルンの朝鮮人労働者への賠償の問題も残っている。

だいたいカソリックなのに毎年靖国神社に行くというのがおかしい。
靖国神社を彼らの政治的主張のために使おうとしているしか思えない。
そういえば小泉純一郎も首相就任前までは靖国神社に行ったこともなかった。
尤も自民党最後の首相として麻生太郎は大きな名を残すのかもしれない。

youtubeにあった改造前のテレビ番組です。
麻生・小泉・安部・福田と出てきます。

ニュースペーパーは相変わらず鋭い

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