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2008年9月18日 (木)

NHKが内野さんに謝罪!(自民党総裁選異常番組について)

NHKが内野さんに謝罪!

今日NHK 視聴者コールセンター室長 堀川精一さんから電話を頂きました。
私が送ったメールに関する回答で、内野光子さんへのコールセンターの担当者の電話対応について謝罪したいということでした。
担当者はNHKのOBで前から問題があった人だそうです。
コールセンターにはこの種の責任者が30人いるそうです。
とりあえずお客様担当から外ししかくべく処分するべく今後検討するとのことでした。

私は当事者でないので謝罪はメールでいいと申しました。
内野さんには直接謝罪に行くと言ってました。

以下の内容のメールをいただきました。
ブログで発表することの了解を得ましたので掲載します。

以下のように紹介します。


Subject:[お問い合わせ番号369787]Re: 9月10日のNHK7時のニュース

大津留公彦 様


拝啓
日頃より、NHKのニュース、番組をご視聴いただき厚くお礼申し上げます。
さて、今月10日の「ニュース7」で放送した自民党総裁選のニュースについて、視聴者の方とNHK視聴者コールセンターの窓口担当者とのやりとりを掲載したブログに関連したご意見ご質問をいただきました。これにつきまして、視聴者コールセンター室長の堀川精一から返答させていただきます。
私どもでは、当日の視聴者対応記録を調べるとともに、ご指摘のあった窓口担当者からも事情を聴きました。その結果、ある視聴者の方との対応の中で極めて不適切な発言があったことがわかりました。
これにつきましては、本人も非を認めており反省しています。当日は、このニュースに関連して視聴者のみなさまからの電話が殺到し、窓口担当者も対応に追われていたという状況でした。
しかしながら、視聴者のみなさまにご不快の念を抱かせる結果となったことを、責任者としてお詫び申し上げます。また本人には厳重に注意いたしました。
NHKでは、今回の自民党総裁選は、与党第一党の総裁を選出する選挙で、事実上、総理大臣を決める非常に重要な選挙として位置づけています。また放送にあたっては不偏不党を大原則に伝えていくことにしております。
コールセンターのすべての窓口担当者に対しても、NHKの報道姿勢に疑念を挟まれることのない、懇切丁寧な対応を心掛けるよう改めて指導いたしました。なにとぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。
                                敬具

平成20年9月18日

NHK 視聴者コールセンター                  室長 堀川精一

 

以上です。

視聴者対応記録とは録音のようです。
全てのやり取りは録音しているということなのでしょう。
ということは視聴者が録音していなくてもNHKの方で証拠は残しているということなのでしょう。
言い訳のように9月10日の7時のニュースには電話が殺到していたということも述べてありますが同様の抗議が多かったということでしょう。
最近気のせいか自民党総裁選のニュースがやや影を薄めているような気もします。

「今回の自民党総裁選は、与党第一党の総裁を選出する選挙で、事実上、総理大臣を決める非常に重要な選挙として位置づけています。」と書き
「また放送にあたっては不偏不党を大原則に伝えていくことにしております。」と述べていますがこの2つの文章は矛盾しているとは思わないのでしょうか?
自民党総裁選に7時のニュースの時間帯に45分を当てるということ自体が不偏不党の大原則に反しています。

「コールセンターのすべての窓口担当者に対しても、NHKの報道姿勢に疑念を挟まれることのない、懇切丁寧な対応を心掛けるよう改めて指導いたしました。」

というのがいい方向に行けばいいと思います。
何よりも今後与党に偏った放送をしないでほしいと思います。

ここまで問題化させた責任上、今後NHKで問題放送があった場合は「内野事件の大津留ですが・・・」と電話ないしメールしたいと思います。


取り敢えず「自民総裁選投票日まで」に前向きな回答を頂いたNHKにお礼申し上げます。


この件の経緯を書いておきます。

2008.09.13
きまぐれな日々
猿芝居・自民党総裁選のコマーシャルを垂れ流したNHK
を大津留が見て
                               
2008年9月10日 (水)
内野光子のブログ
やっぱりおかしい、NHK7時のニュース
を大津留が見て


大津留公彦のブログ2
2008年9月16日 (火)
自民党のCMを流すことに抗議しNHK受信料の支払拒否を!
を記事にする

大津留公彦のブログ2の記事を見て
2008.9.15
志村建世のブログ
NHKニュースの公正を疑う
が記事にする
元NHKテレビディレクター
NHKの職員なら、不偏不党、公正な報道に努めるべきことを教育されている筈です。
姓に「鹿」という字がつくらしい「コールセンターの責任者」は、NHKの内規に照らしても懲戒に価します。
、このような傲慢な対応を許さない自浄能力は持たなければなりません。私はこのブログと、内野さんの記事のコピーをNHKの経営委員会に送ります。

志村さんと内野さんのコメントに励まされ
NHKに抗議メールを送り
以下の記事にしました。
2008年9月16日 (火)
大津留公彦のブログ2
NHKに以下の内容のメールを2通送りました。


ブログスフィアの輪の中に抗議する人、ブロガー、nhkのobがいた事がこのブログの力を発揮する「事件」になったのだと思います。

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コメント

日本国憲法擁護連合さん

コメントありがとうございます。

やはり「気まぐれな日々」の記事http://caprice.blog63.fc2.com/を見ても今回の私の行動は少しは意味があったのだと思います。

マイナーブログでもブロガーの連携で蟻が像を刺すこともあるということでしょう。

とはいえ、NHKには立命館大学の安斉郁郎さんや、経済評論家で『規制緩和という名の悪夢』の著者でもある内橋克人さん、慶応大学の金子勝さんなど自民党には批判的な学者が番組を担当したり、新自由主義を批判する番組が構成されたりする場合もありますので、いちがいに自民党の僕だというわけではありません。

また、戦争責任をめぐる番組報道もありましたので、NHKのプロデューサーのなかには良心的な部分も数多くありますし、NHK労組も御用組合化されてはいないようです。

もっとも、自民党の僕のような広報番組もプロデューサーによってはつくらることもしばしばあるようです。

ただし問題は、みんさまのNHKですだとか、不偏不党だとか、政治的中立(この言葉の裏には社会党や共産党よりの報道だと政治的中立ではないと糾弾されてきたいきさつがあり、自民党が気に入るような広報番組は政治的中立だとみなされるような傾向が強い)だとかいいながら、実際は、NHKの問題は経営陣と毎年国会の委員会における与党の議決でNHK経営は承認されるというシステムであるため、与党と馴れ合わなければNHKの経営はなりたたないという実態がNHKの腐敗を生み出している根本原因なのです。

戦後直後のNHKは、戦後民主主義「革命
」の息吹の影響もあって民主的な出発をしていたといわれていますが、NHKの「民主的」出発に危機感をもった保守反動が、NHKの予算配分を国会予算委員会で議会多数派の力によって毎年決定するという見せしめ的な「兵糧攻め」という方向にかえたため、NHKの存立自体が、与党第一党=政権党の僕になってしまったといういきさつがあるようです。

この流れは現左も同じであり、したがって、従軍慰安婦問題を扱ったNHK番組報道に対して安倍&中川の横槍も成り立ったわけです。

面白い話しをしておきますと、佐世保エンタープライズ闘争の際、三派全学連や反戦青年委員会も出てくる番組内容をNHK長崎放送は放送しますが、その番組は変更番組だと某与党筋から横槍が入り、この番組を制作したプロデューサー鈴木達夫(東大ブント→中核派に移行)さんは、労働組合運動を理由にNHK長崎放送局を解雇され、そののち三里塚闘争で逮捕される事件が起こっています。

なお、鈴木達夫さんは現在、動労千葉の顧問弁護士をしています。

実にもったいない話だと思います。

「不偏不党」なんてものは、人間には取り得ない「神の視点」で
しかなく、したがってこの常套句は人間や組織の本質を覆い隠す
偽装としての意味しか持ちません。

しかし今回の一件で、NHKの中の人は珍しくもこの偽装を自ら
外して「自民党のコマーシャル」という立場を明確にし、そればか
りか「世の中明るく」云々という美味しすぎるネタまでも提供して
くれたのです。

雲間からわずかに顔を覗かせたその本質をそのままの姿ででき
るだけ長く晒し続け、その本質をできるだけ広く認知せしめる
ことをこそ本来は目指すべきでした。
それをつまらない抗議と「手打ち」で終わらせてしまうなんて、
実にもったいない話だと思います。

今回の事についていろいろ意見が寄せられている。番組のあり方を問題にして電話した内野さんに対し(記事をご覧の方はご存知のように)あまりにも馬鹿にしたものだった。「自民党のコマーシャルですよ」という発言を評価する向きもあるがとても善意での発言とはおもえず視聴者を完全に馬鹿にしている。これは現在のNHKの体質の一部を表している。ささやかな抗議に回答があったと言ってもどうなるものでもないが昔では行使出来なかった手段を視聴者は持っているという事を確認できただけでも意味があったと思っては頂けないだろうか?

今回の自民党総裁選はは総理大臣を決定するものであり放送内容は別に変なものではなかったもののように思われるのですが。すこしヒステリーが過ぎるのではないでしょうか。これと同じような番組を共産党や社民党、民主党で放送された場合あなたがたは同じように抗議されたのでしょうか。もし自身の意に沿わないから持てる知識を総動員して半狂乱状態でこうぎしているのなら見苦しい限りです。

 コメントありがとうございました。
NHKへの抗議、効くものですね。
どんどんアクションを起すことが大事だと思いました。あきらめずに。

すごい対応ですね、NHK。
感心して良いのか、憂えたほうが良いのか...
私は内野さんに対応した「鹿」のつく担当者は、現在のNHKのあり方に批判者として彼なりのアクションをしたのではないかと穿った見方をしてみたりもしました。「自民党のコマーシャルですよ」なんて、わざと相手を怒らせるような発言ではないですか。

これで彼が処分されたら、もっと要領の良いのだけが残って、ますますNHKが変になったりしないかな、と心配でもあります。

私も、読んでいて、ムカッときていましたよ。
NHKはすばやい対応ですね。
お疲れ様でした。

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