汚染米とサブプライムローン

あんくる　トム　工房が9月10日こう書いた。

＞

三笠フーズ　が　汚染米を　販売。

儲かればいいのか。
ひどい話しである。

発がん性のあるカビ、殺虫剤、残留農薬。

工業用ののりにするものをごまかして食用に転化したのです。

食べてはいけないものを、転売しました。

汚染米を買った　焼酎メーカーが　たくさんありました。

「三笠フーズ」は汚染米を　大手商社の　双日や住友商事からも買ったそうです。　

どうしてこんな汚染米を輸入しなければいけないのか？

国内産の安全な　お米がいいです。

（私は秋田のこめたびの渡部勉さんのコメというしっかり安全の確保された日本の安全なコメを食べています。）

それを受けてＪＵＮＳＫＹblog2008が9月11日こう書いた。
“汚染米”の意図的混入はサブプライムローンと同じ現象

私は、この汚染米による食品業界への被害の広がりは、サブプライムローンによる金融商品の信用崩壊の広がりと同じ構造だと思っている。 汚染されたコメを少量づつ混入させて販売したことから、たとえ正常なコメが9割以上入っていたとしても、その汚染米が混入したコメ袋は全体が汚染されたものと成る。 当然食用としては使えない。 　これで、焼酎メーカーや酒造メーカー、菓子メーカーなどに影響が広範に広がってゆきます。 二次製品、三次製品・・・と、この一部に汚染米が混入したものが原料になっているものは連鎖的に商品価値が【０】（ゼロ）となってしまいます。 　汚染されたものの混入％が低ければ低いほど、被害は大きく広がると言う、一見矛盾した事柄が起こっています。

　サブプライムローンも、この商品を一部組み込んだ金融商品が大量に出回ったために、その金融商品の原資の9割が正常であったとしても、
その金融商品の価値が暴落してしまった訳です。

　いずれも、目先の短期利益を上げる為には不正も辞さないと言う、資本主義の腐朽の現れである点でも底流は同じです。　
その上、加工して使う場合にはなお深刻である。
正確な比率は知らないが、焼酎を造るのに、たとえばコメ１に対して水９を使うとした場合、1％混入した原料米を使うとすれば最初の汚染米1kgは、
焼酎1トンにもなってしまう。

なかなか面白い観点だと思います。

焼酎の成分は９９％がエチルアルコールと水でできているそうです。

ということは米は1%なのでこの計算は一桁上がるのかな？

ＪＵＮＳＫＹblog2008の昨日の記事に今日のニュースを足します。

＞

今日は、“事故米”の悪意無い使用によって、アサヒビール系列で販売されている焼酎に「汚染米」が混入している疑いが出て、65万本以上を回収することにした
ことが解った。
　1本千円としても6億円以上の損害である。

事故米食用転売：アサヒ芋焼酎に汚染米　「かのか」など９商品を自主回収　

　米卸加工会社「三笠フーズ」（大阪市）による事故米の転売問題で、アサヒビールは１１日、同社が販売している芋焼酎の原酒の材料に問題の米が含まれていたと発表、
９商品約６５万本の自主回収を始めた。大手メーカーの製品で事故米の使用が発覚したのは初めて。

　対象商品は、６月以降、全国のスーパーやコンビニエンスストアに出荷した芋焼酎の「さつま司２５度」「さつま司黒麹仕込み２５度」「さつま司黒壺３６度」「かのか２５度」「かのか黒麹仕込み２５度」「かのか２０度」「本格芋焼酎かのか２５度」「とんぼの昼寝２５度」「ちょこべこ２５度」。
一部は飲食店にも出荷した。現時点で健康被害の報告などはないという。
回収に伴う損失は約１５億円に上る見通し。

（今は飲むことを禁止されている義理の父の指定銘柄は「かのか」だった。他の焼酎はだめだった。）
（今回問題になっている芋ではなく麦だと思うが・・）
（関係ないか）

＞他にも学校給食に悪意無く使用された事例も発覚してきている。

これについては今日こう展開した。

事故米転売：日清医療食品が購入量「３０キロ増」と訂正

　給食会社「日清医療食品」（東京都千代田区）は１２日、三笠フーズから複数の仲介業者を通じて購入した事故米量を、１１日に発表した７０４キロから７３４キロ
に訂正した。集計ミスがあった。

　すべてを
６府県の医療施設や高齢者施設など１１９カ所で、赤飯やおこわなどの食用として消費していた。

今日事故米が食品の原料にも使われていたことが判明した。

米穀仲介業「ノノガキ穀販」（三重県四日市市）が、食品・飼料販売会社「浅井」（名古屋市瑞穂区）から購入したメタミドホス検出のもち米を含む事故米８６２トンを転売していた問題で、愛知県知多市の米菓メーカー「竹新製菓」（新美匡之社長）が、事故米とは知らずにノノガキ穀販から仕入れたもち米であられ商品を製造、全国に販売していたことが１２日、わかった。

　浅井から流通した事故米が、食品の原料に使われていたことが判明したのは初めて。農林水産省と愛知県は調査に入り、竹新製菓は該当商品の回収を始めた。

自主回収の対象になった竹新製菓の３商品

「浅井」から流通した汚染米をめぐって言い分が真っ向対立です。食用として転売した三重県の仲介業者が汚染米とは知らなかったと主張したのに対して、「浅井」の社長が１２日、ＪＮＮの単独インタビューに答え、「知らなかったはずはない」と改めて反論しました。
「私は汚染米として『ノノガキ穀販』に販売しました。汚染米を１キロ５０円で販売しました。食用の米は１キロ３００円するのでそこをご理解下さい」
（「浅井」浅井利憲 社長、１２日）（12日17:54）

事故米転売：日清医療食品が購入量「３０キロ増」と訂正

　給食会社「日清医療食品」（東京都千代田区）は１２日、三笠フーズから複数の仲介業者を通じて購入した事故米量を、１１日に発表した７０４キロから７３４キロに訂正した。集計ミスがあった。

　すべてを近畿６府県の医療施設や高齢者施設など１１９カ所で、赤飯やおこわなどの食用として消費していた。

米会社「三笠フーズ」（大阪市）が農薬などに汚染された事故米を食用に転用していた問題で、京都市は１２日、同社が販売し、市内の保育園と
老人保健施設の計２カ所に納入された中国産もち米から、食品衛生法が定める基準値（０．０１ｐｐｍ）の２倍にあたる０．０２ｐｐｍの
有機リン系農薬成分・メタミドホスが検出されたと発表した。同社が食用として流通させていた事故米から、
基準値を超える農薬成分が検出されたのは初めて。

冷凍保存されていた９月２日の給食。赤飯（中央)に事故米が使われた＝１２日夕、京都市北区、上田潤撮影

この問題の担当大臣である太田農水大臣は
「焼酎は(毒が)無害化されることもある」「ギョーザ事件と比べれば60万分の1の量」
と言ったとか。
これは『集団レイプする人は元気があるからいい。正常に近い』『消費者がうるさい』に次ぐ問題発言だと思う。

記者から、いつまでにこの問題を解明するつもりなのか、と質問されると、
　　「(大臣としての)任期も迫っておりますので、早くやりたいと…」と笑みを浮かべた。

由
「毒ギョーザに比べればたいしたことない」 太田農水相発言にネットで怒り爆発

他人事なのは総理だけではない。

私たちはあなた達とは違うんです！！

カナダde日本語を習い
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