今日も100%非正規雇用問題
気が付けばこのところ記事は連続して非正規雇用問題を書いている。
派遣の若者ら4600人…雇用の現状訴え
今日も100%非正規雇用問題
ポラリスさんの記事から借用してyoutubeを二つ紹介します。
一つはまたまたネット上で今後話題になりそうな共産党の志位委員長の非正規労働に絞った10月7日の衆院予算委員会の質問です。
10/7 派遣労働者の使いすての実態をただす 志位委員長の衆院質問
全文がここで読めます。
トヨタ車体の違法行為追及
派遣を永久に使い続ける
“労働者の配置換え”で規制逃れ
このパネルでトヨタ車体が脱法行為をやっているのがよくわかります。
多分これはトヨタだけではないでしょう。
それにしても麻生総理の答弁はふざけている。
「トヨタとトヨタ車体は別の会社でしょう」
トヨタ自動車の張さんを審議会に招いているのですからトヨタ批判に同調はできないのだろう。
トヨタ車体はプリウスやエスティマを作る分工場のような存在の会社です。
そんなことを知らないというのか?
麻生の地元に近い大幅な人員削減をやったトヨタ自動車九州はトヨタとは違う会社と言うのか。
人件費を下げるために別会社にしているだけの純然たるトヨタだ。
二つ目は前の記事で既に書いた非正規雇用を考える青年が4600人集まった明治公園の集会
「全国青年大集会2008」
発言者と発言の一部を紹介します。
1.松下プラズマの吉岡さん
「あってもなくてもいい仕事」を与えられ職場の村八分に会ったが、大阪地裁は法律違反の人身売買に当たる偽装請負と判決を5月に出した。
しかし松下は大阪高裁に上告している。
2.jmiu日亜化学分会の島本さん
偽装請負を告発したのは日亜の人間として普通に仕事をしたかったから。
3.キャノンの非正規の労働組合の宮田さん・阿久津さん(顔のアップはありません)
些細な事で8月一杯で雇い止めになった。
4.ショップ99 清水氏 首都圏青年ユニオン(名ばかり店長)
8年のアルバイトの後正社員となったら鬱になった。
私は一人じゃない。
5.ガテン系連帯作って2年の池田さん(日野自動車)
光洋シーリングや
6.新聞ワーカーズユニオン(旧ヘラルドアサヒ労組) 松本ちえ
偽装請負の元祖 負け続けだがまだ存続している。
朝日だけでなく各マスコミに同じ問題がある。
松下やキャノンの労働者と一緒に偽装請負告発者ネットにも参加
マスコミが取り上げないので自分たちが広める。
7.全労連大黒議長
石川啄木の「働けど働けどわが暮らし楽にならざりじっと手を見る」も小林多喜二の「蟹工船」も戦いの歴史であり
権力や軍隊の弾圧と戦いたくさんの権利を勝ち取ってきた。
1700万人非正規雇用で 1032万人が年収200万円以下
女性と若者の半分が非正規労働者では国は良くならない。
世の中の理不尽はやめさせよう。非正規はやめさせよう
自己責任を押し付ける社会に対して声を上げよう。
人間の尊厳が大切にされる社会を
8.日雇い派遣 前田さん(千葉)
50社以上に派遣、1日2つ行った時には交通費も出ない、急病でも休めとは言わない。
危険度の教育がないので日雇い派遣事故死が出た。
私たちは物ではない。
人間らしく働きたい。
この集会には多くの人の願いが詰まっている
9.反貧困ネットワーク もやい 湯浅さん
大阪の難波の事件の被害者と加害者に思いをはせよう。
貧困は自己責任ではない。
国連は2015年までに世界の貧困を半減させる事を呼び掛けているが日本政府は国内の貧困に目を向けない。
学校や会社の問題をひとつずつ解決することが連帯を広めること。
10.19反貧困ネットワークの集会がここ明治公園である。
反貧困のメンバーの総揃いだ。
この集会は日本の若者が非正規雇用なくせののろしを上げた集会として歴史に記念されるでしょう。
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雇用創出プラン(福祉雇用)の提言
◆本当に「雇用のミスマッチ」なのか
世界同時不況による異常な雇用危機に対し、地方自治体が実施しているのは2~3ヶ月間の臨時短期雇用のため、期限到来で終了してしまいます。次の一手をどのように考えているのでしょうか。実際のところ、政府や厚生労働省は掛け声だけで地方自治体に一任(丸投げ)です。マスコミやエコノミストは、人材が不足している「介護・農業・林業」分野に人材をシフトすべきと、ひたすら「雇用のミスマッチ」を訴えています。しかし、この雇用危機に対して、一体誰が真剣に考えているのか疑わざるを得ず、製造業に従事している非正規労働者の生活を真剣に心配しているとは思えません。
雇用創出プランは下記のブログにてご確認下さい
◆人事総務部ブログ&リンク集
http://www.xn--3kq4dp1l5y0dq7t.jp/
投稿: 人事総務部-ブログ&リンク集- | 2009年3月 8日 (日) 17時56分
「派遣切り」・「2009年問題」・「雇用対策」は何処へ
◆急務は「現在の雇用」
政治(与野党共)もマスコミもジャーナリストも、皆大変だと言葉だけの心配に留まっているように思われます。と言うのは、「労働者派遣法改正案」は見直し審議待ちの足踏み状態で進展しておらず、その先が見えないため、「派遣切り」に歯止めがかかりません。「派遣切り」を加速させている要因は、政府及び厚生労働省の不十分な対応にあるということを理解しているのか疑いたくなります。いったい「雇用対策」はどこへ行ってしまったのでしょうか?とくに製造派遣の「抵触日(3月1日)」が過ぎてしまった現在のわが国において、最重要視されるべき課題はまさに「雇用対策」です。「雇用対策」ができれば、わが国の景気の底支えは可能です。雇用が底支えできれば、将来に対する不安も緩和されます。何といっても一番は「現在の雇用」です。数年先の雇用対策では意味がありません。
◆救済手立ては「雇用創出プラン(福祉雇用)」!
詳細は下記のブログをご参照下さい
◆人事総務部ブログ&リンク集
http://www.xn--3kq4dp1l5y0dq7t.jp/
投稿: 人事総務部-ブログ&リンク集- | 2009年3月 8日 (日) 17時55分
革命21事務局殿
「運動型新党準備会・呼びかけ」全文を読ませて頂きました。
>既成政党に代わるもの
>新党
という部分で賛同できませんので参加は見送らせて頂きたいと思います。
投稿: 大津留公彦 | 2008年10月11日 (土) 14時04分
ホタルさん
コメントありがとうございました。
>仕事から帰宅して「しまった、米を買い忘れた!」という時は、多少高くついてもコンビに弁当を買って当座の要を満たします。
というたとえは派遣労働を考える場合にヒントになります。
「同一労働、同一賃金」の原則に立てば臨時の場合は本来賃金は高くてしかるべきです。
派遣労働という働き方をなくしていくことが歴史の大道でしょう。
投稿: 大津留公彦 | 2008年10月11日 (土) 13時59分
はじめまして。貴ブログへの突然の書き込みをいたします失礼をお許しください。「運動型新党・革命21」準備会の事務局です。
私どもは、このたび「運動型新党・革命21」の準備会をスタートさせました。この目的は、アメリカを中心とする世界の戦争と経済崩壊、そして日本の自公政権による軍事強化政策と福祉・労働者切り捨て・人権抑圧政策などに抗し、新しい政治潮流を創りだしたいと願ってです。
私たちは、この数十年の左翼間対立の原因を検証し「運動型新党」を多様な意見・異論が共存し、様々なグループ・政治集団が協同できるネットワーク型の「運動型の党」として推進していきたく思っています。
★既存の中央集権主義に替わる民主自治制を組織原理とする運動型党(構成員主権・民主自治制・ラジカル民主主義・公開制の4原則)
この呼びかけは、日本の労働運動の再興・再建を願う、関西生コン・関西管理職ユニオンなどの労働者有志が軸に担っています。ぜひともこの歴史的試みにご賛同・ご参加いただきたく、お願いする次第です。
なお、「運動型新党準備会・呼びかけ」全文は、下記のサイトでご覧になれます。rev@com21.jp
投稿: 革命21事務局 | 2008年10月 9日 (木) 13時50分
すみません、「本来、当座必要な労働力を補うためであるはずの派遣」と書きましたが、非正規雇用全般を意図していました。そのように読み替えてください。
投稿: ホタル | 2008年10月 9日 (木) 08時07分
日本の派遣法では、心臓部分に当るものが故意に除かれています。
それは、「同一労働、同一賃金」の原則です。だから正社員と派遣の間にこれほどの格差が生まれ、企業はコストの低い派遣を使い放題なのです。
派遣会社のピンハネを差し引いた後に労働者に渡る額(社会保険なども含め)が最低でも同一労働同一賃金になれば、企業のやり放題は止まります。
私たちの常識を考えてみましょう。仕事から帰宅して「しまった、米を買い忘れた!」という時は、多少高くついてもコンビに弁当を買って当座の要を満たします。
本来、派遣もそういう使い方であるべきなのです。本来、当座必要な労働力を補うためであるはずの派遣は、多少高くつくべきなのです。
派遣労働をこのように捉えなおせば、同一労働同一賃金を超えて「急場労働手当て」を加算するくらいの思い切った方策が生まれてもいいでしょう。
派遣は急場の時に通常より高いコストでその場をしのぐためのものとすれば、労働者は真に選択の自由を得るでしょう。(財界が「ニーズがある」というのは、選択の自由の無い所で労働者が生活するために致し方の無いニーズです)
もっとも、その法を厳格に守らせることが必要ですが。
投稿: ホタル | 2008年10月 9日 (木) 07時58分
日本の企業は、労働基準法を守らない犯罪者集団です。そして私たち労働者は、こうした犯罪者たちのもとで働かざるを得ないという現状・・・恐ろしいことです。
労基法総則:「この法律で定める労働条件の基準は最低のものであるから、労働関係の当事者は、この基準を理由として労働条件を低下させてはならないことはもとより、その向上を図るように努めなければならない」
実際は、超過重労働やサービス残業、名ばかり管理職などで法律は破られっぱなし。
新しい法律を作って「はい、めでたし」とする政治も問題です。現行の法律さえ守られていないのに。法律を「作る」よりもむしろ実際に「守らせる」ことをまず厳格にやって欲しい。法律を「守る」流れがなければ、新法も実効性を持たないでしょう。
投稿: ホタル | 2008年10月 9日 (木) 06時56分