2008年の漢字と2008年の流行語大賞
今年の漢字というものがあります。
2008年12月12日(金)京都 清水寺にて発表されます。
主催は財団法人 日本漢字能力検定協会です。(麻生さんご覧下さい)
今年の漢字の応募先はここです。
ココログの募集する「今年の漢字」というものもあります。
どちらにも
「壊」
を応募しました。
その心は
カジノ型経済システム崩壊の始まりの年だと思うからです。
昨年は「偽」でした。
また
流行語大賞というものがあります。
おおつる選流行語大賞を発表します。
(コメントは主催者のものです)
本物は12月上旬に発表されます。
あなたもマイランキングを作られたらいかがですか?
2008 年間大賞
●蟹工/蟹工船 「蟹工する」「これじゃまるで蟹工だあー」とここまで応用されるとこれも立派な流行語。共産党の志位さんも人気沸騰でこの春には「ウルトラC(志位)」なんて言われたけど、流行語になれず残念でしたね。ところでこの本をベストセラーへと仕掛けたのは出版社ではなく書店の店員さんだったというのはいい話ですね。上野駅のディラ上野店から150冊の注文を受けた版元も最初は耳を疑ったとのことでした。(戻る)
2008 年間大賞
●後期高齢者 どんなに「長寿」「長寿」と呼びかえても、「長寿医療制度」という新しいネーミングはなかなか普及していない模様であり、「うば捨て」まがいの施策なんだと強烈にメッセージしたそのインパクトは近年まれにみる存在かもしれません。その意味ではやはり天声人語が書いておられたように、今年はこの言葉が流行語大賞にふさわしいということなのかもしれませんね。(戻る)
以下2008 トップテン
●名ばかり管理職 「そんなのどこの会社も一緒だよ、何いまさら騒いでるの?」なんて、クールなまんまじゃ日本の職場は永遠に変わりませんよ、ねえ課長さん、および店長さんたち。つまり、1月28日に東京地裁が出した判決は、とっても意義深い一歩の証しなんだと肝に銘じましょう。NHKの番組が2007年の秋に番組で紹介して広まったこの問題、北海道新聞は2006年の11月にすでにこの名称を使って報道していたことを付記しておきます。(戻る)
●汚染米/事故米 消費者が「やかましいから」という発言が強烈だったあまり、こちらの迷言にはそれほどスポットが当たってませんが、太田誠一農水相(もちろん、当時)。事故米発覚の際に「あんまりじたばた騒いでない」と答えたときには、この人のまわりで一緒に仕事してる人とか家族とかは苦労が多くて大変だろうなあと同情してしまいました。偽装の発覚が今年も続きましたが、ひとつひとつに慣らされないようにしたいものです。(戻る)
●チェンジ(CHANGE) キムタクが総理を演じたドラマは「異色」でした。作品の出来や視聴率が高い低いなどは抜きにして、ちょっと違ったドラマを提供してくれたことが何よりも「change!」だったのかも。ところで16年前「Time for change」と言って大統領になったのはビル・クリントンでした。そして同じ「change」を使ってブッシュ時代に幕を下ろしたのがバラク・オバマということで、同じ言葉でも国によって重さが違うのだろうなあと考えさせられます。(戻る)
●あなたとは違うんです 「一般に、総理の会見がですね、国民には人ごとのように聞こえるという話がされておりました。今日の退陣会見を聞いておりましても、率直に、そのように印象を持つのです」。こう質問したのは中国新聞の道面記者。これ、ごく自然で、かつ見事に大多数の国民が抱くであろう疑問を代弁してくれていたように思うのですが、いかがでしょう? ちなみに「現代用語の基礎知識」が10月に行なった読者アンケートで「2008年最も印象強い言葉」第2位の得票を得たのがこの言葉でした。(戻る)
●ロスジェネ(宣言) 日本のロストジェネレーションといえば、朝日新聞や雑誌のAERAあたりで盛んにとりあげられていた段階では、どことなくオシャレな響きが感じられたのですが、この「失われた10年」のおかげで就職できないまま大人になった世代、ということになると、ちょっと誤解されやすいネーミングだったのかも。今年創刊されて、「ロスジェネ宣言」を掲載した雑誌「ロスジェネ」創刊号(かもがわ出版)あたりを開くと、彼らの団結する意図、彼らの抱えるプラカードの意味がわかるような気がします。(戻る)
●サブプライム 「現代用語の基礎知識」が行なった読者アンケートで「2008年最も印象強い言葉」に選ばれたのが「サブプライムローン」でした。新聞を賑わし始めたのは去年の夏ごろからだったでしょうか。たしかによく見出しを飾りました。でも最初は太平洋の向こう側の話なので実感も沸かなかったのですが、それが今年になってじわじわじわじわと上陸して来たというのが認めざるを得ない現実であります。(戻る)
●ホームレス中学生/解散! 10歳で母をがんで亡くし、父はリストラされて家族は「解散!」。お笑いコンビ「麒麟」の田村裕による自叙伝という売り出しでベストセラーになったものの、この書名はタレント本以上の世相的な重みを感じさせてくれました。(戻る)
●ねんきん特別便 この1年、年金受給者・加入者に記録確認のために送られている「ねんきん特別便」ですが、これがわかりにくいと大そうな評判、つまり悪評です。疑問点があるときは電話をください、というのでダイヤルしてみるのですが、これが何回かけても「話し中」でつながらず、半日ぐらいして繋がったものの、なかなか要領よく答えてもらえず、なんとかしろと切望される今日このごろです。(戻る)
なお今年の候補は以下の通りです。
ねじれ国会 糖質ゼロ サブプライム ミシュラン オワンクラゲ キターー!! あげあげ 姫電 せんとくん/まんとくん グ~! アキバ系 ローゼン麻生 ポ~ニョ、ポニョポニョ、さかなの子~♪ メーク・レジェンド 千年紀(源氏物語千年紀) おなごの道は一本道にございます。 オネエマン(ズ) 言うよね? 霞ヶ関埋蔵金 朝バナナ 蟹工/蟹工船 エア芸 婚活 カレセン くいだおれ太郎 おバカキャラ 世界のナベアツ ホームレス中学生/解散! 私もあなたの作品の一つです これでいいのだ キモティー 屁の突っ張りでもないですから アラフォー 居酒屋タクシー 一斉休漁 ゲリラ豪雨 汚染米/事故米 名ばかり管理職 チョリ~ッス 後期高齢者 サイバンインコ ゆるキャラ 再発防止検討委員会 毒入りギョーザ チェンジ(CHANGE) あなたとは違うんです メタミドホス ロスジェネ(宣言) ゆとり世代/脱ゆとり教育 ねんきん特別便 燃料サーチャージ フィルタリング 上野の413球 よし、よし、よーし! 神様 仏様 上野様 ささやき女将(つぶやき女将) ガソリン国会 暫定税率 フリーチベット 何も言えねー
ちなみに昨年は以下の通りでした。
第24回〔2007(平成19)年〕
2007 年間大賞
◆(宮崎を)どげんかせんといかん
受賞者:東国原英夫(宮崎県知事)
2007 年間大賞
◆ハニカミ王子
受賞者:石川遼(アマチュアゴルフ選手)
2007 トップテン
◆(消えた)年金
受賞者:舛添要一(厚生労働大臣)
2007 トップテン
◆そんなの関係ねぇ
受賞者:小島よしお(タレント)
2007 トップテン
◆どんだけぇ~
受賞者:IKKO(メイクアップアーティスト)
2007 トップテン
◆鈍感力
受賞者:渡辺淳一(作家)
2007 トップテン
◆食品偽装
受賞者:(受賞者なし)
2007 トップテン
◆ネットカフェ難民
受賞者:川崎昌平(「ネットカフェ難民」著者)
2007 トップテン
◆大食い
受賞者:ギャル曽根(タレント)
2007 トップテン
◆猛暑日
受賞者:瀧沢寧和(熊谷市直実商店会会長)
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