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2008年11月 8日 (土)

戦後日本が生んだ最大のジャーナリスト逝く(筑紫哲也さん)

Photo
ジャーナリストでニュースキャスターの筑紫哲也氏が7日午後、肺がんのため東京都内の病院で死去した。
73歳だった(2002年4月撮影)(時事通信社)


我が郷里大分県には日田という私の好きないい町がある。
江戸時代の教育の中心地であり多くの文化人を生み出している。

「南北を花月川と三隅川に挟まれた日田は、江戸時代に幕府の直轄地・天領として栄えた町。
市内にある豆田地区には天領時代の町並みが今も残り、なまこ壁がシンボルの草野本家や御用商だった廣瀬家の資料が並ぶ廣瀬資料館、かつて代官や文人墨客をもてなした料亭だった市山亭懐古館など伝統的な建造物が軒を連ねている。」

咸宜園という江戸時代にできた塾は日田市出身の教育者、広瀬淡窓が1805年に開いた私塾。
約4800人の方が入塾していたようで、中には筑紫哲也さんの先祖の方も学ばれたといわれています。

実は筑紫哲也さんは瀧廉太郎の実妹の安部トミのお孫さんです。

その筑紫哲也さんが今夜肺がんで亡くなった。
(肺がんはがんの中では一番回りが早い。私の知り合いでも普通に話をしていた数日後に亡くなったひとがいる。)

ジャーナリストとしての論旨のはっきりとした発言は他の追随を許さないものがあった。
しかも柔軟性に富み意見の違う人も巻き込んでしまう度量があった。
私は鳥越俊太郎さんと筑紫哲也さんは尊敬できる日本のジャーナリストだと思っていた。

大分の識者が20002年に大分県知事選に出馬依頼したことがあるそうです。

その手紙の中に湯布院の中谷健太郎さんが主宰する「ふくろうが翔ぶ」VOL.8に筑紫哲也さんへのインタビュー記事が掲載されています。

そこにはこう書いています。
「大事なことは、湯布院なら湯布院という町が守るに値するもので、町の雰囲気を、自然も含めて自分たちが守ってゆきたい、大事なものだ
と思う人が増えれば増えるほど、異物に対する抵抗力が強くなってゆくんですよ。とにかく自分たちの所を固めることが大事だっていう気がする」

今の湯布院の中谷健太郎さんたちの考え方の中にはこの筑紫さんが助言した考え方が貫かれていると思う。

「筑紫哲也 WEB多事争論 創刊のお知らせ」への返信より

戦後日本が生んだ最大のジャーナリスト・筑紫哲也さんのご冥福をお祈りします。

ーーーーーー
滝廉太郎との縁

滝廉太郎は大伯父(滝の妹・トミが哲也の祖母)。
哲也自身はかつて「私には音楽の才能がないので、私が「滝廉太郎の親戚」であるということを非常に戸惑っていた」と述懐している。
1993年より、竹田市にある滝廉太郎記念館の名誉館長を務めている。

『日曜夕刊!こちらデスク』の司会者を務めていた頃、“宇宙人と交信しました”というウソのニュースを伝えた。
伝えた日は1979年4月1日。ちょうどウソをついてもいい日だからということで伝えすぐ「ウソです」と言ったが、直後に抗議の電話が殺到。
生放送中に抗議の電話に応対する事となった。此の模様は後に新聞で取り上げられた。後にこのニュースはフジテレビの『トリビアの泉』で紹介された。

筑紫哲也
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鳥越俊太郎「座標軸のような人だった。」
立花隆さんは「戦後日本が生んだ最大なジャーナリストだと思う。」

自衛隊に入ろう / 高田渡
亡くなった筑紫哲也さんと同じく亡くなった高田渡さんお対談

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コメント

岩下俊三さん

コメントありがとうございました。

プロフィールの「パソコン山頭火。もうすぐ死ぬ。貧民。流浪の民。殺意あり。」
というのはすごいですね。

私は山頭火好きのパソコン好きです。

筑紫さんにはお世話になり尊敬もしてます。奥の深い人でした。でも鳥越さんは、僕の仲人で、同じ番組をやっていた先輩ですが、尊敬できません。ラッキーな人ですが、卑怯なひとです。せっかく徹夜で編集したVTRを、ガムをかみながらチラッとみて、すぐ帰るひとです。
自分の稚拙さもありますが、筑紫さんは、真面目にみて
評論します。田原さんもそうです。でも鳥越さんは、いい人かもしれないが、取材したものを熱心に検証しません。検証する価値がないのでしょうか。筑紫や田原は見るのに鳥越さんはVTRプレビューをあまりみません。テレビは売れればいいんでしょうか?

すまりさん
>受動喫煙によって病気にされた人はどうすればよいのでしょうか?

これは困りました。
私が禁煙したのは28年目でそれ以来禁煙の伝道師のような役割をしているので許して下さいとしか言えません。

>喫煙者が自身の病気で禁煙することを禁止すべきとも思っています

というのはやっぱりあくまで極端な過激意見ですね。
タバコ代の値上げした分を受動喫煙の被害者の治療費に当てるというアイデァはいかがでしょうか?

アメリカのタバコ産業はアメリカで成り立たなくなってきたので日本で商売をしてきましたがもう無理でしょうね。

>TBSの不祥事に対して、TBSの番組で媚を売らずきちんと批判したことは、信念を曲げない姿として印象に残っています。

筑紫哲也さんが独立した精神を持ったジャーナリストであったことはこの事件がよく表していると思います。彼は大分県人の誇りです。

もちろん、禁煙なされたことはよいことだと思います。

ただ、受動喫煙によって病気にされた人はどうすればよいのでしょうか?

私はまったくの個人的意見として、喫煙者が自身の病気で禁煙することを禁止すべきとも思っています(あくまで極端な過激意見と自覚しての話です)
散々、無関係の人に受動喫煙をさせて(病気のリスクを高めて)おいて、いざ自分が病気になったら禁煙は、あまりに都合がよすぎると思います。

極端なタバコ嫌いの個人的過激意見でした。


もちろん、隔離された喫煙場所および自宅自室等の、非喫煙者に一切迷惑をかけない場所で喫煙するのであれば、大人が自分の責任で健康を害しても、それは自由だとは思っていますが。

喫煙の方向に話が流れてしまったので、これにて。

P.S.
TBSの不祥事に対して、TBSの番組で媚を売らずきちんと批判したことは、信念を曲げない姿として印象に残っています。

すまりさん

人間はなかなか弱い者で病気にならないと健康の有難さが分からないものです。
私も昔はヘビースモーカーで間接喫煙をみんなにさせてましたが病気をしたおかげでタバコと縁が切れ今はタバコが大嫌いです。

亡くなった方に対してどうこういう気はありませんが。
この人の番組も好きで見ていましたが。

自身が喫煙者時代、周囲への迷惑を省みずに喫煙していて、いざ自分が病気になると禁煙する人間は、私は根本的に信用しない主義です。喫煙時代の受動喫煙によって病気になった人への思いやりも反省もないからです。

この人の主義主張に関しては、上記の理由で割愛させていただきます。

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11月7日にジャーナリストの筑紫哲也さんが亡くなられました。 生起している事実や流されている情報などを自分ので理解することのむずかしい一市民としては、筑紫さんは、そのコメントに信頼感を持って聞くことのできる方だっただけに、本当に残念でなりません。昨今のメディアの重要性と現実のそのふがいなさには、危機感を持っていただけに、今の日本にとっても本当に大きな損失だと思います。無念ではありますが、これまでのジャーナリストとしてのご姿勢に敬意を表するとともにご冥福をお祈りしたいと思います。 筑紫さんとは当然... [続きを読む]

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