「チェンジ那覇」ならず
「本土大企業中心ではなく、市民の悩みや不安を聞いて、夢と希望を実現させる市政にしたい」と昨日の打ち上げで述べた平良氏は残念ながら当選できなかった。
平良氏応援の為に糸数慶子参院議員、喜納昌春社大党委員長、照屋寛徳社民党県連委員長、赤嶺政賢共産党県委員長、喜納昌吉民主党県連代表がタッグを組んだ。
国民新党もそうぞうも推薦した。
六月の県議選で与野党が逆転し、県内の政治地勢図は変化している。
平良氏の惜敗は自公路線の流れが県民によって承認されたとは言えない。
しかしこの惜敗は大変に残念だ。
翁長氏は、行財政改革や市民サービスの向上など、2期8年の実績を強調。自らの当選まで32年間続いた革新市政に後戻りをさせない、
と「ノーリターン」を掲げた。
平良氏は、後期高齢者医療制度の廃止や非正規雇用の拡大などに言及。
「自公政権言いなりの市政をチェンジし、那覇から政権交代の流れをつくろう」と訴えた。
ここでは「チェンジ」が勝利出来なかった。
中国新聞の記事にあった「野党各党の連携不足もあって伸び悩んだ。」というのが気になるところではあります。 2008年11月16日21時53分那覇市長選 現職の翁長氏3選確実
那覇市長選が16日投開票され、現職の翁長雄志氏(58)が新顔の平良長政氏(65)らを破り、3選を確実にした。前回と同じ「自公」対「反自公」の構図だったが、翁長氏は自公両党幹部の応援をなくすなど、政党色を薄めた選挙戦を展開。平良氏の「自公批判」をかわした。
当日有権者数は24万1120人。投票率は53.06%(前回56.39%)だった。
選挙戦で翁長氏は、市職員の削減や遊休市有地の売却などの行財政改革に加え、沖縄戦の「集団自決」をめぐる教科書検定問題や米軍基地問題にも県市長会長として積極的に取り組んできた実績を強調。自公両党の幹部から国政並みの応援を受けた4年前とは対照的に、地元の県議や市議らを前面に出し、党派を超えた支持を呼びかけた。
平良氏は「反自公」が過半数を占めた6月の県議選を踏まえ、後期高齢者医療制度や年金問題など国政の課題で自公両党を批判。終盤には定額給付金をめぐる政府・与党の混乱も取り上げ、政権批判票の取り込みをはかったが、及ばなかった。
両氏とも、市政運営や行財政改革のあり方を争点に据えたため、基地問題では表立った論争はなかった。
asahi.com
http://www.asahi.com/politics/update/1116/SEB200811160010.html
任期満了に伴う那覇市長選は十六日投票、即日開票の結果、無所属現職の 翁長雄志 平良長政 屋良朝助 投票率は53・06%で、前回を3・33ポイント下回った。 翁長、平良両氏による事実上の一騎打ちで、与野党とも次期衆院選の前哨戦と位置付けて総力戦を展開したが、平良陣営が前面に掲げた自公政権批判は浸透しなかった。与党側は、六月の県議選での過半数割れによる退潮傾向に歯止めをかけたことで、激戦が予想される衆院選に向けて弾みを付けた。 翁長氏は職員約七百五十人と人件費約二十八億円の削減、職員の意識改革による行政サービス向上など二期八年間の実績をアピール。保守層を手堅く固めた上、安定感のある行政手腕に無党派層などの幅広い信任を得て、逃げ切った。 平良氏は後期高齢者医療制度の廃止など国政課題を中心に訴え、自公政権に対する無党派層の批判票拡大を期待したが、野党各党の連携不足もあって伸び悩んだ。 屋良氏は与野党対決の構図に埋没し、支持を広げられなかった。 中国新聞 この記事が参考になりましたらこちらをクリックお願いいたします。 那覇市長に翁長氏3選 与党、退潮に歯止め
'08/11/16
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許せませんね公明党は。しかし、この党は強かです。
一方では平和を唱えながら、一方では自民党の金魚のフンみたいにくっ付い行くとう二枚舌作戦を展開しているようです。それが
政治に余り関心のない、品の無いオバちゃんたちを騙し入信させ
「兵隊」にさせているのでしょうね。オレオレ詐欺より悪質です(笑)。そのオバちゃんたちもそろそろ目覚めるべきす。むかしから
重い髪を結った女性はどんな物でもそれで動かすと言うじゃ有りませんか?気づいてくれ!!
投稿: 右も左もりません | 2008年11月19日 (水) 00時41分