« 女と男 | トップページ | オバマ米大統領への期待と懸念 »

2009年1月21日 (水)

イスラエルの「停戦」の意味とガザの歌とオバマ賛歌

Top


ガザ住民を一方的に責められ続け、生身の身体をミサイルで粉々にし、生活
空間を破壊しつくし、これ以上の血と涙が出ないほど惨い攻撃をしたあとに、
イスラエルは何一つ譲歩せず、「一方的停戦」を勝手に宣言。その内容とは、
イスラエル軍が「停戦」の名のもとで、ガザに地上軍を残すというもの。こん
なもの、許されるはずがない。殺人マシーンがそのまま居残るということなど。
封鎖が続くということ。筆舌に尽くしがたい地獄を経験させられたあと(いや、
今もしている)もなお、形を変え、パレスチナ人を支配する。ガザ住民にとって
は、そんなもの屈辱以外なにものでもありません。

ハマースは交渉を拒絶しているわけではありません。交渉の条件として、
占領の終結を訴えているのです。占領下・支配下にあって、どうして、
その支配者と交渉ができるというのでしょうか。

一切の耳を傾けないのがイスラエルの方なのです。拒否しているのは占領者・
支配者であるイスラエルなのです。「一方的撤退」というのはそういう意味です。
支配下においている者の声は一切聞かない、という通告です。

View7649430


オバマは草の根の政治スタイル
オバマは全ての人に希望を与える
オバマは人々とのつながりを大事にする

A blinding flash of white light                     
今夜も爆弾が
Lit up the sky over Gaza tonight                   
ガザの空を引き裂く
People running for cover        
みんな虚しく
Not knowing whether they're dead or alive             
助け求め逃げまどう

They came with their tanks and their planes            
飛行機が襲いかかり
With ravaging fiery flames                       
すべてを焼き尽くす
And nothing remains                          
でもかすかに
Just a voice rising up in the smoky haze              
煙の中から聞こえる

We will not go down                           
くじけない
In the night, without a fight                                   
戦いはやめよう
You can burn up our mosques and our homes and our schools 
すべて(モスクや家や学校)を焼き尽くしても
But our spirit will never die
心は殺せない
We will not go down                           
くじけない
In Gaza tonight                              
われらは

Apx200901140008

三週間におよぶ激しい爆撃の下で、ガザ住民は持てる最後の尊厳をもって、
団結し、生きのびようとしてきました。生きのびることが、残された彼・彼女
たちの闘いでした。ガザの住民の68%が1948年のイスラエルの建国の過程で、
パレスチナの豊かなコミュニティを育んできた故郷を喪失した難民です。

自分をのぞいて家族の誰一人も残っていない男性の叫び。子どもたち全員を
殺され、半狂乱になっている親たち。同僚たちが殺され、遺体が地面に転がって
いるなか、生きのびた男性が放心した顔で「神は偉大なり」と言い続けている
姿。

これらは、世界が許した戦争犯罪でした。ガザ住民は<私たち>を許しては
くれないでしょう。許せずはずがありません。

View7650711

オバマは多くの人を巻き込んでいく オバマとは1300万人以上の人がホームページでつながっている オバマは1300万人以上にメールを出し議員に賛同を迫ってもらうことができる  
                 


Women and children alike                        
今夜も(女や)子どもたちが
Murdered and massacred night after night             
泣き叫んで死んでゆく
While the so-called leaders of countries afar            
遠くで政治家たちが
Debated on who's wrong or right
おしゃべりしてる間に

But their powerless words were in vain
爆弾が降りそそぐ    
And the bombs fell down like acid rain               
血と涙の海に
But through the tears and the blood and the pain         
でもかすかな声が
You can still hear that voice through the smoky haze       
煙の中から聞こえる

Tky200901090014

マス・メディアの多くは、「一方的停戦」をポジティブに報道しています。
なぜ、内実を見ないのでしょうか。なぜ、イスラエルによる国家テロを批判
しないのでしょうか。イスラエルのメディア戦略に、わざわざだまされてあげる
のでしょうか。三週間、留まることなく進行し続けたエスニック・クレンジング
をなぜ批判できないのでしょうか。答えは簡単です。そうしないことを「恥」
だと感じないからでしょう。

自分たちが気に入らない政党が選挙で民主的に選ばれると制裁を加え、
その一方で、「中東唯一の民主国家」等といいながら、イスラエルを擁護する。
イスラエルは「民主的な国」。そうかもしれない。では、誰にとって民主的だというの
でしょう。それはイスラエルのユダヤ人に対してのみです。イスラエルの占領下に
あるパレスチナ人は、あるいはイスラエル国籍を持つものの二級市民扱いをされて
いるイスラエルのパレスチナ人は、それを権利として行使することすらできません。

View7650825


オバマは6人に1人が無保険状態を改善する
オバマははyoutubeで発信する初の大統領である
オバマは今の支持が続けば最も影響力のある大統領になる可能性がある

今回の攻撃で、ガザの人々は何もかも破壊され、命を奪われ、これ以上の地獄はない
というほどの醜い状況を一方的に押しつけられた挙げ句、要求は何一つ受け入れられ
なかったのです。「一方的」という言葉を使うべきところは、ここにあるのではない
でしょうか。

We will not go down                           
くじけない
In the night, without a fight                                   
戦いはやめよう
You can burn up our mosques and our homes and our schools 
すべてを焼き尽くしても
But our spirit will never die
心は殺せない
We will not go down                           
くじけない
In Gaza tonight                              
われらは

We will not go down                           
くじけない
In the night, without a fight                                   
戦いはやめよう
You can burn up our mosques and our homes and our schools 
すべて(モスクや家や学校)を焼き尽くしても
But our spirit will never die
心は殺せない
We will not go down                           
くじけない
In the night, without a fight                                   
戦いはやめよう

We will not go down                           
くじけない
In Gaza tonight                              
われらは

20090120k0000e030035000p_size5

出典
長い記事
島根の清末愛砂さんhttp://www.mammo.tv/interview/archives/no088.htmlの文章から抜粋
きくちゆみのブログとポッドキャスト
2009/01/19
ガザ:イスラエルの「停戦」の意味 by清末愛砂

http://kikuchiyumi.blogspot.com/2009/01/by.html

短い記
今夜(1月21日)のクローズアップ現代の国谷 裕子のインタビューによる,ブルッキングス研究所のダレル・ウエストの言葉


ガザの歌 (歌と画像)
http://www.informationclearinghouse.info/article21729.htm
われらはくじけない(ガザの歌) 
We Will Not Go Down (Song for Gaza)
作詞・作曲・歌 Michael Heart
日本語対訳 仙田典子(きくちゆみさんが加筆した部分)
http://kikuchiyumi.blogspot.com/

参考(パレスチナ子どもの写真提供)
パレスチナ子どものキャンペーン
http://ccpreport.blog90.fc2.com/blog-entry-90.html

メールマガジンの発行を始めました。
興味のある方はご購読下さい。
◎メールマガジン名 :大津留公彦の目

消費税のことはここで全部わかる!
「大脇道場」消費税増税反対キャンペーン中!
http://toyugenki2.blog107.fc2.com/blog-entry-588.html

「派遣切りした企業の商品を買わないようにしよう」キャンペーン中

アパホテルに泊まるのは止めよう!キャンペーン中へ

財界と・アメリカ中心の政治から国民が主人公の政治へ!

参考になりましたらこちらのクリックお願いいたします。

人気ブログランキングへ

良ければこちらもお願い致します

FC2ブログランキング

更によければこれもお願いします。

ブログランキング・にほんブログ村へ

« 女と男 | トップページ | オバマ米大統領への期待と懸念 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: イスラエルの「停戦」の意味とガザの歌とオバマ賛歌:

» 『公務員を減らせ』『議員を減らせ』と叫ぶ人もいるけど、それで政治・社会が良くなるのか疑問を感じます [嶋重ともうみ☆たしかな野党 支え続けて 上げ潮めざす!]
 ここ数年、役人・公務員・官僚の腐敗が社会問題になっていますし、役人・公務員・官 [続きを読む]

» ガザ復興をオバマの初仕事に [志村建世のブログ]
オバマ大統領の圧倒的な人気と、ブッシュ後のアメリカへの期待が高まる中で、所詮はアメリカの大統領としての限界があるだろうし、むしろ、あの演説には失望したとの論調も散見するようになりました。  イスラエルのガザ侵攻は、ブッシュの「最後っ屁」になりました...... [続きを読む]

« 女と男 | トップページ | オバマ米大統領への期待と懸念 »

無料ブログはココログ

逆アクセスランキング

" href="">FC2SEO
2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

カテゴリー

アクセスカウンター