小沢さんどうする?
小沢一郎氏の資金管理団体である陸山会の会計責任者である公設第一秘書大久保秘書が逮捕された。
新政治問題研究会と未来産業研究会の名前で西松建設から許されていない直接政治献金を受け取った容疑です。
西松建設と小沢一郎氏の関係は指摘されていた事であり早く小沢氏側が事実を解明するべきだった。
本容疑が事実であれば小沢氏は潔く辞任した方が民主党へのダメージは少ないだろう。
いずれにしても説明責任を果たすべきでしょう。
西松建設の元社長国沢氏は東京地検にどんどん喋っているそうです。
気が気でない人のリストは下にあります。
時効直前だから操作に踏み切ったようです。
鳩山幹事長の名前は下の赤旗の調査リストにありませんが「国策捜査の雰囲気がする」とか「選挙への影響を考えてやったのだろう」という発言には認識の甘さがあるし政治的誠実さが見られないし見苦しい。
夜に入って雨は雪に変わりました。
日付が変わる頃までかなり降るようです。
明日の朝はこの冬初めて雪が積もっている事でしょう。
明日は電車が遅れるかも知れません。
雪降りて天下大乱の兆しかな
以下この事件の参考記事です。
政権交代を目指す野党第一党のトップの資金管理団体に3日、捜査のメスが入った。準大手ゼネコン・西松建設のOBが設立した政治団体は、小沢一郎民主党代表をはじめ与野党有力議員に多額の献金をしてきたが、小沢氏は「何の問題もない。適切に処理している」と述べ、他の政治家も違法性を否定してきた。しかし、東京地検特捜部は、政治団体は西松建設のダミーだったとみて小沢氏の公設第1秘書、大久保隆規容疑者(47)の逮捕に踏み切り、深夜まで関係先の捜索を続けた。
産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090303/crm0903032006036-n3.htm
西松側は、違法献金が問題にならないよう、献金の原資を社員にいったん会費の形で負担させた後、会社側が全額負担するなど巧妙な手口を使っていた。
社内では、献金システムを発案したとされる前社長の国沢幹雄容疑者ら一部の幹部以外、使途先などは一切明らかにされず、トップシークレットだったという。会費を払ったことがある西松社員は「上司に頼まれて、断れなかった。何のために使うのか、説明されなかった」。別の社員は「将来の出世に影響すると思い、妻と2人分を支払った。支給総額が10万円ほど多かったが、総額しか書かれておらず、本当に上乗せされていたのか分からない」としている。
一方、こうした「賞与上乗せ」のほか、社員の名前を使って献金する「名義貸し」のパターンがあったことも新たに分かった。名義貸しに加担した社員は「上司に『名前を借りるよ』といわれ、後日、政治家の事務所から領収書が送られてきた」という。
複数の同社関係者は「政治献金をコントロールしていたのは国沢容疑者だった」と証言している。
記事
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090303/crm0903032006036-n2.htm
金丸氏の次男が、昭和40年代後半から西松の社長だった杉本三吾氏の娘と結婚しており、当時の状況を知る同社関係者は、「金丸氏から西松を託されたのが小沢氏だった」と話す。
金丸氏一辺倒だった西松の“政界人脈”は、同氏の平成4年の政界引退とともに、小沢氏支援へと傾倒していった。西松元社員は「東北では小沢さんが建設に強く、何でも指導力を発揮するので、小沢さんの力を借りたいという動きはあった」と語る。また別の社員は「スーパーゼネコンが仕切っていた談合が6年前ごろからなくなり、業界内の付き合いで与えられる仕事がなくなった。その結果、小沢さんに頼る傾向が強くなった」と明かす。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090303/stt0903032139013-n1.htm
共産、社民、国民新の野党3党は3日、民主党の小沢一郎代表の公設第1秘書が逮捕されたことについて「小沢氏に説明責任がある」(共産党の穀田恵二国対委員長)などとコメントした。
穀田氏は「小沢氏のほかにも自民、民主両党の議員が(西松建設から)多額の献金を受けている。政治を悪くする企業献金は禁止するべきだ」と述べ、国会審議で両党を追及する考えを示した。
社民党の重野安正幹事長も「小沢氏は(国民の)疑問を解くべきだ」と強調。小沢氏の責任論については「本人が明確に説明してからの話だ」と述べるにとどめた。
国民新党の亀井久興幹事長は「日本のトップリーダーを目指す小沢氏の政治団体に強制捜査が入ったのは、政治的にも影響が大きい」と指摘した。
小沢一郎氏が3100万と一番多いが自民党の尾身元財務相が2080万円、加藤紘一元幹事長1400万円等と多くの議員の名前があがっている。
現職閣僚では二階経済産業省の名前があり、社民党の山岡国対委員長の名前がある。
2009年1月26日(月)「しんぶん赤旗」
西松建設政治団体
資金提供 全容わかる
小沢民主代表 3100万
尾身元財務相 2080万
二階経産相 868万
準大手ゼネコン「西松建設」(東京都港区)の裏金疑惑にからみ、同社が企業献金の隠れみのとして設立したと指摘される二つの政治団体による政界への資金提供の全容が本紙の調べでわかりました。献金やパーティー券購入の形で、資金提供を受けていた政治家は、十七人(表参照、故人のぞく)にのぼります。総額では一億一千万円以上です。
本紙が調査
麻生内閣の二階俊博経済産業相は、個人と同氏が会長の政治団体「新しい波」(二階派)のパーティー券などであわせて八百六十八万円。
自民党では、尾身幸次元財務相が二千八十万円、加藤紘一元幹事長が千四百万円、藤井孝男元運輸相六百万円、建設大臣も務めた森喜朗元首相が五百万円など。麻生首相の地方再生担当の首相補佐官、山口俊一衆院議員も二百万円です。
民主党は小沢一郎代表が三千百万円、山岡賢次国対委員長が二百万円のほか、小沢氏の地元、党岩手県連も九百万円受け取っています。
このほか、ともに自民党出身である改革クラブ代表の渡辺秀央元郵政相、国民新党副代表の自見庄三郎元郵政相も。
二つの政治団体は、「新政治問題研究会」(一九九五年十一月設立)と「未来産業研究会」(九九年六月設立)。政治資金収支報告書によると、両政治団体は、二〇〇六年の解散までに、「会費」と資金集めパーティーで、あわせて約五億九千万円のカネを集め、約四億七千万円を政界にばらまいています。
同報告書の原本保存期間は三年。このため、総務省での閲覧で資金提供先が判明したのは、〇五年、〇六年の二年分だけでした。しかし、本紙は、資金提供を受けた側の政治家の資金管理団体、関連政治団体、政党支部などの収支報告書を二つの政治団体の設立時までさかのぼって調べました。
両政治団体はともに、西松建設の土木本部営業管理部長だった人物が代表。今回の事件で、裏金を管理・支出する役割をもたされたとされる西松建設の子会社「松栄不動産」の役員も務めていました。所在地は東京都千代田区内のビルの一室に同居していました。
両政治団体は西松建設が正体を隠して、政界に献金するためにつくったトンネル政治団体です。こうした献金システムは、外為法違反容疑で逮捕された前社長、国沢幹雄容疑者(70)が発案したとされています。
表
未来産業研究会の政治資金収支報告書が総務省に保存されている〇五年と〇六年の二年分によると、突出しているのは、自民党の二階俊博経済産業相が率いる「二階グループ」に三百二十二万円、民主党の小沢一郎代表に三百万円、民主党岩手県連に二百万円です。
このほか、藤井孝男元運輸相四十万円、川崎二郎元運輸相二十万円、古賀誠自民党選対委員長十六万円など。
新政治問題研究会同様、大分県の広瀬勝貞知事、静岡県の石川嘉延知事に各五十万円、大阪市吹田市の阪口善雄市長に三十万円も。
こうした政界に配ったカネの原資は、毎年百人前後の会費と、年三―四回開催した「フォーラム日本21」という名目のパーティー券収入です。毎年六百万円前後の収入があるパーティー券収入ですが、購入者はいっさい不明です。
新政治問題研究会も年間三千万―八千二百万円におよぶ会費と、毎年六百万円前後の収入があったパーティー券収入の詳細は、不明でした。
西松建設が海外事業でねん出した多額の裏金の一部が、両政治団体を隠れみのにした献金の原資になったとされており、今後の進展が注目されます。
2009年1月15日(木)「しんぶん赤旗」
西松関連の2政治団体
政界に約5億円
裏金との関係は?
広瀬 隆 著 私 物 国 家 日本の黒幕の系図によると、
西松建設の社長・杉本三吾の娘が、金丸信の息子と結婚しているそうである。
又、
小沢氏の奥方の妹は、角栄の地元新潟で最大手の福田組の社長の娘でその夫は竹下の弟だそうです。
広瀬 隆 著 私 物 国 家 日本の黒幕の系図
第4章 ゼネコンの悪の系譜が生んだ自治体と厚生省の腐敗
金丸の地元・山梨県では、大がかりな土木工事となれば、必ず西松建設が名を挙げられてきた。 - 西松建設の社長・杉本三吾の娘が、金丸信の息子と結婚していたからである。
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われわれ国民の公金が、税金となって国庫に入り、官官接待を受ける建設官僚によって、日本全国の自治体にそれが"適当に"配分され、公共事業に乱用されてきた。
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西松建設は、熊谷組、フジタ、戸田建設、ハザマと並ぶ準大手ゼネコンだが、トンネル工事では、鹿島らの最大手ゼネコンに匹敵する実績を誇っている。
勿論、東京湾横断道路の受注会社のひとつでもある。
金丸のもうひとりの息子が、総理大臣・田中角栄のゼネコン利権を受け継いだ総理大臣・竹下登の娘と結婚し、竹下のもうひとりの娘が、
大手ゼネコン・竹中工務店の創業一族と結婚した。さらに竹下の弟が、角栄の地元新潟で最大手の福田組の社長の娘と結婚し、その姉の夫が、
岩手県の土建業会に巣喰う小さなドン、新進党党首・小沢一郎であった。
少し古いですが産経ニュース2008.11.30には興味深い西松建設の内幕等が書かれている
【疑惑の濁流】ちらつく「わいろ」「政治」 西松建設“裏金”はどこに流れた
なぜ容疑者は内部告発したのか?
そもそもこの裏金疑惑は、西松建設の海外事業部元副事業部長だった高原和彦容疑者(63)が特捜部に自ら打ち明けたことが端緒となって発覚した。
「海外で裏金をつくり、副社長の指示で約1億円を無届けのまま日本に持ち込んだ」
「タイのトンネル工事受注で便宜を図ってもらう見返りに、西松建設からタイ政府当局者に4億円以上のわいろが渡った」
特捜部に駆け込んだ高原容疑者は、こうした内容を“暴露”したとされる。
高原容疑者は昨年末まで西松建設に在職していたが、退職後に特捜部に“自首”したようだ。
(中略)
実は、高原容疑者が裏金の一部を着服していた事実は、昨年末の退職前には、西松上層部は把握していたといわれている。このため、背任や横領といった「個人犯罪」で会社側から切り捨てられるのを恐れた高原容疑者が、先手を打って内部告発者を装った、との見方もあるようなのだ。
とすれば、裏金をめぐって、西松内部で“暗闘”が起きていたことになる。
西松の裏金とはどのようなものなのか-。
関係者によると、西松は10年ほど前から、海外で受注した大型工事で合計約10億円にのぼる裏金を捻出し、香港にあるペーパーカンパニーの口座などにプールしてきた。
(中略)
西松はフィリピンやタイ、ベトナムなど東南アジアやスリランカ、香港などで受注実績があり、これらの工事が裏金づくりに利用されたとみられている。
裏金工作は会社上層部の指示の下、組織的に行われた疑いが強い-と特捜部はみている。
管理本部の事実上のトップは代々、副社長や専務らが兼務していたといい、裏金の運搬を指示したとされる元副社長も当時、管理本部長を兼務していた。11月の再捜索では、特捜部は埼玉県川口市の国沢幹雄社長(69)宅にも捜索を実施している。
「4億円以上の裏金がわいろとして使われた」
西松は平成15年9月、タイで現地の大手ゼネコンと共同企業体(JV)を組み、バンコクの都庁が発注した洪水防止トンネル工事を受注している。これが高原容疑者の言う工事ではないかとみられている。
受注の際、西松の現地社員が、受注の便宜を図ってもらう見返りとして、タイ政府当局者や、入札担当者らにわいろを渡したとされ、わいろの提供は、現地大手ゼネコン幹部とも相談して決めた-との情報も特捜部のもとに寄せられているようだ。
建設業界では、日本の税務当局の監視が届きにくい海外の事業で裏金を捻出することが「公然の秘密」(ゼネコン関係者)とされており、西松の裏金の一部もPCIと同じく、海外での受注工作に充てられた疑いが強い。
検察OBはこうみている。
「特捜部が注目しているのは、国内に持ち込まれた裏金が政界に流れていないかどうか、だろう」
「談合の背後に政治家や首長の『天の声』があったケースは、これまでいくつも明らかになっている。政治への資金提供と談合はコインの表裏のようなもの。談合の疑惑がつきまとうゼネコンの裏金が、政界に流れた可能性は否定できないだろう」
今日はこんな所です。
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