拝啓 小沢一郎様
小沢一郎さんにメールを送りました。
そして写しを地元の民主党の候補に送りました。
何かの意味があればいいと思います。
村野瀬玲奈の秘書課広報室の記事に触発されて書いたものです.
如何でしょうか?
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民主党埼玉14区衆院選候補
中野譲様
はじめまして三郷市在住の大津留公彦と申します。
民主党本部と小沢一郎党首に以下のメールをお送りしました。
貴職への投票ができますように本部にお伝え頂きたいと思います。
宜しくお願い致します。
ーーーー
民主党
党首
小沢一郎様
拝啓 小沢一郎様
初めてお便り致します。
埼玉14区在住の大津留公彦と申します。
拝啓 小沢一郎様
3月24日大久保秘書の起訴を受けての「代表続投」の記者会見をyoutubeで拝見させて頂きました。
続投するということは何度も表明されていますが調査の内容につきましては全く触れられておりませんでしたのが残念です。
公共事業受注企業からの献金禁止は法案も出されマニュフェストにも掲げたられていたはずです。
公共事業受注企業である西松建設からの献金受領は自らの党の立場と反しています。
少なくともそのことに対する反省の言葉が一度も聞かれないのは残念でした。
一部報道されていますように大久保秘書は西松建設からの献金だとの認識があったのではないですか。
西松建設の問題が出たのは検察の逮捕の1ヶ月以上前ですから内部調査の時間は十分あったと思います。
私はあなたが民主党の党首を辞任されることを考えておられると思いますが民主党内部からの説得でそうはならないのではないかと昨日の涙を拝見しながら考えておいりました。
辞任すれば罪を認めたことになるというのが民主党の中の論理ではないかと思います。
しかし今回の事件は単なる形式犯ではなく西松建設からの献金を政治資金規正法の趣旨に反して国民の目から隠した疑いのある重大な事件です。
十分に辞任に値します。
そして又ここで事実を明らかにして辞任して新しい体制で民主党が再出発すれば今回の事で民主党に呆れた国民もある程度理解するでしょう。
戦略的にも戦術的にもあなたが民主党の代表にとどまり続けることは不適当だと思います。
辞任が遅れれば遅れるほど総選挙への影響が大きくなると思います。
それは「国策捜査」であろうとなかろうと関係ないことです。
民主党の当事者能力が今国民から鋭く問われているのです。
柔道では倒れそうな時に逆らうと大怪我をすると言われます。
大怪我をされないように立派な受け身をされることを望みます。
私は本日、森田実さんの書かれた「小沢一郎入門」を読み終わりました。
私はあなたについて少し誤解していたような気がします。
あなたという人間を少し理解したような気がしております。
この本の中で若いころ企業献金の禁止を訴えられていたことを知りました。
このたびあなたの提起されました「企業団体献金の禁止」はこの若い頃の理念の発展として是非民主党の政策に確立して頂きたいと思います。
「企業団体献金の禁止」のスローガンの元に選挙を戦えばそれが簡単にはできない自民党には多いに脅威になるでしょうし国民は拍手喝采を送るでしょう。
そして共産党・社民党との一番の政策的な違いが無くなるので沖縄のような全野党共闘の展望が日本中で出てくると思います。
それが出来れば自民党・公明党の完全な敗北の道ができ政権交代が実現するでしょう。
あなたは、1993年の著書「日本改造計画」の中で、明治以降の政治家のなかで、「注目すべきリーダー」として、大久保利通、伊藤博文、原敬、吉田茂の4人を挙げられてこう書かれていることも知りました。
「私は、日本の近代120年の歴史の中で、注目すべきリーダーとして次の4人を挙げたい。大久保利通、伊藤博文、原敬、それに吉田茂である。この四人は、政治制度や権力基盤というものを十分に理解し、
把握したうえで卓抜なリーダーシップを発揮した。彼らは、きわめて個性的な存在だ。それだけに、周囲の意見に耳を傾ける物分かりのよいリーダーを理想しがちな日本風デモクラシーの観念からすれば、
同時代の人たちからは決して高い点数は得られなかった。」
「周囲の意見に耳を傾ける物分かりのよいリーダー」である必要はないと思います。
信念を持った政治家が歴史を動かすと思います。
「企業団体献金の禁止」という信念を通し辞任によって新しい民主党の新しい道を作ってほしいと思います。
三島通陽の『スカウト十話』によれば、岩手出身の後藤新平が倒れる日に三島に残した言葉は「よく聞け、金を残して死ぬ者は下だ。仕事を残して死ぬ者は中だ。人を残して死ぬ者は上だ。よく覚えておけ」であったという。
金を残さず、「企業団体献金の禁止」という仕事を残して、民主党という人を残してはいかがですか。
あなたの好きな事は海釣り、囲碁、そして小鳥の飼育と言う事を「小沢一郎入門」で知りました。
この本であなたから鳥は自然界で生きる術を教えたら後は自分で自立させているということを教えて貰いました。
私は「企業団体献金の禁止」を進めたいので民主党に投票したことはありません。
前回の参院選の選挙区では「企業団体献金の禁止」候補がいないので白紙投票致しました。
民主党が「企業団体献金の禁止」に踏み出なら衆院選の選挙区では貴党候補への投票も考えられます。
そう考えている人間は結構多いと思います。
いろいろと書きましたが是非参考にして頂ければと思います。
お元気で今後もご活躍下さい。
敬具
大津留公彦
kimihiko_ootsuru@yahoo.co.jp
大津留公彦のブログ2
https://ootsuru.cocolog-nifty.com/blog/
今夜はこんな所です。
政治フハイの根源の政党助成金を廃止しワイロ以外の何物でもない企業・団体献金の全面禁止を!
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私・パピヨンの小沢擁護論も3月5日の最初の記事からその点への警戒を呼び掛けている.しかし,小沢辞任を単純に叫ぶ人はそれが全く耳に入らないようだ.これがパピヨンは不思議でならない.初めっから,企業から献金を受けていた,というコトに対する嫌悪感以外に心が受け付けないのである. よく考えてもらいたいのは,今回問われている... [続きを読む]
美爾依さん
コメント頂きありがとうございました。
この記事は調査不足と言われましたが私としては小沢さんの成り立ちから調べて結構労力をかけて書いた方なのですが・・・
(美爾依さんの調査には及ぶべくもありませんが・・)
>現在の政治資金規正法の上では、郷原氏が言っているとおり、今回の事件は形式犯にしかすぎず
このことは今の法律ではそうですが、だから受け取っていいという金ではありません。
公共事業受注企業からの献金禁止は法案も出されマニュフェストにも掲げたられていたわけですから公共事業受注企業である西松建設からの献金受領は自らの党の立場と反しています。
少なくともそのことに対する反省の言葉が一度も聞かれないのは残念でした。
起訴事実に対する反論も説明もなく「隠しだてはしてない」といい続けたが底を証明するのが今求められていることなのです。
>このような手紙を小沢氏に送る前に元検察である郷原氏に具体的な反論を述べた上で、漆間が言ったように自民党に捜査が及ばなかった理由を述べて下さい。
そういう問題ではないのです。
自民党がどうあろうと小沢さんと民主党は説明責任を果たすべきなのです。
自民党の事を言う前に党として疑惑を晴らすべきでしょう。
私は郷原氏の話は直接聞いたことがあり論理性は高いと思いますが企業献金を認める発言をしたのを残念に思っています。
>下記の文は誤認の上に書かれています。
>>しかし今回の事件は単なる形式犯ではなく西松建設からの献金を政治資金規正法の趣旨に反して国民の目から隠した疑いのある重大な事件です。
この疑いを晴らしてくれないから7割弱の国民が辞任すべきだと言っているのだと思います。
少なくともその調査結果を出すのが民主党の公党としての責任でしょう。
それがなくこのままズルズルいくのを自民党は喜ぶでしょうが国民は8割9割が民主党を見はなして行くと思います。
国会では自民も民主も「西松問題」にふたをしてしまっています。
消費税に道を開く予算についても民主党は議論もせず採決に賛成してしまった。
民主党は自浄努力が求められています。
この党は今転機にあると思います。
投稿: 大津留公彦 | 2009年3月27日 (金) 11時47分
大津留さん、
悪いけど、この記事は調査不足の末に書かれたとしか感想がありません。又は、共産党を支持したいがために、知っていることもわざと知らないふりをして書かれているのでしょうか。
まずは、現在の政治資金規正法の上では、郷原氏が言っているとおり、今回の事件は形式犯にしかすぎず、本来ならば、記帳内容を書き換えるだけで済む話です。それが衆院選前のこの時期にどうしてここまで大きくなってしまったのか。
せっかく小沢氏に手紙を送るのだったら、もうすこし理論的な内容でないと、時間の無駄に終わるだけです.このような手紙を小沢氏に送る前に元検察である郷原氏に具体的な反論を述べた上で、漆間が言ったように自民党に捜査が及ばなかった理由を述べて下さい。そうすれば、少しはみんな耳を傾けるようになるでしょう。
ちなみに、例を挙げれば、下記の文は誤認の上に書かれています。
>しかし今回の事件は単なる形式犯ではなく西松建設からの献金を政治資金規正法の趣旨に反して国民の目から隠した疑いのある重大な事件です。
十分に辞任に値します。
単なる形式的な過ちにすぎません。犯罪とも呼べません。これが犯罪だったら、日本の政治家はみな犯罪者となります。自民党議員お得意の裏献金と違って、表献金として全て記帳されていたので、献金額はもちろんのこと、支出も何に使ったかが全てわかるように透明感を持って処理されています。国民の目から隠した疑いなんてありませんよ。
大津留さんの認識不足は明らかで、小沢氏に辞任を要求する手紙を送るのは、かなり失礼きわまりない行為だと思います。
投稿: 美爾依 | 2009年3月27日 (金) 05時19分
あなたのコメントについて参考になればと思います。
以下、ジョディーは友達さんからの転記です。
2009年3月25日 (水)
春の一斉摘発、政治資金規正法で、麻生自公党議員は全滅か
政治資金収支報告書の虚偽記載で小沢の秘書が起訴された。
3月3日に逮捕され、3月24日の勾留期限ギリギリでの起訴となった。
3週間も勾留しながら、虚偽記載とは。
検察の無能さの証明である。否、検察権力の濫用と言える。
検察が正義を守るとは、誰も信じないだろう。
検察は、麻生自公党政権の番犬であることを自ら証明したのである。
企業献金が違法か、適法かが、問われている。
企業献金は、見返りを期待したものであることは、当然である。
なぜなら、企業の目的は、営利であるから、利益に繋がらない献金は会社に対する背任になる。
つまり、見返りの無い献金をすれば、背任罪になり、見返りを期待すれば、贈賄になる、という訳だ。
受取る政治家は、企業の期待に副わなければ、今後の献金は期待できない。
何かの見返りを与えれば、収賄になる。
企業献金が犯罪であるとは、こういうことである。
刑訴法第189条2項には、「司法警察職員は、犯罪があると思料するときは、犯人及び証拠を捜査するものとする。」とある。
西松建設献金事件では、小沢秘書以外にも、犯罪があると思料できる案件がある。
自民党の森喜朗元首相、尾身幸次元財務相、二階俊博経済産業相など、素人が見ても臭いのに、プロである東京地検が気付かないとは思えない。
検察が正義を守る? 検察は自分の保身と出世だろう。
東京地検を動かしているのは誰か?
検察のトップである検事総長が、「すべての検察庁の職員を指揮監督する。」(検察庁法第7条)とある。
そして検事総長の任免は内閣がするのである。
つまり、サラリーマンである検事総長が内閣の意向に従わないとどうなるか? 罷免されるかもしれないと怯えることになる訳である。
国民の検察に対する不信感を払拭するには、麻生太郎以下全議員の政治資金報告書を調べ、入口と出口のチェックをして公表しなければ、国民は納得しないだろう。
他の一部の議員やマスコミは、小沢の説明責任ばかりを言うが、なぜ他にも疑惑の献金を受けている連中の捜査をすべきだと言わないのか。ひょっとして、検察に脅されているとか? 或いは、アメリカにある司法取引をしているとか?
政治資金規正法がザル法であることが判った以上、一斉取り締まりをしなければ、検察は不作為となる。
なぜ不作為かと国民は考え、検事総長の任免権が麻生内閣にあることで、はは~ん、なるほどと思う訳である。
そして小沢が狙われた本当の理由も理解するだろう。
今回の検察の暴挙は、民主主義の根幹である主権在民が実現できるか、どうかの問題である。
また、憲法で保障されている、基本的人権の問題でもある。
憲法第12条は、「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない。(後略)」とある。
いま、このまま検察権力の濫用を許せば、国民の自由は大きく損なわれるだろう。
敗戦以前の、特高の時代にしてもいいのか?
公妨や痴漢に、でっちあげられてもいいのか?
取調べの視覚化が、ポシャってもいいのか?
共謀罪が成立してもいいのか?
国民が努力しなければ、簡単に自由は奪われる。
政官財の金持ちが支配する不自由な社会にしていいのか?
国民一人一人に、どんな社会にしたいのかが、問われている。
投稿: | 2009年3月26日 (木) 11時17分
ほんと、反小沢、反民主党の連中って、傲慢だなぁ。仲間も作らずたった一票のくせに、政党に向かって俺の票が欲しけりゃあんたら変われよかいpどういう理由で自endにトラックバックしてんだよ。狂惨党支持トラックバックサークルでも作って、そこに引き籠ってろ。
投稿: | 2009年3月26日 (木) 01時17分