比例区では民主党に投票しなくとも政権交代は可能
平和への結集ブログ
の
2009東京都議会議員選挙――結果分析
と
民主党の比例区勝ち過ぎを修正することで、政権交代が確実になる
という太田光征さんの2つの記事の都議選の分析と衆院選の予測によると民主党の比例区勝ち過ぎを修正することで、政権交代が確実になるという。
なかなかうならせる記事である。
民主党批判者でありながら護憲候補の不在から選挙区では始めて民主党に投票するかもしれない私のような人間が多く居る事がこの分析からわかる。
個人ベースでのすみ分け投票が必要だろう。
今度の選挙はここら辺の分析も良く理解して投票したい。
以下2記事です。
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009東京都議会議員選挙――結果分析
票を過剰に取り過ぎた民主党候補から、落選した非自公候補に票を移譲した場合、移譲先候補が当選するケースは28選挙区にも上り、最大で自公候補計29名の追加落選、
言い換えれば非自公候補計29名の追加当選が可能でした。(何と内20人は共産党)
そのようにして落選させることができた自民党候補の中には、名うての歴史偽造主義者である古賀俊昭氏も含まれます。
彼を落選させるためには、民主党候補に票を集中するのではなく、民主党以外の野党候補(この場合、共産党候補)にもっと票を回すべきでした。
これは、国政も含めた複数定数区でいえる、自公議員数を最小化するための投票指針です。
今後行われる地方議会議員選挙と、来年以降の参院選で是非実践していただきたいと思います。
民主党の過剰得票で自公候補29人を落選し損ねた
2009東京都議会議員選挙は民主党の「圧勝」で終わりましたが、中身を分析してみましょう。本稿は暫定・速報版です。
# 党派別得票数
http://www.senkyo.janjan.jp/senkyo_flash/0907/0907120890/1.php
# 選挙区・候補者別得票数
http://www.senkyo.janjan.jp/election/2009/13/00008783.html
【関連投稿】
# 民主党の比例区勝ち過ぎを修正することで、政権交代が確実になる
http://kaze.fm/wordpress/?p=275
「2007参院選投票指針」では、複数定数区で民主党候補に票を集中し過ぎないよう注意を促しました。民主党候補に票が集まり過ぎることで、当選できるはずの野党候補が当選できなくなるからです。こうした現象は同参院選で実際に起こっています。
# 2007参院選投票指針
http://kaze.fm/wordpress/?p=133
# 2007参院選――結果分析
http://kaze.fm/wordpress/?p=140
そして今回の都議選でも、民主党に票を集中し過ぎることの弊害が極めて顕著に現れました。表1は、票を過剰に取り過ぎた民主党候補から、落選した非自公候補に票を移譲した場合、移譲先候補が当選するケースをリストしたものです。
表1 2009東京都議会議員選挙結果分析
~民主党当選候補からの票移譲でどのくらい非自公候補を当選できるか~ 選挙区 定数 票の移譲元
当選者 票移譲で
当選する落選者 票移譲で
落選する当選者
新宿区 4 民主現 無所属新 自民新
文京区 2 民主現 共産現 自民元
墨田区 3 民主現 共産新 公明新
江東区 4 民主現 無所属新 自民新
品川区 4 民主現または新 共産新 自民現
目黒区 3 民主現 民主新または共産新 公明新
大田区 8 民主新2人 民主現2人および共産新のうち2人 自民現2人
世田谷区 8 民主新、民主現2人のうち1人 諸派(行革110番)現 公明現
渋谷区 3 民主現 共産新 自民現
中野区 4 民主新または民主現 共産現 自民現
杉並区 6 民主現2人 生活者ネット新 公明現
豊島区 3 民主現 共産新 自民現または公明現
北区 4 民主現または元職 共産現 公明現
練馬区 6 民主現および/または新 共産現、生活者ネット新、社民新のうち1名 自民現
足立区 6 民主現および新 無所属新 公明現
葛飾区 4 民主現または新 共産新 自民現
江戸川区 4 民主新 共産現 自民現
八王子市 4 民主現または新 無所属新 自民現
三鷹市 2 民主新 無所属現 自民現
府中市 2 民主新 無所属現 自民現
町田市 3 民主現 共産新または無所属新 自民現
小平市 2 民主現 共産新 自民現
日野市 2 民主新 共産現 自民現
西東京市 2 民主現 共産新 自民現
西多摩 2 民主新 共産新 自民現
北多摩
第一 3 民主現 共産新 自民新
北多摩
第三 2 民主現 共産新 自民現
北多摩
第四 2 民主現 共産新 自民現
そのような選挙区は28にも上り、計29名の非自公候補が追加当選することができました(表中の票移譲で当選できる無所属候補が明らかに自公系であるかどうかについては、JANJANの資料からは確認できなかった)。その内、共産党候補は最大で20名を占めます。民主党に票が集中し過ぎなければ、自公の獲得議席数は61からほぼ半減していたことになります。民主党に投票した東京都有権者が潜在的にどのくらい共産党候補などに投票し得るのか明らかではありませんが、驚くべき数字です。
自民党は現有48議席から10議席減らしています。「圧勝」した民主党ですが、民主党の反自公部分での功績は、この10議席のみといえます。民主党が現有34議席から増やした20議席のうち10議席は、共産党や生活者ネットから奪った水太り部分です。これが民主党候補に投票した東京都有権者の民意なのかどうか、非常に疑問です。
今回の結果から、来る総選挙での民主党の勝ちすぎが懸念されます。比例区では民主党にまったく投票しなくとも政権交代は十分に可能です。次回はこのことを取り上げる予定です。
太田光征
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民主党の比例区勝ち過ぎを修正することで、政権交代が確実になる
7月 20th, 2009 Posted by MITSU_OHTA @ 16:22:45
under 一般 [3] Comments
2007参院選のデータを使って、衆院選比例区で民主党の票を他野党に移譲した場合、野党全体の比例区議席数がどのように変化するかをシミュレーションしました。(2007参院選比例区での民主党の得票率は39.5%で、2009東京都議会議員選挙での民主党の得票率は40.8%。)
民主党の比例区票を80%他野党に移譲すると、野党全体の比例区議席数は変化せずに、民主党と他野党全体のそれぞれで、比例区得票率と全国議席獲得率が一致するようになります。
投票パターンがそのようにシフトすることで、民主党以外の支持者が小選挙区で民主党候補に投票するモチベーションが高まり、政権交代がより確実になるでしょう。民主党単独ではない、野党連合政権が誕生することで、政策面で民意を反映できるメリットも、当然あります。
(印刷用ファイル)
【目次】
1. 民主党の比例区票を他野党に移譲すると、野党全体の比例区議席が増えることがある
2. 小数野党の比例区票を少々民主党に移譲しても、野党全体の比例区議席は数議席しか増加しない
3. 民主党の比例区票を他野党に移譲しても、野党全体の比例区議席は数議席しか減少しない
4. 2007参院選小選挙区――民主党の17勝6敗だが、民主党の実力は7勝16敗以下だった
5. 完全比例代表制を基準にすると、民主党は約70議席を超過獲得し、他野党は約70議席を獲り損ねる
6. 民主党の比例区票を80%他野党に移譲すると、民主党と他野党全体で比例区得票率と全国議席獲得率が一致する
7. 民主党支持者が比例区で努めて小数野党に投票することで、政権交代が確実になる
【関連投稿】
# 2009東京都議会議員選挙――結果分析
http://kaze.fm/wordpress/?p=274
# 選挙制度改正運動としての選挙区すみ分け投票の勧め
http://kaze.fm/wordpress/?p=268
# 比例区定数が100に削減された場合の衆院選比例区シミュレーション
http://kaze.fm/wordpress/?p=229
# 2007参院選――結果分析
http://kaze.fm/wordpress/?p=140
表1 衆院選比例区シミュレーション:
各党の獲得議席数
(2007参院選比例区データ使用) 自民 民主 公明 共産 社民 国新 日本 新風 9条 共生 女性
計定数一八〇 現行ブロック式
北海道 2 5 1 0 0 0 0 0 0 0 0 8
東北 5 7 1 1 0 0 0 0 0 0 0 14
北関東 6 9 3 1 1 0 0 0 0 0 0 20
南関東 7 10 3 1 1 0 0 0 0 0 0 22
東京 5 8 2 2 0 0 0 0 0 0 0 17
北陸信越 4 6 1 0 0 0 0 0 0 0 0 11
東海 6 11 3 1 0 0 0 0 0 0 0 21
近畿 7 12 5 3 1 0 1 0 0 0 0 29
中国 4 5 2 0 0 0 0 0 0 0 0 11
四国 2 3 1 0 0 0 0 0 0 0 0 6
九州 7 9 3 1 1 0 0 0 0 0 0 21
計 55 85 25 10 4 0 1 0 0 0 0 180
議席獲得率 30.6 47.2 13.9 5.6 2.2 0 0.6 0 0 0 0 -
得票率 28.1 39.5 13.2 7.5 4.5 2.2 3.0 0.3 0.5 0.3 1.1 -
得票率x定数 50.5 71.1 23.7 13.5 8.1 3.9 5.4 0.5 0.8 0.5 2.1 -
全国一括式 52 73 24 13 8 3 5 0 0 0 2 180
表2 衆院選比例区(現行ブロック式)シミュレーション:
野党間の票移譲による野党議席数の変化
(2007参院選比例区データ使用) No 野党議席の
増減数 野党間の票移譲パターン 議席の増減が起こる比例ブロック
1 9増 民主・共産・社民・国新・日本の票を統合 東北・北関東・南関東・東京・北陸信越・東海・近畿・中国・九州
2 2増 民主・共産・社民の票を統合 南関東・中国
3 2増 民主・国新・日本の票を統合 北関東・南関東
4 1増 民主から共産・社民へ50%ずつ移譲(民主党票ゼロ) 南関東
5 1増 民主・共産の票を統合 南関東
6 1増 民主・国新の票を統合 南関東
7 1増 民主・日本の票を統合 南関東
8 0増0減 民主・社民の票を統合 -
9 1増1減 民主から共産・社民・国新・日本へ20%ずつ移譲(民主党票80%減) 増:南関東;減:北関東
10 1減 民主から共産・社民へ25%ずつ移譲(民主党票半減) 北関東
11 1減 民主から共産・社民・国新・日本へ25%ずつ移譲(民主党票ゼロ) 北関東
12 1増3減 民主から国新・日本へ25%ずつ移譲(民主党票半減) 増:南関東;減:北海道・北関東・中国
13 1増4減 民主から共産・社民・国新・日本へ12.5%ずつ移譲(民主党票半減) 増:南関東;減:北海道・北関東・四国・九州
1. 民主党の比例区票を他野党に移譲すると、野党全体の比例区議席が増えることがある
比例区では、民主党による票の取り過ぎ現象が発生することがあります。一種の死票です。
表2を見てください。これは、2007参院選のデータ(表1)を(次期)衆院選に当てはめ、民主党の比例区票を他野党に移譲した場合、野党全体の比例区議席数がどのように変化するかを示したシミュレーションです。
例えば南関東ブロック。民主党から16万票弱を共産・国民新党・新党日本のいずれかに移譲することで、民主党の議席数を変化させずに、野党は自民から1議席を奪うことができます。No5~7に対応します。
2. 小数野党の比例区票を少々民主党に移譲しても、野党全体の比例区議席は数議席しか増加しない
共産・社民には常日頃、民主党に票を譲るべきだ、とする圧力がかけられています。比例区で共産・社民の票を民主党に統合したらどうなるでしょうか(No2)。野党の比例区議席は2議席増えるだけに過ぎません。
国民新党と新党日本に対してはそうした声をほとんど聞きませんが、これら2党の比例区票を民主党に統合した場合も計算してみましょう(No 3)。やはり、野党の比例区議席は2議席増えるだけです。
野党の比例区議席数を最大にする方法は、明らかに、民主党など1つの政党に票を集中させることです(No1)。さすがにこのような要求をする野党支持者は小数派でしょうが、最大で9議席、野党全体の比例区議席が増加します。
3. 民主党の比例区票を他野党に移譲しても、野党全体の比例区議席は数議席しか減少しない
では、比例区で野党票を民主党に統合する代わりに、民主党の比例区票を他野党に移譲したら、野党全体の比例区議席はどう変化するでしょうか(No9~13)。民主党の比例区票を他野党に移譲しても、野党全体の比例区議席は、最大でも3議席程度しか減少しません。
以上から、政策を犠牲にして野党の議席数を稼ぐために、比例区で民主党に票を集中させるメリットはないことが確認できます。
4. 2007参院選小選挙区――民主党の17勝6敗だが、民主党の実力は7勝16敗以下だった
「2007参院選――結果分析」をご覧ください。29ある小選挙区で、自民党と民主党が直接対決した選挙区は23あります。民主党が17勝6敗と、11選挙区で勝ち越しています。ところが、そのうち10選挙区で、民主党の比例区票は自民党の小選挙区票を下回っていました。
# 2007参院選――結果分析
http://kaze.fm/wordpress/?p=140
各党の比例区獲得票は、党の実力を最もよく示すデータなので、基礎票と呼ぶことができます。上記の10小選挙区で、民主党の基礎票は自民党の小選挙区票を下回っていたにもかかわらず、民主党は自民党に勝利することができました。
このことは、この10小選挙区で、民主党以外の支持者から民主党候補に票が流れたことを示しています。民主党単独の実力で勝負すれば、7勝16敗以下だったのです。
2007参院選では小選挙区に限らず、「民主党の比例区票が自公(および与党系無所属)の選挙区票を下回っていた」選挙区は、47選挙区中、24 もありました。「民主党の比例区票が自公の選挙区票をわずか数万票しか上回っていなかった」8選挙区と合わせると、32選挙区にも上ります。
5. 完全比例代表制を基準にすると、民主党は約70議席を超過獲得し、他野党は約70議席を獲り損ねる
2007参院選の比例区で民主党の得票率は39.5%でした(表1)。2009東京都議会議員選挙での民主党の得票率は40.8%だから、2007年からほとんど変わっていません。次期衆院選でも2007参院選と同じ比例区得票率を仮定しましょう。
衆院選は、比例区の定数が180、小選挙区の定数(選挙区数)が300で、総定数は480。もしも完全比例代表制ならば、民主党の議席数は、 480×39.5%≒190議席となるでしょう。現行ブロック式の比例区では、表1に示すとおり、85議席を獲得できる見込みです。
では、民主党は次期衆院選の小選挙区でどのくらい議席を獲得できるでしょうか。2007参院選の29ある小選挙区で、民主党は17勝しています。議席獲得率は58.6%です。これを衆院選の小選挙区定数300に掛ければ、約175議席と見積もることができます。
結局、次期衆院選で民主党は比例区で85議席、小選挙区で175議席、合計で過半数の260議席を獲得できると推測されます。完全比例代表制の場合より、70議席も超過しています。
同様に、共産・社民・国民新党・新党日本の獲得議席数を推測してみます。これら4党の2007参院選比例区における得票率は、全体で17.0%です。この得票率を仮定すると、完全比例代表制であれば、4党全体で480×17.0%≒82議席を獲得できるはずです。
4党は、2007参院選の小選挙区でわずか1議席しか獲得できませんでした。次期衆院選の小選挙区でも近似的にゼロと見なせます。現行ブロック式の比例区では、表1に示したように、4党全体でも15議席程度しか獲得できないと推測されます。したがって小数4野党の場合、民主党とは逆に、70議席近くを取り損ねる事態が予想されます。この不公正を“修正”できないでしょうか。
6. 民主党の比例区票を80%他野党に移譲すると、民主党と他野党全体で比例区得票率と全国議席獲得率が一致する
70議席といえば、民主党が比例区で獲得を見込める85議席の約80%に当たります。そこで、民主党の比例区獲得票の80%を共産・社民・国民新党・新党日本の各党に均等に移譲してみましょう(表2 No9)。すると見事に、民主党の比例区獲得議席から70議席を小数4野党に移譲することができます。野党全体の比例区獲得議席数に変化はありません。
その結果、民主党と小数4野党全体のそれぞれで、比例区得票率と全国議席獲得率がほぼ一致するようになります。つまり、比例代表制に近い結果が実現するのです。
7. 民主党支持者が比例区で努めて小数野党に投票することで、政権交代が確実になる
民主党は、小選挙区で他野党支持者の票に大きく依存することで、得票率を超える議席獲得率を実現しています。
政権交代の決め手は、野党が共倒れせず、小選挙区を制することです。民主党支持でない有権者が民主党候補に票を投じるのは、そのためです。
小選挙区制ではこのように、民主党以外の支持者が一方的に、不公正かつ合理的な投票行動を強制されています。したがって民主党支持者には、この事情を考慮して、公正な投票行動が期待されます。比例区では努めて小数野党に投票することが求められるのです。
こうして不公正が修正されることで、民主党以外の支持者が小選挙区で民主党候補に投票するモチベーションが高まり、政権交代がより確実になるでしょう。選挙区すみ分け投票は、政権交代を重視する民主党支持者にとっても合理的な投票パターンです。
# 選挙制度改正運動としての選挙区すみ分け投票の勧め
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太田光征
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今夜はこんなところです。
ではまた・・・
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惜しむらくは民主に票が集中するあまり、共産が議席をかなり減らしてしまったことだ。
都議会民主党には、有権者の期待を裏切らないよう、石原都政に対して厳しく対応して欲しいと思う。
都政に関しては一抹の不安も残るが、政権交代の可能性がさらに高まったことは間違いないだろう。
早く総理を、衆院解散に追い込みたいものだ。...... [続きを読む]
とても参考になりました。
ありがとうございます。
投稿: さとし | 2009年7月24日 (金) 00時52分