何故太陽光発電補助中止?
朝の小石川後楽園
「事業仕訳」は今年の流行語大賞かも知れない。
ネットでやり取りを公開した手法が評価できる。
しかし中身には沢山疑問がある。
項目の選定にも、仕訳人の選考にも、出た結論にも…
私には家庭への太陽光発電の導入補助金を止めるというのが理解出来ない。
中止の理由は電力会社の買い取り電気代を倍にするからだという。
この買い取り代の二倍化は昨日の報道ステーションで菅副総理が何度も言っていたが政府の金は必要ない。
それは全ての家庭の電気代のアップでまかなうからだ。
家庭への補助金をなくし家庭への電気代だけ上げるのは納得出来ない。
あたかも大企業の税金をまけ庶民に痛みを押し付けている今の税制のようであり、民意を反映する比例区の定員のみを削減することのようであり、電気代を払わない人はいないので消費税を少し増税するようなものである。
補助金は1kw当たり7万円で家庭で標準的な3kwで21万円である。
この制度は1994年に導入され日本の太陽光発電の普及に役立ったが2005年に中止となり日本はあっというまにトップの座をドイツなどに譲った。
その反省から今年の1月に復活したばかりだった。
民主党は「太陽光パネルの購入を助成」とマニフェストに書いていたのでこの政策変更はマニフェスト違反でもある。
この補助金がなくなると10年ではペイ出来なくなるだろう。
一般論とは別に私は自分の属する企業と自分の住むマンションで太陽光発電の導入の提案を勧めているがこの補助金打ち切りで立ち消えになる可能性がある。
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