現代短歌研究会のご案内(ミューズへの挑発)への辰巳泰子さんのメッセージ
現代短歌研究会で行う新しい勉強会「ミューズへの挑発」に対して評論されている辰巳泰子さん本人から以下のメッセージを頂きました。
檜葉奈穂さんの作家論の取り組みの姿勢を良く理解されていると思います。
本ブログへの掲載の了解を頂きましたので掲載させて頂きます。
レポーター(私)へのプレッシャーが強くなりました。
以下辰巳泰子さんのメッセージです。
ーーーー
「ミューズへの挑発」は、体裁は普通に歌人論ですが、
内容は奇書と言っていいほど、檜葉さんの才気に支えられています。
檜葉さんはここで、七人の歌人について、七通りの切り口を用意し、七通りの付き合い方をしておられます。
誰にでもできる芸当ではありません。
評論は、たいてい評者の自分語りであって、
わたしなども、評論めいたものを書けばそうなります。
相手を見ているようで、鏡を見ているものです。
しかし檜葉さんは、自分を無くし、人の魂に向き合う姿勢を、貫いています。
自分語りをしようとはせず、七通りの語り、
七通りの切り口を用意する檜葉さんの方法が、
かえって檜葉さん自身を浮かび上がらせるという、
稀有なあり方をしています。
そんな檜葉奈穂に、魅力を感じられた大津留さんを、信頼します。
ーーーーーー
以下のように新しいテキストでの勉強会を始めます。
奮ってご参加ください。
記
1. テキスト
ミューズへの挑発_現代短歌・七歌人論 (単行本)
檜葉 奈穂 (著)
2. 日時 2010念1月から7月まで
第一回 2010年1月28日(木)辰巳泰子 報告者 大津留公彦
第二回 2010年2月26日(金)俵万智 報告者 藤田喜佐代
3. 場所
柏駅西口 喫茶コンパル
4.主催
湖畔短歌会(新日本歌人協会安孫子支部)
5.参考
内容
(amazon「MARC」データベースより)
阿木津英、香川ヒサ、栗木京子、辰巳泰子、俵万智、松平盟子、米川千嘉子の7歌人の作品世界に迫る試み。敢然と生きる強さを体現したそれぞれの歌風を、丁寧に読み解いていく。平易で楽しく読める画期的な女性歌人論。
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