プーチン主義のロシア—新生ロシア 激動の10年
今朝関東地方には2年ぶりに雪が降った。
雪降って昨日と違うセイタカノッポ 公彦
文庫 マンガ プーチン主義のロシア—新生ロシア 激動の10年 (PanRolling Library) (文庫)を読んだ
ソ連という国がロシアという名前になってからのことはニュースとしては知っているが本当のところは私にはよくわからない。
ゴルバチョフ エリツイン プーチン
ロシアという国はいったいどこへゆくのか?
ソ連の巨悪の歴史に何を学ぶか?
ロシアの経済格差 財政破綻 金融危機に何を学ぶか?
社会主義とは?
資本主義とは?
我々はどこから来てどこへ行くのか?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
内容紹介
市場経済は“絶対”ではない!
経済格差、財政破綻、金融危機——
資本主義化で成功を収めた新興起業家と大統領の攻防
オリガルヒを知らずしてロシア経済を語るな
高成長を続けるロシア経済の基盤は、エネルギー産業である。
それは、政府管理のもとにいまや世界有数の産出・輸出国となった
“ロシアの宝”石油が支えていると言っても過言ではない。
しかしただ一度、その宝を個人のものとして所有し、栄華を極めたものがいた。
“オリガルヒ(Oligarch)”の一人、ミハイル・ホドルコフスキーである。
20 世紀末、市場経済化を敢行するため旧ソ連の国営企業が次々と民営化された。
しかし、この「経済革命」の恩恵を受けることができたのは
民営化した企業を手中に収めることのできた一部の人間だけであった。
それがオリガルヒ(新興起業家)と呼ばれる者たちである。
「銀行王」「メディア王」「クレムリンのゴッドファーザー」
そう呼ばれるほど力をつけた彼らは、政権に癒着し、税金を逃れ、
自らの利益のために政府に干渉していくようになる。
一方、国民のあいだには、急速な改革に対する疲弊感と
拡大する経済格差への不満が生じていた。
そして改革の矛盾は国家財政の破綻、世界中を巻き込む金融危機を引き起こした。
人々が安定と秩序を待ち望むなか、
プーチンは政権の座に着き、宝を取り戻さんと動きはじめるのだった——
本書は『マンガ 世界屈指の石油会社ユコス』を文庫化したものです。
内容(「BOOK」データベースより)
20世紀末、ロシアは市場経済化を敢行した。この「経済革命」によって一部の成功者が誕生する。それが“オリガルヒ(Oligarch)”と呼ばれる者たちである。しかしその一方で、ロシア経済は混乱を極めていた。国内の経済格差は広がりつづけ、納税回避・政財癒着によって国家財政すら傾き、ついには金融危機が引き起こされたのだ。自らの利益のために政府に干渉するまでになったオリガルヒたち。彼らの行く手を阻むものなどないかのように思われたが…。ロシアの起業家たちの栄光と挫折の記録。
参考になりましたらこちらのクリックお願いいたします。
→人気ブログランキングへ
良ければこちらもお願い致します
→FC2ブログランキング
更によければこれもお願いします。
→
« マイケルは名ギタリストを残した | トップページ | プロフィールを更新しました。 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 「読んだつもりで終わらせない 名著の読書術」(樋口裕一著) を読み終えた(2016.02.21)
- 世界がジャパニーズマンガを描いてみた]を読んだ(2015.02.15)
- 資本論ネットde勉強会(2015.01.20)
- トーマス・ピケティの「21世紀の資本」を買った(2015.01.10)
- 「きけ わだつみのこえ」の木村久夫には 「もう一通の遺書」があった(2014.08.08)
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: プーチン主義のロシア—新生ロシア 激動の10年:
» 急転直下、小沢氏不起訴の公算強まる [ジャッカルの目]
これもまた、検察のリーク報道なのか? まだ、一部でしか流れていないので、確定的なことは言えないが。 http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010020201001047.html 検察が、小沢氏の起訴・立件は「現時点では不可能」と判断したと言うニュースだ。 こうなると、昨夜私が..... [続きを読む]
» 30日の日比谷大規模集会を「しんぶん赤旗」が報道しないのは目立つ [ペガサス・ブログ版]
1月30日に日比谷野外音楽堂で開かれた,米軍普天間飛行場の即時閉鎖・辺野古への移設反対の集会は数千人の規模で成功した.大手メディアは,例によってほとんど,あるいは全く無視したようだが,不思議なことに「しんぶん赤旗」がこれを一行も報道しない.これは非常に目立った.さっそく問い合わせのメールを同紙編集部に送った.(一日遅れの2月1日の紙面にも全く見あたらない.) 応援のクリック歓迎 今日(2日)メールで返事が届いた.それによると,「日々発生する多くのニュースのなかから、紙面に掲載できるものは限りがある」... [続きを読む]
» 水曜日 憂楽嘲(ごまめの翁)ブログの目次 [護憲+グループ・ごまめのブログ]
10年2月3日 水曜日 憂楽嘲(ごまめの翁)ブログの目次
1・小沢氏不起訴か{/arrow_r/}(ここからお入り下さい)
2・橋本知事に付いて世論調査{/arrow_r/}(ここからお入り下さい)
[続きを読む]
» 「共に生きる」という思想 [road to true]
本日、大須観音「節分会」に参加した。
[画像]
ここの豆まきでは、「鬼は外」とは決して言わない。
ただひたすらに「福は内」をくりかえす。
この観音さまのご慈愛に照らされる地域では、
「鬼」は排除の対象ではなくともに生きる愛すべき存在なのだ。
そこに、ブッシュ流の「敵か味方か」の二項対立はない。
自分とは異なる存在を受容する文化が、昔からこの地域には育まれていたのである。
それは、映画「おとうと」に共通する思想。
僕がこの映画にいたく感動するわけもこのあたりにある。
一見誰にも役立たず、社会に... [続きを読む]
» まずは成功者のブログを見て学ぶ [BTOパソコン比較、直販ガイド]
アフィリエイト日記ですー。
[続きを読む]
コメント