サンデープロジェクト終了の舞台裏
サンデープロジェクトが今日終了した。
日曜討論会とサンプロは日曜の朝に予定を入れる事を妨げた。
日曜の朝は他の人を誘う事も憚られた。
特集が特に良かった。
今日の番組は各党の党首が登場した。
そのあとに宇都宮日弁連会長が登場した。
市民が入った第二次司法改革はじめる。
宇都宮さんは過払金問題での弁護士事務所のcm解禁に反対した
ITJ法律事務所という法律事務所がサンプロ提供している事を宇都 宮さんはよくぞ言ってくれました。
少し古いですが高野孟氏の極私的情報曼荼羅の12月27日に有った記事を紹介します。
http://www.the-journal.jp/contents/takano/2009/12/post_190.html
この番組の終了の裏話が書かれています。
高野氏にも田原氏にも私は批判があります。
特に田原氏の討論のさえ切り方は嫌いでした。
しかしこの長寿番組がこうして終わった(?)事を記録しておく事は意味があるだろう。
——
日曜日の朝に早起きして、フジTV「報道2001」から始まってちょっとだけTBS関口宏の「サンデー・モーニング」に寄ってからNHK「日曜討論」を経てサンプロを観る(だからゴルフは出来るだけ土曜日に)----というのは全国的な地方人士のライフスタイルにまでなっていた。 そうであれば、その文化空間をどう育むかという観点から、サンプロを止めた後にどんな発展的な企画を提起するかの責任がテレビ朝日にはあるはずだが、そんな考慮は何一つないまま、朝日新聞出身の君和田正夫会長(前社長)の「田原嫌い」ゆえの番組打ち切り指令に、初のテレビ朝日生え抜き社長の早河洋は唯々諾々と従った。 早川は、伝説的な大プロデューサー=小田久栄門の直下にあって、「ニュースステーション」や「朝まで生テレビ」やサンプロを作ってきた張本人で、その意味では田原の歴戦の同志である。が、今回彼が田原に対して語ったことは余りにも情けない、ただのサラリーマン社長としての保身の言葉でしかなかった。 「申し訳ない。サンプロを止めろと言っているのは君和田だ。私は君和田に引き立てられて社長になった立場上、何も言えない。黙って受け入れてくれ」だと......。世も末ですよ。加えて早川は田原に、25日の発表を受けて今日のサンプロで「番組終了の挨拶をしてくれ」と要請した。が、田原は「最後まで全力投球でやりたいから」とそれを拒否した。17日のサンプロ忘年会でそのエピソードを披露した田原は「最後の番組ではテレビ朝日が吹っ飛ぶような企画をやろうと思っている」と宣言した。
君和田が田原を嫌うのは分からないでもない。09年4月の「朝まで生テレビ」で田原が、拉致問題の被害者である横田めぐみ、有本恵子について「外務省も生きていないことは分かっている」 と発言したことに対し、家族会から君和田社長(当時)宛てに激しい抗議があり、田原と君和田が深々と謝罪をしなければならなかったという一件があった。この田原発言は事実認識としては全く正しいのであるけれども、取材源や根拠を示せと言われれば困ってしまうような事柄であって、平謝りするしか仕方がなかった。この一件で君和田が酷い目に遭ったことがサンプロ終了の引き金となったことは想像に難くない。「こんな面倒は二度とご免だ」ということだろう。
サンプロ終了は、テレビ朝日のみならずテレビというメディアの衰弱の象徴と言える。
ーーー
サンプロさん
21年間物議を醸してくれて有り難うございました。
テレビ朝日さん
小宮悦子さんをキャスターとする新番組がいい番組になる事を期待します。
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しんぶん赤旗は、中学生時代によく読んでいたが、その追及には舌を巻いていた。
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小宮のやる番組など1年、いや、半年で潰れますよ。潰れなきゃ我々が潰す努力をすべきです。
投稿: さとし | 2010年3月30日 (火) 12時40分