長周期地震動の脅威
「天災は忘れたころにやってくる」
「文明が進めば進むほど、災害は激烈さを増す」
寺田寅彦
NHKスペシャツ メガクエイク巨大地震 第三回 巨大都市を未知の揺れが襲う
長周期地震動の脅威
を見た。
長周期地震というものを初めて知った。
25年前のメキシコシティーの地震ではこの長周期地震によって特定の高さのビルばかりが壊れたという。
そしてメキシコシティーはアステカ王国の遺跡の島の回りを埋め立てて作られた沼地の上の都市である事がその被害が大きかった理由だという。
問題は東京は同じように沼地の上に出来た都市なので大きな被害が予想されると言うことだ。
長周期地震動のリスクは高層ビル設計の中で長年“想定外”とされ続けてきたという。
さらに、長く揺れ続けることによって湾岸部などでは液状化被害が拡大し、建物の基礎や地下のライフラインに深刻な被害を与えるという。
石油タンクが壊れると東京湾は長い間使用出来なくなり物流が止まると言う。
霞ヶ関ビルの時には取られていた長周期地震対策が経済論理優先になり地震対策のおろそかな高層ビルが多く作られて来たと言う。
アステカのことわざに人類は地球の揺れで滅亡するというという物があると言う。
寺田寅彦の予言は常に心されるべきだろう。
ところでこの番組に、高校の同級生 東京工業大学時松孝次教授が専門家として登場したのには驚いた。
彼は地震の専門家だったのだ。
高校の優等生時松君としか知らない私には驚きだった。
今度遭ったらハンサムボーイがちょっと太って見えたよとからかっておこう。
NHKホームページから
【総合】2010年3月7日(日) 午後9:00〜9:49 放送
近い将来高い確率で発生が危険視されている南海トラフでの巨大地震。スーパーコンピューターによる最新解析によると、放出された膨大な地震波のエネルギーは、とくに東京・大阪・名古屋といった大都市圏に集中的に襲いかかり、長く大きく高層ビル群を揺らし続ける「長周期地震動」を発生させると予測されている。関東大震災以後、大地震を知らずに発展を続けてきた日本のメガシティは、その危機を乗り越えられるのか。_未知なる脅威「長周期地震動」の実像を知る手がかりは、25年前に中南米最大の都市メキシコシティを襲った巨大地震に隠されていた。震源からはるか400キロ離れた都市直下で急激に増幅し、およそ1分間にわたってビル群を揺さぶり、破壊した謎の地震波。その背景には、もともと非常に脆弱な地盤を人間が埋立て、都市を築いてきた歴史が秘められていたのだ。_メキシコシティと同様、江戸期以降あいつぐ土地改良と埋立てによって世界最大級の都市を築き上げてきた東京。しかし、長周期地震動のリスクは高層ビル設計の中で長年“想定外”とされ続けてきた。さらに、長く揺れ続けることによって湾岸部などでは液状化被害が拡大し、建物の基礎や地下のライフラインに深刻な被害を与えることも最新研究でわかってきた。にわかに突き付けられた未経験の災害の脅威に、都市文明はどう向き合うのか。最新研究成果と都市の秘められた歴史を軸に、メガシティに迫る危機の実像をつぶさに描き出す。
次回3月14日は最終回で津波についてです。
以上です。
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