蜻蛉から五月雨まで(6月7日から20日までの俳句14句)
@twryossyさんから毎朝5時に送られてくる季語で毎朝作った俳句です。
6月7日から20日までの14句です。
@twryossyさんへのRTと共に残します。
俳句の出来はいまいちですが毎朝送られてるその日にぴったりの季語への返事としてもRTと返信の句が出来ていることは満足しています。
是非毎朝の俳句友達になって下さい。
twitterで @twryossyをフォローすれば季語は毎朝送られてきます。
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2010年06月20日(日)
遅めのおは! RT @twryossy: 【今日の季語】五月雨(さみだれ):「さつきあめ」の読みも。また動詞「さみだる」の形も用いる。「梅雨」が雨と気候の両方を兼ねるのに対してこちらは雨そのものについていう。◆さみだれや大河を前に家二軒(蕪村)
さみだれの中呼びあえる猫二匹 公彦
2010年06月19日(土)
おは! RT @twryossy: 今日の季語】菜(どくだみ):梅雨の頃、湿った場所に淡黄色の穂状の小花をつける。茎や葉に悪臭があるが、生薬として薬効のあるところから「十薬(じゅうやく)」の別称もある。◆十薬や傷吸ひ呉れし母のこと(梅木たろう)
どくだみや抜かれてもなお花つける 公彦
2010年06月18日(金)
おは! RT @twryossy: 【今日の季語】髪洗う:「洗い髪」の名詞形も。現代では洗髪は日常のこととなって季節とのつながりは失われたが、髪を洗った後の清涼感はやはりこの時期にふさわしいものであろう。◆洗ひ髪路地吹き抜くる風のあり(鈴木真砂女)
洗い髪サッカーゴールと共に揺れ 公彦
2010年06月17日(木)
おは! RT @twryossy: 【今日の季語】鯰(なまず):梅雨のころ産卵のために細流や水田に姿を見せるところから「梅雨鯰」とも呼ばれた。肉質は柔らかで味も淡泊なところから「鯰鍋」として食される。◆長靴に鯰を入れて子の帰る(永岡はな)
父として鯰を捕りし日の夕日 公彦
2010年06月16日(水)
RT @twryossy: 【今日の季語】薬降る:この日正午に降る雨はこんな不思議な名で呼ばれる。竹の節に溜まった雨水は「神水」の薬効ありとされ翌年は豊作と。◆刀身の青白くあり薬降る(金子正昭) #jhaiku #kigo ⇒kigoの前の#を落としていました。御免
薬降る薬の要らぬを寿ぎて 公彦
2010年06月15日(火)
おは!RT @twryossy: 【今日の季語】入梅(にゅうばい):暦の上では立春から百二十七日目が「梅雨の入り」であるが、現代は気象庁が梅雨入り宣言をする。「つゆいり」を縮約して「ついり」とも。◆樹も草もしづかにて梅雨はじまりぬ(日野草城)
日本中眠たそうなりこの入梅 公彦
2010年06月14日(月)
おは! RT @twryossy: 【今日の季語】夏蒲団(なつぶとん):「夏掛(なつがけ)」「夏衾(なつぶすま)」などとも。冬の季語「蒲団」に代わって、軽くて肌触りがよく汗を吸いやすいものの出番となる。◆明け方の手足にさぐる夏蒲団(北村貞美)
在れば暑く無ければ寒き夏布団 公彦
2010年06月13日(日)
おは;RT@twryossy: 【今日の季語】短夜(みじかよ):「明易(あけやす)し」などとも。夏至の近づいたこの時期は朝四時ごろからあたりが白んで来る。時間の長短の感覚を季節に及ぼした季語の一つ。◆手を胸に置きしままなり明易し(山口いさを)
サッカーや何やかにやで明け易し 公彦
2010年06月12日(土)
蟻地獄後戻りできぬたつきかな 公彦
2010年06月11日(金)
おは!RT @twryossy: 【今日の季語】紫陽花(あじさい):「四葩(よひら)」「七変化」などの別名も。土質や開花後の日数により色を変える。日本原産のガクアジサイが母種で万葉集に例歌がある。◆あぢさゐの毬(まり)は一つも地につかず(上野章子)
さだまりに今年もまあるく額紫陽花 公彦
2010年06月10日(木)
おは! RT @twryossy: 【今日の季語】時の記念日:短く「時の日」とも。初めて漏刻(ろうこく=水時計)が設置された天智天皇十年(671)四月二十五日(陽暦六月十日)を記念して大正九年に制定された。◆時の日や猫の時間はゆっくりと(金指正風)
時の日や今朝も五時半に句作する 公彦
2010年06月09日(水)
おは! RT @twryossy: 【今日の季語】清水(しみず):一年を通して存在するのに「泉」と同じく夏の季語であるのは、これが涼感を呼ぶためである。連歌では「汲む・結ぶ」と併せて初めて夏季とされた。◆水筒に清水しずかに入りのぼる(篠原 梵)
清水汲む日本アルプス背負いつつ 公彦
2010年06月08日(火)
おは! RT @twryossy: 【今日の季語】若竹(わかたけ):「今年竹」とも。竹藪のそこかしこから釣り竿を立てたように勢いよく生え出た竹がやがて(たけのかわ)を脱いで鮮やかな青緑色を見せる。◆濡縁に母念(おも)ふ日ぞ今年竹(石田波郷)
若竹や母後ろ手に歩むなり 公彦
2010年06月07日(月)
おは!RT @twryossy: 【今日の季語】蜻蛉生る(とんぼうまる):水中に住む蜻蛉の子は「やご」「太鼓虫」などと呼ばれ、何度かの脱皮の後に成虫として羽化する。そのはかない繊細な姿をとらえた季語。◆蜻蛉生るかなしき翅をひろげつつ(柏崎夢香)
蜻蛉生る大分川の広きかな 公彦
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