みんなと同じ格好をしなかったからよ(映画「ココ・シャネル」)
1977年仕事先のイラクの帰りにパリでシャネルの19番を妻への土産に買った記憶がある。
そのシャネルの映画「ココ シャネル」を今夜妻とBSで観た。
映画が始まって私が「なぜこれ英語なの?」と聞くと妻が「シャーリーマクレーンが出るんだからアメリカ映画でしょう。」という。
ここはフランス語でやって欲しかった。
「ココ」という名前が付く理由となった歌はフランス語で歌っているのだから。
シャネルの生き方は矜持に満ちている。
形に自分を合わせるのではなく自分に形を合わせる。
客にもその客に合ったファッションを提案した。
戦時中のドイツへの協力で非難される向きもあるようだがその人生は魅力的だ。
単なるファッション映画ではなく人生論だ。
電気工事士の試験も終わったので久しぶりにゆっくりと見ることができた映画だった。
公式サイトにココシャネル語録がある。
その珠玉の言葉から彼女の生き方を最も現す言葉を紹介しよう。
みんな私の着ているものを
見て笑ったわ。
でもそれが私の成功の鍵。
みんなと同じ格好をしなかったからよ。
ココ・シャネル 映画予告
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sonokaさん
コメント有難うございます。
女性にはシャネルは永遠の魅力があるでしょう。
この映画は人生も教えてくれます。
投稿: 大津留公彦 | 2011年3月 2日 (水) 06時04分
先日シャネルのバッグをかいました!!映画レンタルになったら観たいです!!予告ありがとう
投稿: soyoka | 2011年3月 2日 (水) 00時50分